ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港にあるANAラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
ラウンジアクセスは時間がかかる可能性があるので早めにチェックイン
ホノルル空港のANA LOUNGEまでのアクセスを振り返ってみます。
ANAホームページより
ラウンジの場所はC4ゲートとなります。ANAのチェックインカウンターはロビー8と割と端にあります。そして、同空港では利用時にはファストトラックを休止しており、しかし、TSA事前審査プログラム以外は優先レーンはなく、上図の真ん中あたりの保安検査はなく、長蛇の行列で30分はかかりました。(現在は違うかもしれませんが)
そこを抜けてから、C4ゲートまではかなり歩き、半分オープンな同空港のコンコースはかなり汗ばみます。
そして、ラウンジはエスカレーターで1フロア上がった3階であります。おかげでラウンジ到着後のドリンクはおいしかったですが。
ラウンジ営業時間は下記のとおりです。
月・火・木・日:10:25~ANA定期運航便最終出発まで
水・金・土:8:30~ANA定期運航便最終出発まで
ANA定期便は成田か羽田までであり、羽田行きは13時過ぎであり、営業時間3~5時間ぐらいしかやっていないことになります。
ユナイテッド便で本土を目指す場合でもANA Loungeを利用できますが、昼ぐらいまでとなります。また、ユナイテッド便が接続するゲートとはかなり遠いので、時間の計算が必要です。
本土への夜行便を利用する場合はホテルのレイトチェックアウトとなりそうです。
ラウンジレビュー
受付を済ませると広い空間があります。ここはラウンジ内から飛行機に搭乗できる搭乗口があります。ここから搭乗できるのはファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー利用者とANAダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、スーパーフライヤーズ会員であり、それ以外のエコノミー利用者は2階からの搭乗となります。
ちなみに写真の奥に写っている区画がスイートラウンジであります。スイートラウンジからは外の景色は楽しめないようです。2022年10月30日から再開しています。
広い空間は、展示コーナーや雑誌(と言っても機内誌のみ)コーナーがありました。搭乗2時間前はガランとしていますが、搭乗時にはこのガランとした空間が人であふれることとなります。
ラウンジ全景は御覧の通り天井までの窓が一面広がる大きな空間です。利用者は結構多く、ほとんどが日本語で会話をしていました。
ラウンジの天井はお金がかかっていそうな装飾であり、ANAの本気度がうかがえます。隈研吾一色ではないところが新鮮であります。
SUITE LOUNGEが閉鎖されていたため、ダイヤモンド会員とファーストクラス搭乗者向けには専用の区画が設けられています。窓側の区画が割り振られていおり、本当のスイートラウンジよりも景色的には良いかもしれません。
この区画の方が混雑している位でした。ファーストクラス搭乗客は最大8名であり、同行者マックスとしても16名であるので、ダイヤモンド会員が多い証拠なのかもしれません。2倍キャンペーンや+more特典で増殖したのかもしれません。
ラウンジからの景色
見事な滑走路ビューであり、A380フライングホヌが真正面に見えます。大迫力であり、世界中探してもA380を真正面から見られるのはここしかないかもしれません。機材はJA382Aであり、2号機のフライングホヌ(Kai)でした。
もちろん、離着陸する飛行機も見え、その奥にはダイヤモンドヘッドも見えます。旅の終わりにホノルルの景色を焼き付けられそうです。
そしで、ダイヤモンド会員とファーストクラス搭乗者区画にはシャンパンが置かれています。専任のスタッフが着席するとお勧めしてくれます。セルフはNGのようでした。
ラウンジは奥に長く、フードコーナーがある場所以外は静かでした。奥のエリアにはソファがあるのか認知できないのか、食事に近いところが良いのか不明ですかが、空いていました。
キッズコーナーもあります。子供連れは多かったのですが、誰も利用していませんでした。食べ専門なのかもしれません
トイレはラウンジ内にあります。個室の数は結構多く、すべて温水洗浄便座がついていました。ホノルル市中ラウンジのANAマハロラウンジと同じ機器仕様でした。
シャワールームはありませんでした。ホテルをチェックアウトして空港に向かうパターンが多いので、あまり必要性はないかもしれません。
電源、USBポートにWi-Fiも当然あります。Wi-Fi接続方法は日本国内と変わらず、日本人も多いことから、日本にいるのかのような錯覚をしてしまいました。
フード・ドリンク
フードドリンクについては、コールドミールからホットミールまであります。午前中という事も有り、サラダとスパムとサンドイッチを軽くつまんでみました。
割りばしが何となくANAラウンジさもあり、日本国内にいるような錯覚がここでも感じてしまいました。
スパムおむすびやアサイーボウルなど、ハワイらしさを感じていただける軽食をご用意しております。
提供するメニューは都合により予告なく変更になる場合がございます。
ANAホームページより
サンドイッチは人気なのか、結構少なくなるのが早く、補充頻度が高いようでした。スイートラウンジではないので、全体的に種類は少ないですが、お腹満腹にすることは可能であります。
ソフトドリンクはセルフで自由ですが、アルコールについてはバーテンダーから注いでもらう形となります。JFKではセルフでしたが、ホノルルはユナイテッドクラブでも注いでもらう形でしたので、州による違いかもしれません。
ロゼのスパークリングワインを頼んでみました。ラウンジ滞在時間は90分程で、シャンパン3杯、スパークリングワイン1杯となってしまいました。
アンケートは結構貴重なのか、スタッフの人がまめに配っていました。食事に関する質問が多かった気がします。
最後に
JALは海外の空港にサクララウンジが5か所ありますが、ANA LOUNGEはホノルルが海外では最初で且つ、現在唯一の存在と言えます。
日本品質のような快適さとパノラミックなリゾート風景はかなりの満足感を与え、リピーターが増えそうな気もします。ANAの気合の入り具合が半端ではないとも感じます。明らかに利益率は低そうなぐらいにサービスに力を入れており、暫くはA380フライングホヌとともにコスパ以上かもしれません。
食べ物をほおばると言うよりは、景色を堪能しつつ、ワインかスパークリングワインで午前中(現地時間)からほろ酔いが良いかもしれません。