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ANAビジネスクラス搭乗記 222便 ストックホルムからの直行の夜行便

ANA222便のビジネスクラスでストックホルム・アーランダ空港から羽田空港まで直行便に搭乗してみましたので、お伝えします。

ANA222便

ANA222便とゾロ目の便はなかなか珍しいところであります。10年前は北欧からANA便に乗るのとは夢にも思いませんでしたが、時間はかかりましたが、ストックホルムからの搭乗となりました。カウンターはルフトハンザ系譜の欧州流な感じであります。

一方で、空港の雰囲気はコペンハーゲンなのか、オスロなのか、ストックホルムなのか今一変わらない雰囲気であります。

このあと手荷物検査は入念に検査をさせられ、デジカメにリトマス試験紙のようになもの触れさせて検査端末にかけられます。

ここまでは結構、よく体験するところですが、検査する端末が混んでいたため、他のところに行って検査してくるのに時間が思いの他かかっていました。

ストックホルム発の222便は10:30に出発して東京羽田には翌朝7:15に到着します。一方で221便は深夜0:30に出発し、ストックホルムには朝7:15に到着します。羽田発の方が夜行便と言えますが、222便も日本時間基準で言うと時間的には夜行便でもあります。日本時間的かつ搭乗時間的にはサンライズ出雲的でもあります。

ちなみにこのゲートの裏にはANA指定ラウンジがあり、ホノルル空港のスイートラウンジのようにラジウンから直接、飛行機に乗る感覚でもありました。

今回はビジネスクラスとしては後方席でありつつも窓の窓側席のシートであります。ANAビジネスクラス搭乗記だけで75回目でありますが、100回近く搭乗しているとこのシートも飽きてしまいます。

シートは7Kであります。B787-8の長距離仕様独特のシートテーブルに照明が埋め来られた仕様がいまでも新鮮さがあります。シートリモコンはモニターがタッチパネルではありますが、フルフラットにしていると意外に役立つものであります。

フライト時間は14時間近いので、パジャマでおじゃまにします。昔はMサイズでしたが、最近はLサイズと言うのは加齢を感じてしまいます。

お決まりのウェルカムドリンクであります。ANAビジネスクラスに乗ると時代が止まったかのようにすべてが予定調和となります。長い飛行時間を止めるかのようでもあります。

13時間のフライト

ニューヨークやフランクフルトやシンガポールのような大きな空港ではないのでのんびりした感じもあり、ここから東京羽田まで行くのかと言うのを感じてしまいます。

ターキッシュエアラインズはナローボディ機であり、ヨーロッパの一都市を感じてしまいます。数時間前まで寝ていたスカイシティが見えての離陸であります。

広い空港であり、混雑感のないまま離陸であります。

大陸では見られない景色であります。山脈地帯はないですが、数多の島は瀬戸内海とも違う景色であります。クマがどれだけいるのかと想像してしまいました。機内には別のクマはいませんでしたが。国際線まで進出していなかったようです。

本来であれば、北に進むところでありますが、今は針路を南に取るのは、貴重な体験かもしれません。

ヨーロッパの空の旅らしく、結構近い距離で飛行機とすれ違い、そのたびに飛行機雲が出来てる感じであります。そんなヨーロッパも10日程いましたが、おしまいです。

生ハムとリゾーニサラダ/スウェーデンスタイル シュリンプカナッペ

飛行時間は長いですが、機内食はベルトサインオフ後にすぐに始まります。アミューズはワインではなく、カンパリ・ソーダ割からスタートしてみます。独特な苦みと甘みが食欲をそそります。いつものゴマスティックは有りませんでした。

サーモンのタルタルとオレンジ風味ソース ローストビーフを添えて

前菜であります。ミラノ線も美味しいと思いましたが、ストックホルム線も美味しいと感じました。現地のケータリング会社も日本のキャリアと言う事が気合が入っているのでしょうか。

