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【プライオリティパス】マンチェスター空港でラウンジ巡り

マンチェスター空港でラウンジ巡りをしてみましたので、お伝えします。

マンチェスター空港にてプライオリティパスで利用できるラウンジ

マンチェスター空港はターミナルが3つあり、各ターミナルにプライオリティパスで利用できるラウンジがあります。以下のとおりです。

第1ターミナル

The Escape Lounge

Aspire Lounge

第2ターミナル

Aspire Lounge

The Escape Lounge

第3ターミナル

The Escape Lounge(2か所)

ということで、各ターミナルにプライオリティパスで利用できるラウンジがあり、基本的にはアスパイアとエスケープの各ラウンジが利用できるようになっています。今回はターミナル1を利用し、エアサイドにある2つのラウンジを利用してみました。

アスパイア・ラウンジ

まずはターミナル1のアスパイアラウンジに行ってみます。成田空港のアスパイアラウンジはプライオリティパスでは今のところ、利用できないため、興味津々であります。

プライオリティパスのほか、ダイナースクラブなどもアクセス可能であります。ラウンジ営業時間は4:00-21:00となります。混雑時は制限がかかる場合があります。

ラウンジ全景であります。結構、混雑しており、盛況のように見えます。ラウンジ自体は広く多彩な座席があり、基本的にはテーブルにソファ席であります。

腰を深くかけられるソファ席も有ったりします。シートピッチはそれ程でもありませんが。

ワークスペースも有ります。椅子が二つあるのは不思議な感じでありますが、荷物おきにすれば快適そうではあります。

ファミレスのシートのようベンチシート席も有りました。最近、会社とかでもこうした打ち合わせブースが多いですね。

クワイエットゾーンもあります。何となくQRコードを思い浮かべてしまいますが、こちらも基本はソファ席が多くなっています。

一番奥には写真が飾られており、コンコルドの写真も有りました。マンチェスター空港(MAN)はA380が離発着できるのですが、コンコルドが離発着可能だったかと調べてみると、BAで現役だったコンコルドが退役後、同空港に飛んできて、それ以来博物館で展示されているという事で、コンコルドとは縁がある空港であります。博物館に行っておけば良かった。

出発案内もあるので、ギリギリまで滞在できそうであります。

電源についてはイギリスオリジナルのコンセントとUSBポートは普通でありますが、ヨーロッパ大陸からの利用者も多いのか大陸標準の豚の鼻の電源ポートも有りました。

ただ、壊れているのか日本規格のケーブルに反応しないのか充電できないものが多かったです。充電できる席も有ったりと、意外と海外では充電問題があり、ポートを合わせたとしても充電出来ないことがよくあります。やっぱり、パソコンはスタミナバッテリーな方が良いと痛感しました。

水やり等が容易なのか多肉植物が多いのも印象的でした。昔、やけどと感じた時にアロエを塗ると良いというのが有りましたが、大量の氷水に浸した方が遥かに効果がありそうであります。

ラウンジの窓からは既に30年くらいの実績があるLCCのEasyJetが沢山見えます。イギリスではFSCはブリティッシュ・エアウェイズとヴァージンアトランティックがメジャーでありますが、国内線はLCCが台頭しています。

日本は今のところは国内線はJALとANAがメインですが、この先、どうなるかわかりません。オリンピック断念、新幹線開業延期と凋落スパイラルに続くと、いずれ見える世界かもしれません。

続いては、ドリンクとフードであります。ドリンクについては基本的に、バーカウンターでオーダーします。有人窓口にすることでドリンク消費量を抑える効果があるのかもしれません。その分、人件費はかかるわけでありますが。

パンとかふんだんにあります。まあ、積極的には食べませんが。日本のラウンジだと炊飯器が置いてあると合格点のようなイメージなのかもしれません。

サラダ類は生野菜からハム、チーズなどあります。サラダは色々な野菜がミックスされているのでそれなりであります。ここはやはり、イギリスと言うことかもしれません。

ホットミールはカレーっぽい料理の横にタイ米のようなご飯とプチなナンがありました。その横にはペンネ・アラビアータがあり、かなり味が濃いので酒あてとしてしまいました。本当はタパスコをドバドバかけたかったのですが、タバスコはないのですが、それでもかなりの塩気でしたので、ワインあてには満足でした。

混雑はしているものの、ラウンジが広く、意外と滞在時間が長かったアスパイア・ラウンジでした。

エスケープ・ラウンジ

続いてはエスケープ・ラウンジであります。アスパイア・ラウンジの目の鼻の先にあります。こちらはプライオリティパス、ダイナースクラブ等の他にラウンジ・キーでも利用できます。

受付はそれほど大きくありませんが、デザインの効いた受付であります。BoConceptで売っているような銅色のランプが特徴的であります。また、空調のダクトがインダストリアルにむき出しとなっています。

また、ラウンジと言うとフードエリア以外はカーペットと言うイメージがありますが、タイル張りが多いのも同ラウンジの特徴でもあります。

エスケープ・ラウンジの営業時間は4:00-18:00であります。アスパイア・ラウンジの方が遅くまで営業してるいので、利用の順番をしくじってしまいました。まあ、逆にしたとしても、夜になるとアスパイアは混雑で入れなかったかもしれませんが。

ラウンジ自体はパープルとレッドのPUレザーチックなチェアで構成されており、印象的であります。こちらのラウンジは窓がなく、広さもアスパイア・ラウンジと比較すると小さい感じであります。

世界時計があるところが端であり、それほど広くありませんが、ラウンジ内にはトイレがあったりと設備は充実しています。

雑誌も有りますが、あまり利用されている感じではありませんでした。まあ、スマートフォンの方がはるかに楽しいコンテンツでありますから。

ラウンジの終わる頃に行ったため、フードとドリンクはやっつけ感がありましたが、必要最低限のものは有ると言った感じでした。

サラダ類に関してはアスパイアラウンジと比較しても種類が多く、こちらの方がむしろ良いのではないかと感じてしまいました。

ホットミールについては、閉店間際とは言え、肉肉しいメニューが多く、肉食の人はこちらのラウンジの方がベストかもしれません。ケチャップやチリソースもあるので、お酒とともに味濃く楽しみたい人は、こちらの方が進みそうであります。

営業時間と利用できる時間をうまく計算して、ラウンジ巡りは重要かもしれません。

最後に

マンチェスター空港でのラウンジ巡り(ターミナル1のみですが)をしてみました。アスパイア・ラウンジは広さと景色という印象であります。座る場所がないとそもそもラウンジ利用ができないため、まずは広さが正義であります。

一方で、エスケープ・ラウンジは窓がなく、広さもアスパイアほどではないのですが、フードについては肉比率が高く、お腹が空いていたり、肉好きの人には満足できるかもしれません。

また、両ラウンジにおいては営業時間がかなり異なるため、空港アクセス時間や出発時間を考慮に入れて、使い分けプランを組む必要があるかもしれません。

結論としてはプライオリティパスの会員は世界中、結構多いと言う感じでした。

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