オマーン・マスカット空港のプライオリティパスで利用できるプライムクラスラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
ラウンジレポート
マスカット空港のプライムクラスラウンジについては24時間営業であり、エアサイドにあります。プライオリティパスでは最長3時間となります。ただし、課金で再度プライオリティパスのカードを通すと3時間ごとに増えていきます。
ラウンジは空港のエプロンに向いており、エアポートビューであります。かなり広大なラウンジでありますが、フードエリアが近いこの辺り場最も混んでいるところでした。
色々な施設があり、シアタールームのようなところもあります。メインエリアは混んでいますが、この辺りは誰もいませんでした。
ラウンジの奥でわかりにくいところには仮眠ができるようにエリアもありました。最初行ったときはひとり、いびきをかいて寝ていましたが、数時間後に行くと写真のとおり誰もいませんでした。
ビリヤード台などがあるプレイルームもあります。日本にいるとこんなスペース関係ないと感じてしまいますが、使う人が多いのですかね。
役員会が出来そうな会議室もありました。空港ラウンジで重要事項を決定することはないと思いますが、それもできてしまいそうです。旅行系YouTuberとかはコスト削減でここからライブ配信をしそうですが。
キッズルームもあります。後述するファミリールームと言う名の仮眠室の近くにあり、意外とキッズルームの声が届くので利用率は高いようです。
同ラウンジにはシャワールームが結構あります。ただ、利用したいと思った時にはタオルがないので利用できませんと言う不可解な事態に陥りました。リネン業者待ちだったのか不明ですが。
電源関連はユニバーサルタイプなので日本から持って行ったACアダプタもそのまま利用できます。また、USBについてはAとCがあるので便利であります。この辺りは新しい施設を感じさせます。
キッズルームに隣接するファミリールームであります。仮眠する人には絶好のエリアであります。
後述するベッドルームを予約した際にベッドルームかあくまでこの場所もあるので寛いで下さいみたく言われたので利用してみました。
結構広いエリアであります。テレビはリモコンがないので利用できませんでしたが、仮眠専門のようなので関係ありません。
同ラウンジはシンガポールのようにキンキンにエアコンが効いており、寒いくらいでした。ブランケットはなく、長袖をバックパックから取り出して羽織っても寒いくらいでした。
ただ、靴を脱いで足を延ばして横に慣れるのは快適であり、夜行便でもあったので3時間ぐらいほとんど動かずに横になっていました。
フードエリアについても結構充実していました。朝なので味の濃い肉料理はありませんでしたが、結構なスペースがあります。右隣りにはバーカウンターもありますが、朝なのかラマダン時期なのか営業していませんでした。
ラウンジの質を比べる際の指標となる生野菜ですが、充実していました。オマーンと言うとインゲンが産地であり、インゲンがあると思いましたが、青唐辛子でした。ピーマンに似て食べやすいのか、漬けないと食べられないくらい辛いのか不明でありますが、今回は手を付けませんでした。
ベッドルームに突撃ドキュン
さて、同ラウンジの醍醐味であるベッドルームを利用してみました。受付で順番待ちに登録してタイミングをみて空いていたら利用できる不思議なシステムであります。
最初にラウンジに来た時にすぐに受付で登録したのですが、先述のファミリールームで随分見てしまい行くと順番待ちから外されており、再びエントリーされて1時間ほどで受付に行くと利用可能となりました。
ベッドルームは8室あり、鍵はカードキーではなく、オーソドックスな物理鍵でした。今回は搭乗時間まで90分ぐらいの余裕がないのちょこっと利用でした。
ベッドルームはラウンジなので大したことはないかと思いましたが、トランジットホテルと遜色ない清潔で豪華な部屋でした。東横インよりは確実にグレードが高いです。
テレビはソニー製でしたが、こちらもリモコンがなく利用することができませんでした。中東は日本製のものが今で多いと今回の旅で感じました。


扉が閉められるクローゼットがあり、電源は同じくユニバーサル対応であり、コートヤードにでも滞在しているのかと勘違いしてしまいます。
窓からの景色はメインではありませんがエアポートビューでした。日差しがきついのかデフォルトはカーテンは閉められていました。
トランジットホテルの場合、トイレとシャワールームは共同であることも多いですが、同ラウンジは何と室内にそれぞれありました。水流も問題ありませんでした。


バスアメニティもきちんとあり、プライオリティパスでこれだけ充実しているのはなかなかありません。タイミングが合えば5時間ぐらい利用できたのかもしれませんが、束の間ではありますが、夜行便からの再起動が出来た感じであります。
最後に
今回はオマーン・マスカット空港のプライムクラスラウンジを利用しました。ラウンジとしては充実しており、十分すぎる感じでした。それに加えて高級ホテルに1泊するようなベッドルームがあるのは世界的にも珍しいと言えます。
チューリッヒ空港にあるスイスインターナショナルエアラインズのファーストクラスラウンジに同様にベッドルームがあるようですが、プライオリティパスがあると利用できると言うのは貴重です。世界は広いのでこうした設備は知らないだけで意外とあるのかもしれませんが。