白身魚ソテーとローストピスタチオ 白ワインソース 

定番の肉ではなく、魚を選択してみました。肉とカロリーはあまり変わりませんが、意外と美味しいです。スウェーデンはそれほど食べ物がおいしいと感じませんが、意外とお金が掛かっているのかもしれません。

旅の最後と言う事もあり、食後もゆっくりしたいのでチーズ盛り合わせ(ハード、ホワイト、ウォッシュ)であります。ここでワインが進んでしまいました。

機内は黒海前で既に暗くなります。B787のスタッガード第1世代なので、フットライトが印象的でもあります。さすがに足でオンオフするような不精はしませんでした。

昔、テレワーク時代に働いていた若い子がログアウト回避に寝ているベッドから足でマウス動かしてログアウト回避をしていることを思い出してしまいました。

ここからは3回目のミッションインポッシブルを視聴します。時間が長いので途中で寝落ちしつつも、その度にドリンクで気付けをして見続けます。
今回はワインだけでなく、ソルティ・ドッグも頼んでみます。

時間が経つにつれて、段々、度数が高くなっています。添えるものも、 「AND THE FRIET」ドライフリット プレミアムソルトという塩気の濃いものに変化していきます。次の日が全くダメになるパターンです。

こんな感じで13時間の長旅も退屈さはなく、アップグレードのメリットを最大限活用して旅も終盤へと向かいます。アップグレードポイントも翌々年にはなくなり、どうなるのでしょうね。

夜が明けて

飛行機旅では夜明けと言う定義はなかなか難しいですが、着陸に向けて機内が明るくするので夜行便ではそれが夜明けかもしれません。

目覚めの白ワインからスタートします。到着日が仕事だとダメダメですが、今日は休みなので良いかなと感じてしまいます。まあ、朝から飲むのは病気かもしれませんが。

そして、前菜代わりにガーデンサラダ すりおろしオニオンドレッシングとしてみます。日本から積んできたのか不明ですが、ルッコラが多い印象でした。苦みとオニオンドレッシングがワインが進む感じでした。

メインは無難に魚であります。小鉢はほうれん草とムール貝の浸しであり、メインは鮭柚香焼きであります。和食ではありますが、田舎の旅館で出てくる和食とは一線を画した雰囲気もあります。ご飯は相変わらずの俵です。

田舎の風呂トイレ共同でも朝飯が美味しい旅館の方が個人的にはまだまだ良いと感じてしまいます。

羽田まではあと4時間弱と微妙な時間ですが、ビジネスクラスとなれば、まだまだドリンクと供にと言った時間であります。

この時間が結構、酔ってしまい、自宅に帰宅すると直ぐに横になってしまう要因かもしれませんが。

と言う事で、長くも感じなかった13時間超のフライトの後は、朝日眩しい羽田空港に到着であり、東京の空気を直接吸い込む沖止めであります。ヨーロッパは寒いくらいでしたが、東京は相変わらず、汗ばむようなジメッとした空気でした。沖止め最高。

朝8時前ともなると第2ターミナルは結構な混雑です。シドニーから朝6時前に到着すると静寂ではありますが、わずか数時間で、随分、ターミナルの変化はあるものです。モノレールの上りはこの時間帯は空いていて良いのですが、その後のJRは混雑は気になりましたが、朝礼時間の9時過ぎのためか、意外と混雑は回避できました。山の手はお上りさんが多いのか混雑しており、この時間帯は快速運転の始まる前の京浜東北の方が空いていました。

最後に

今回はNH222便、ストックホルム発を利用してみました。紛争地域を避けるかのように黒海以西までは南下してから針路を大きく東に変えて、カスピ海を通過してからはシルクロードルートを通過して羽田に向けて一直線という感じでありました。15時間ぐらいかかると思いましたが13時間ほどで収まりました。まっくら時間もあったので、フライトの実感はそこまでではありませんが、貴重な体験でした。

今回のフライトで、ANAのヨーロッパ便にて現在運航している路線はコンプリートとなりました。モスクワやデュッセルドルフに乗る機会が早く来ることを期待したいところです。ではでは。

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