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エチオピア航空搭乗記 アジスアベバ→マスカット 二度と乗らない

エチオピア航空でアディスアベバからマスカットまで行ったのですが、前代未聞のトラブルに巻き込まれましたので記事にしてみました。

役立たずなビジネスクラス向けサービス

今回、搭乗するET624便は深夜便であり、飛行時間も4時間以上あるので、最初から非常口席を確保していたのですが、旅も後半となるので結構疲労が蓄積していて、オークションアップグレードの誘いが頻繁に来るのでそれに乗ることに容易くアップグレードでき、ダルエスサラームから到着後にビジネスクラスラウンジでビジネスクラスの搭乗券に変更してもらいます。

その後はビジネスクラスラウンジにてかなり長い時間ですが、寛ぎます。と言っても痛さはないものの、トイレに頻繁に行くようになり、あまり気分は良くなかったですが。

ビジネスクラスラウンジのサイネージと搭乗口と搭乗券に印字された搭乗口が違う表示であり、搭乗口変更があったかと思い、頃良い時間に新しいゲートに。

そこに行くとビジネスクラス利用者向けのバスゲートであります。ラウンジからすぐのところにあり、これは良いサービスと思い待機します。

しかし、カウンターにはバスで移動するような時間になってもスタッフはおらず、自分でエレベータを降りて移動するのかと思い、エレベーターのボタンを押そうとすると近くにいた学生バイトみたいなスタッフに制止されます。しかし、それだけが仕事なのかフライトのことは何もわかりません。

時間は経過してビジネスクラスラウンジから出てきた顧客が座れないくらい混んできたころにスタッフが来て、機能していない旨を継げます。辺りは混乱となり、結構騒然としていました。

もうその頃にはET624のゲート閉鎖時間でありますが、スタッフは正規のゲートに行けと言われるので走りながらバスゲートに行きます。

ちょうどもう一人同じ便のおばちゃんがいて、その人は無線でリレーされていたのかゲートに行くとその人は間に合ったのですが、話が通っていなかったので、自分はただの乗り遅れた人扱いでビジネスクラス搭乗客なのにカスタマーサービスに行けと言われるのみであります。ビジネスクラスラウンジに行っても、カスタマーサービスに行けであります。ANAラウンジにて同じことを言ったらどうかと考えてしまいました。

乗り損ねてしまったのは事実なので、被害を最小限にするため、後続のフライトやホテルのキャンセルをしようと空港無料WiFiに接続しようとするも混雑して接続できずにeSIMを購入して、キャンセル手続きをするも、翌朝マスカットから乗るフライトは間際過ぎて全損となりました。

ETのカスタマーサービスは激込みでスターアライアンスゴールドレーンはあるものの、スタッフは仕事量が多いのか無視されます。

ETを利用しないで早々にアディスアベバを離れたいと思い、検索と格闘して2時間近く格闘するも、なかなか良いルートが出て来ず諦めの境地なります。

こんな境地に追い込んだキャリアを利用するのは不本意ながらも、手数料を取られても、1日遅れても最適解となだめて、カスタマーサービスに行きます。

するとカウンターは時間も経ったのか空いていて、手続きに入ります。何で乗り遅れたと言われて、ビジネスクラス利用者向けのバスゲートが機能していないと言うと、隠蔽なのか聞き流し、翌日のフライトに変更します。ビジネスクラスはキャンセルされましたが、最初に確保していた非常口座席は用意してくれます。まじめなスタッフに当たったようです。

この変更手数料で275USDが発生します。マスカットからの後続フライトの料金が全損している中でさらなるダメージであります。ただ、ET同士の乗継で長時間の乗継時間があるルールが適用されて、ホテルはET提供無料となりました。

ただ、ホテルの手配は出発階から到着階に降りたところにあり、移動することとなります。そこに行くとホテルの手配してくれるのですが、最初は空港近くのETが用意するなかなかのホテルであり、そのホテル名のバウチャーもメールで届きましたが、その後にバックスピンがかかり、空港から30分ぐらいもかかるホテルに変更されます。踏んだり蹴ったりであります。

時刻は25時を過ぎており、今朝はザンジバルを6時前に出発してクタクタであります。ただ、空港までの送迎は無料であるので我慢しながら移動であります。

到着したホテルはビジネスホテルのようなところであります。食事はチェックアウトの夜まで3食付きと良いのでありますが、設備はガタガタであります。まず、テレビの電源以外のコンセントはすべて機能していなく、エアコンは無し(暑いはないものの夜は寒かった)、入り口のカギがかからないなど驚きであります。

