カタール航空でオマーンのマスカットからカタールのドーハまで利用してみましたので、お伝えします。
世界トップクラスの快適さのマスカット空港
以前、訪れた時は昔からの空港という感じであったマスカット空港ですが、いつの間にか全く新しくなっており、中東だけでなく欧州の空港と比較してもとても豪華で清潔感が漂う空港に生まれ変わっていました。
ターミナルはドバイと比較すると大きくはないのですが、豪華なトランジットホテルもありました。豪華なだけに数時間の滞在でもでも2万円ぐらいにはなりますが。
高級ホテルのようなターミナルを歩きゲートに向かいます。
本日のゲートはA11でした。サイネージも高級感が漂います。昼のフライトなのでガラガラでしたが。
カタール航空・短距離便の機内設備
短距離なので有料で非常口席を買うことなく、普通のシートピッチです。カタール航空らしいカラーリングです。


普通のシートなのでシートピッチはスカイトラックストップキャリアとはいう感じではありません。また、シートモニターもなく、シンプルであります。同じくトップクラスのANAと比較するとナローボディー機としては物足りなさも感じます。
ただ、機内の清潔さはこの旅で乗ってきた他のキャリアと比較すると抜群な感じです。


昼なのか不明ですが、利用客は大人の休日倶楽部でも利用していそうな、年齢層高めの個人旅行客が多く、ビジネスマンもあまりいませんでした。かなりの割合で色の白い人が多く、観光なのか何なのか不思議な感じでした。
また、LCCのように若年層や荷物多めの乗客も少なく、不思議な感じでした。
短距離でも充電ポートがあるのが、世界一のキャリアと言うところでしょうか。
離陸するとWiFiがオンとなり、シートモニターはないものの自分のスマホで機内エンターテイメントを利用することができます。接続トラブルとかもなく、スムースに利用できるので、この辺りもトップクラスのキャリアと言えます。
機内食
安定飛行に入り、使い捨ておしぼりが配られます。この辺りはANAも同じですが、デザインはカタール航空の方が上です。
続いて機内食であります。1時間未満のフライトですが、機内食があります。つまむくらいのものでありますが、エコノミーとしてはかなりの待遇です。
ドーハ空港
機内食もまもなく、着陸体制です。アブダビ上空を通過してドーハへの着陸はあっという間です。日本だとこのくらいの距離であれば、鉄道や高速バスが選択肢となりますが、砂漠と海の連続の同エリアでは飛行機がエッセンシャルのようです。飛行機社会のアメリカともまた違った環境です。
小型機の宿命なのか沖止め最高であります。ハマド国際空港はカタール航空の拠点であり、広大な空港です。羽田の沖止めとは違い、バスでの移動時間もかなり長く、カタールは日本よりも面積は小さいですが、空港はかなり巨大でした。
沖止めバスは終点までノンストップで行くと思いきや、途中下車もあり、間違ってしまったのか降りてしまいます。パスポートコントロールに行くまで交通システムに乗ったり、何度か聞きにながらアクセスとなってしまいました。
迷路のような動線でした。ドーハから出国の時はスムーズでしたが、不思議な経験でした。
入国も自動ゲートはなく、有人手続きであり、昼間でも結構時間がかかりました。このあとは地下鉄で市内まで向かいます。
地下鉄駅まで結構遠く、最近できた割にユーザーインターフェースは無視している感じるところもあります。
ドバイとかも結構遠いですが、結構遠く地上駅かと思うと歩かされて地下に潜るというなかなかの駅であります。この辺りはHNDのほうが優れています。
クレジットカードのタッチ決済は利用できないので改札でICカードを購入してチャージして改札を通過します。
駅名票はHamad Intl Airport T1と書かれています。Hanedaと見間違ってしまいそうです。
地下鉄はグリーン車みたいな一等席と普通席に分けられています。ドバイの交通システムも確かそうだったです。ワールドカップが開催されたからか地下鉄車両にはサッカーボールがあったりします。日本人からするとドーハでサッカーとなると悲劇と奇跡しか思いつきません。
地下鉄の利用者は外国人以外はほぼ男性であり、インドからの出稼ぎ労働者が圧倒的であります。現地の女性はほぼ利用していない感じでした。小生は男性だからかわかりませんが、治安的には不安はない感じでした。ほとんどの乗客はスマホに集中していて、変な人は少ない感じでした。
最後に
今回はサービスでは世界トップクラスのキャリアであるカタール航空の短距離便に搭乗してみました。日頃同じくトップクラスのANA便も短距離便は搭乗していますが、珍しさからサービスは印象的でした。
同じくトップクラスのシンガポール航空もチャンギからクアラルンプールまで搭乗したことがありますが、絶妙な感じであります。