冬至の近い冬の日に夜明け前に出雲大社に行って見ましたので、お伝えします。
出雲大社までのルート
出雲市駅前から出雲大社まで行こうとすると冬の時期は路線バスが一畑電車(ばたやんではなく、ばたでん)となります。早朝に行こうとするとバスは一本で乗り換え市で行けますが、始発は7:30となります。
一方で一畑電車は始発(休日)は6:27とバスよりも1時間も早くスタートできます。川跡駅での乗り換えは発生しますが、接続が良く6:51には出雲大社前に着きます。
と言う事で、今回は夜明け前に出雲大社に行くこととしてみました。
出雲市駅
朝6時過ぎのJR出雲市駅です。夜中、雨の音が聞こえていましたが、何とか雨がやみ傘なしで向かいます。
JR出雲市駅前のバス停にはローカル路線バスの旅Zで成功に導いた三刀屋バスセンター行きのバスの時刻表がありました。当時と変わらず、朝8時の次は昼過ぎとなっていました。
JR出雲市駅から3分ぐらい歩くと一畑電車の電鉄出雲市駅が見えてきます。立派な高架駅であります。
交通系ICでピッと改札を通過してホームに上がります。2025年1月で引退する5110号電車でした。始発電車から貴重な乗車でありました。
引退まで26年と早い気もします。自分と比較してももう引退かという感じであります。自分もそろそろ引退なのかなぁと思ってしまいました。インテリアはそのため、あまり古く感じませんでした。
川跡(かわと)駅での乗り換えです。接続が良く乗り換えでは出雲大社前行きの列車とすれ違いです。元東急電鉄1000系の1002号であります。JR西日本の魔改造にも少し似ていますが、オレンジ色が夜明け前の空とコントラストを出しています。
6:51に出雲大社前駅に到着です。言った時期は冬至に前後の日であり、日の出は7時15分くらいでしたが、あと20分くらいなので雨の天気ではありましたが、かなり明るくなっていました。
夜明け前の出雲大社
出雲大社前駅から出雲大社の拝殿までは結構歩きます。雨は幸いにも濡れないくらいの雨で雨が降る前に拝殿を急ぎます。バスであればこの写真のところまで来ますが、ここかららも結構歩きます。
緩い上り坂を上がっていきます。前回、来た時も結構遠く感じた場所であります。ただ、夜明け前と言う事で人がほぼいないので静かであり、独り占めであります。
石畳が終わると松の木と砂利道が続きます。ここも長く感じます。小雨は松の木がガードしてくれて、濡れることなく拝殿に到達であります。
そして、拝殿に到着であります。神楽殿の大しめ縄とまで行きませんが、こちらも立派なしめ縄であります。
拝殿の軒下に行くと、いきなりの霰が勢いよく降ってきました。霰がしとしとと降ることはなく、勢いが良いのでありますが。拝殿の軒下に到着したと同時に振り出しの間一髪で免れたと言った感じでした。
霰が止み、御本殿に行きます。ここで参拝します。もう少し奥まで行き、後ろから撮影してみます。
もう少し奥に行くと彰古館があります。こちらは8時30分からなので閉まっています。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dantra/20241226/20241226221758.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dantra/20241226/20241226221754.jpg)
冬の夜明け前はとにかく人がいないので、写真を撮るには良いかもしれません。ただ、御守所は朝7時から開いて、御守を購入することもできるので、朝一と言うのは意外と良いかもしれません。
この後、拝殿で参拝をして、出雲大社駅に引き返しました。
帰り道
霰は融けてしまい、道路が鏡のようになっています。この辺りが日の出時間であり、鳥居の先のそらが少しドーンパープルとなっています。ここから駅までも幸いにも雨に当たることなく行けました。
途中、朝食でもできるところがあるかと思いましたが、駅まで意外と時間がかかり、そのままホテルに戻ることとしました。
駅に着くと、再び土砂降りとなり、今日は雨に濡れないのはご利益かなと思いつつも、雨雲レーダーで時間を読んだ結果なのかもかもしれません。
次の列車までは10分程あり、出雲大社駅舎内部を見てみます。味のある駅舎であります。なんとなく熊本の三角駅を思い出してしまいました。細部は全く違うのですが、終着駅やレトロ感がそうした印象を想起させたのかもしれません。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dantra/20241226/20241226221824.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dantra/20241226/20241226221821.jpg)
番付などを見ているとあっという間に時間は過ぎるものです。老いた証拠かもしれません。
そして、ホームに行きます。再び、雨が降り出してきます。出雲市駅に着いた後ホテルまでの雨が気になるところであります。
川跡と出雲大社前間をピストンしているのか1102号が再び来ます。その隣にはワタガシに出てきそうなデハニ50形が留置されていました。
時刻は朝8時過ぎ、電鉄出雲市駅に到着であります。2時間弱で夜明け前の出雲大社への参拝が完了しました。
またまた、運が良く雨が止んでおり、結局傘いらずで参拝が完了しました。なかなか珍しい経験でありました。
最後に
今回は夜明け前に出雲大社に行って見ました。出雲市駅からだと意外と時間のかかる出雲大社であり、早朝に行くのはことが少なく、冬は特に人がほとんどいなく、静かに参拝できるところです。また、撮影も人がいないのでその静かな空気感を感じることが出来て良かったです。
早起きは三文の徳と言うのを実感しました。