さらに、驚いたのはチェックインの際に、プリズンブレイクの悪役にそっくりなマネージャー級の人がバイスプリングを進めてきます。国営の航空会社から委託を受けているところで、搭乗客を相手に今の時代ではあるまじきビジネスをしていると感じ、さらにはET自体なのか、担当者なのか還流されていると思うと、事実確認はしていませんが、酷い目に当たってるのにトリプルパンチであります。

お腹の調子も良くなく、寝不足でもあり、結局はチェックアウトするまで水しか飲まずに爆睡することとなりました。部屋にはペット水がなかったのでフロントに行くと有料と言われ、言われるがままに買いますが、翌朝に水が尽きて、ちょうどその頃、ハウスキーパーが動き出しており、その人に水とトイレットペーパーを頼むとタダてした。

寝て意識がない時間以外はとにかく、イライラさせられるホテルであり、一刻も早くチェックアウトして空港に行きたいと思い、早々にチェックアウトを要請するとタイミング良く同時に空港に行く客がいるのかOKがでて空港に向かいます。

ホテルまで送ってくれたドライバーであり、昨夜、空港に行くのは渋滞するので早めて欲しいと言ったものの聞く耳持たずでしたが、案の定、空港から離れて街の中心部を通過するので渋滞であり、極東の見知らぬ人間の方が正解でした。悪夢の1日は終わり、ようやくアディスアベバから離れられます。

搭乗

前日にひどい目に遭ったヒジネス向け・バスゲートであります。自身を含めた相当数のハレーションがあったのかゲートは閉鎖されていました。誰もいません。普通はこれだけでも返金級であります。

夜のボレ空港は活況があります。活況と言えば聞こえは良いですが、座る場所はほとんどありません。まあ、昭和時代の日本もそうだったので、何とも言えませんが。

先日乗り損ねたゲートと1番違いのゲートであります。ゲートが混み過ぎて、その手前で抑止をかけている様です。ET国営スタッフはまるで乗客を羊のように叫んで誘導していました。

ゲートでチェックインの際も乗り損ねたことを聞かれたりするのはお前は馬鹿かというレッテル貼りなのか、自分たちに非があるのでリマークされているのか不明であります。とにかくこのバスゲートは不快な空間でした。

バスで移動して搭乗です。非常口席の恩恵はありつつも、どれだけの損失をしたことか。

まあ、シートピッチは良いのですが、シートモニターなしであります。隣席はブロックされたのか空席でしたが、通路側席は体重120kgぐらいありそうな巨漢でした。

また、この巨漢が離陸前に眠くなってしまったのか、自身のA席右側の肘掛けにうなだれてしまいます。スマホのライトを点灯させると驚いて元の位置に戻りました。

お腹の調子も良くないのでドリンクだけとしますが、これが良くないのか空腹なはずなのですが、異常にお腹が張り、フライト中に3回もトイレに行ってしまいました。

飲んでないとやっていられない気分であり、アルコールを飲むと体調には良くないのは理解していますが。

飛行時間は4時間なので消灯もありますが、先述のとおりお腹の調子(激痛はないので意外と我慢はできますが、不快感満載です)

ようやく、マスカット到着であります。CAさんが満足ですかと聞いて来たので、はいとは答えたものの、普段、こうした質問をされることはないので何かしら今回のフライト顛末があったのでしょう。個人的には災厄の根源であるアディスアベバから離れれば、何とかなるという気持ちしかありませんでした。

8年ぶりのマスカット空港であります。オマーンは結構日本とも縁がある国であり、砂漠の国ではありますが、海岸線の多い国でもあり、日本人には風光明媚と感じるかもしれません。

そんなマスカット空港ですが、以前の原型がないくらい変貌しています。入国すると結構な費用が掛かるので今回はトランジットでターミナル内だけでしたが、素晴らし過ぎです。

また、お腹の調子も空港内の薬局で買った薬が魔法のように効いてこの後の旅を快適にします。マスカット行きを選択したのは失敗でしたが、良い勉強と思うしかありません。

最後に

これまで1,000回以上利用しており、上級会員としてもかなり経歴はあります。それなりに飛行機に乗る作法はあり、ルールと時間は厳守はしています。

しかし、今回のフライトはビジネスクラス利用搭乗客に焦らせ、諦めを生んだフライトであり、結果的に自信に非がないにもかかわらず、経済的損失を生じたケースであります。

カスタマーサービスにリファンドを要求していますが、結局、オークションアップグレードのみの返金を連絡してきて、本質部分の変更手数料の返金はリクエストしていますが無答です。対応が良くないですね。

表題通り、2度と乗りたくないキャリアであり、やめたいところでありますが、今後アフリカに行くことを考えると利用せざるを得ないところもあり、忸怩たる思いです。まあ、使わない選択肢は色々とありますが。考えるのが面倒です。

2025年はこのほかにも天気に恵まれずに欠航が2週連続するなど旅程を変更されることが、旅行運が良くないようです。

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