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成田空港 第1ターミナル IASS エグゼクティブ・ラウンジ レポート

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成田空港ターミナル1にあるプライオリティパスでも利用できるIASSエグゼクティブ・ラウンジを利用してみましたので、お伝えします。

場所

場所はターミナル1の5階にあり、国際線出発階のさらにワンフロア上にあります。後述しますが、利用できる人は国際線出発、到着、国内線出発となります。国際線出発は良いとしても、それ以外は到着フロアまたは国内線出発フロアから5階まで上がらないといけないので、ちょっと難であります。

成田空港の動線は昭和時代にできたので、かなり上下移動があり、エスカレーターとかは昭和のデパートのレストランに行くみたい感じです。

そして、その5階もチェックインカウンターの真上ではなく、水平移動の上にエスカレーターで上がるので、ますます、距離感を感じます。

国際線出発の場合は、プライオリティパスを持っていたら、さっさと出国してエアサイドにあるプライオリティパスで利用できるラウンジに行こうかと思ってしまいます。

ラウンジアクセス

ラウンジアクセスについては日本発行のクレジットカード所有者の他に、プライオリティパスでも利用できます。門戸は広い感じであります。営業時間午前7時~午後9時であります。これはいいのですが。

ラウンジレポート

ラウンジ自体は全部で50席あるかどうかくらいのスペースであります。最近、リニューアルされたのかモダンなデザインであります。隣席との間隔や向かい席とのシートピッチはそれほど広くない感じであります。

カウンター席もあり、パソコン作業をする人はこちらが良いかもしれません。門戸が広いラウンジでありますが、混雑はしていなく、やはり立地が影響しているのかもしれません。逆に言うと、空いていて穴場なのかもしれませんが。

窓もあり、ラウンジとしては明るい空間であります。簾のようなシェードでありますが、その先は飛行機が見えると思いますが、ターミナルの建物ビューでした。

設備系ではAC電源の他にUSBポートがあり、空港共有のFree WiFiではなく、ラウンジオリジナルのWiFiでした。この辺りは良いかもしれません。

ラウンジ内には何故かエールフランス(AIR FRANCE AF)のポスターがやたらと飾られていました。最近、YouTubeのコンテンツの視聴を始める際に、広告が流れるのですが、そのほとんどがエールフランスのCMしかも15秒縛りばかりであり、フランス独特のCMがワンパターンであります。Google含めてエールフランスとか検索はほぼないですし、欧州内の利用もルフトハンザグループ利用がほとんどなので、ちょっとメランコリーであります。

雑誌コーナーはかろうじて新聞がありますが、雑誌はクレジットカード会社発行の雑誌ばかりであります。以前は、センテンススプリングをはじめとして、週刊誌があったと思いますが、もう、そうした時代ではないのでしょう。

ラウンジ側で経費として置いてもメリットは少なく、発行者側もタダで配布する体力もないと言えます。インターネット、スマホの普及が大きく世の中を変えた事例を目で感じられるところとも言えます。

クレジットカード会社発行の雑誌であります。この原資はカード年会費と加盟店からの手数料、分割・リボ払いの利息、雑誌への広告料といえますが、こうした雑誌を発行するビジネスモデルの広告料がそれほど獲得できているのか不明ですが、こうした雑誌を発行するコストを還元ポイント・マイルにすればと思いますが、裾野ビジネスが経済を回しているということでしょうか。

ドリンクカウンターであります。最近の新築マンションのような木目素材であります。ドリンクについては絶対、ソフトドリンクです。言わんばかりの構成であります。クレカまたはプライオリティパス保有でもこれでは、スルーしても良いのではと思ってしまいます。

アルコールについては下記の通りです。

アルコール飲料は大人1名様あたり1杯まで無料、2杯目以降は有料です。

アルコールと言っても、スーパードライ一択であり、350ml1本となります。国内線利用ではスーパーフライヤーズ会員以上のNH*Gを持っていれば、空港駅到着後にすぐさま、ANAラウンジに行った方が良いと言えます。

非保有者でどうしてもタダでビールを飲みたい場合は行く価値があるとも言えます。

最後に

新東京国際空港改め、成田国際空港のターミナル1にあるIASS エグゼクティブラウンジを利用してみました。いわゆる、手荷物検査とパスポートコントロール通過後のエアサイトではないエリアにあり、国際線出発利用者にとってはゆったり過ごせない感じであります。

そうしたこともあり、国際線到着時、国内線乗り継ぎ(乗り継ぎのない国内線出発も含む)にも門戸を広げていると言えますが、成田空港のターミナルの構造が一番の原因といえますが、動線で疲れてしまうので、微妙なラウンジとなってしまいます。完全アルコールフリーとかある程度コストをかけないと活況はないと言えますが、固定費収入がカード会社等からあるので、このままかもしれません。カード保有者としてはロスになるかもしれませんが。

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