ANAプレミアムクラスで黄昏の長崎から東京羽田空港まで移動してみましたので、お伝えします。
取敢えず、晩酌
ホテルをチェックアウトの後にサウナに行き、体調を整えてから空港に向かいます。大波止から15時台のバスでしたが、結構な混雑でした。新地中華街でもさすがに補助席発動はありませんでしたが、新幹線をもっと活用したほうが観光客にとっても地元にとっても、メリットはありそうです。
さて、空港に到着後、搭乗時刻までは時間があるのでカードラウンジに行くのですが、ソフトドリンクでは物足りないので、飲めるところを探しているとお酒の美術館というバーがありました。バーと言っても背後はお土産店であり、なかなかどう表現していいかと言う雰囲気でした。
取敢えずグラスワインでスタートします。ハイボールと計2杯で保安検査場に向かいます。
お酒の美術館は長崎ローカルなのかと思うと、京都を本拠地に北は狸小路から東京は都心の他に恋ヶ窪にあり、政令指定都市にはほぼあり、南は鹿児島まであるようです。空港では今回利用した長崎空港以外に福岡空港にもあるようです。
利用してみないとなかなかたどり着けない情報でもあります。
搭乗
長崎空港もペーパーレスゲートになっていました。もう、ANA便に乗る限り、国内では紙の搭乗券(ピンク色の方)はレアになってしまったようです。しかし、QRコードを翳す割にはレインフォールシャワーみたいな設備があったりと複雑であります。Ver2.0とかで顔パスとかありえるのでしょうか。
結構、遅延フライトに悩まされましたが、今回は定刻通りでした。帰りは比較的余裕があるので遅延があっても良いですが、定刻はやはり良いです。
ターミナル内はすでに暗く、照明が煌々とついていますが、外を見ると日没後の暮れなずむ景色であります。with飛行機では今年一番の光景かもしれません。端島に住んでいた人たちも場所はちょっと離れていますが、こうした景色を見ていたのかもしれません。
本日は78Pでありますが、国際線のビジネスクレードルと同じシートであります。ここ数年前からは78Mとしても有名であります。しかし、この席は787が国内線に就航した断面から2-2-2配列の2席で設定されており、展示場的な意味があり、そのまま続いているのかもしれません。シートが損傷しても78Mなどと部品は共通するのが多いので、意外と息が長いのかもしれません。
座席はG席と真ん中の左側であります。この座席はやはりシートピッチがあるので余裕があるのと、THE Roomやビジネススタッガードと比較すると劣後してしまいますが、国内線では余裕のシートスペックであります。今もってもシートスペック的にはJALファーストよりは広いようであります。
広々と使えるシートテーブルであります。78Mと基本的には同じではありますが、78Mの時は収納に試行錯誤があるのですが、78Pの場合はすんなり収納できました。
個人的には左利き且つ現在は右手が聞き手なのですが、子供のころは右に矯正される葉境期の頃はほぼ両利きであり、小学生の宿題である漢字練習は両手ツインターボでこなすメリットはあったのですが、左右違う動作となると苦手であり、その時のトラウマがこのテーブルを閉じる時に思い出してしまいました。
予定よりも早く離陸して、有明湾から熊本に入り、大分と定番のルートで東京を目指します。九州は結構空港が多いですね。さらに新幹線駅ができるので良いですね。
機内食はすぐに始まります。羽田=福岡は567マイルであり、羽田=長崎は610マイルと遠いのですが、プレミアム株優は長崎の方が安いと言う事もあってか、食事はボックスであります。
毎回メニューを手書きしてもいつも同じであります。沖縄ビューハーバーホテルが造っていた時代はもっと種類があったようにも思えますが、最近はデータとか裏付けされてしまう今の時代は利用者には一番つまらなくなってしまうのかもしれません。
iPhone 16 Proのポートレートモードが効くのでミラーレス一眼よりも簡単に背景がボケて使いやすいと言えます。AFも結構早いので、差分は何か考えてしまうところです。
1時間で着陸体制であります。大きく旋回とかもなく、順当に着陸であります。結果的には定刻よりも5分早く到着します。この78Pは国際線に適用できるのか気になるところであります。
長崎空港発としては意外ですが、すぐにエスカレーターを降りる場所でした。時間に余裕があるとさらに早い乗り継ぎを求めてしまいます。
ターミナル2のモノレールの新橋方の改札から入札します。吉野家の香りに戻りたいと言ってもすでに改札内です。以前にここにはBECK'S COFFEE SHOPがあった気がします。熱海とか伊東には今でもあるようですが。改札内からアクセスできたのは幻覚でしょうか。
いままで、見つけられ勝ったのですが、ホームへの階段の先であり、トイレからも見えにくい場所に面白い自販機がありました。タカラトミーアーツの自販機であります。今の時代には珍しく、ニコニコ現金払いのみであります。
販売しているものがなかなか渋く、JNR(最初は東京モノレールに見えましたが日本国有鉄道でした)のヘルメットセットや歴代の公衆電話のミニチュアが販売されていました。
これは民営化を推進した当時の政権に対するアンチテーゼとか感じてしまいます。いみじくもそんな時代に起きたで出来事からすると、羽田空港と言うのも妙であります。しかし、目立たないところで且つ、JR東日本の子会社の敷地にあるのか不思議であります。若田人は公衆電話を見てもスマートフォンの仲間と感じない人は今は大半かもしれません。
最後に
今回の機材はJA810Aであり、2012年6月登録の12年半利用されている機材であります。787初期投入組でひたすら国内を飛んでいる機材と言えます。そのため、離発着が多いので、ランディングギアとかは国際線と比較するとかなり使い込まれているので、若く見えて、還暦越えにも見えるマイケル富岡みたいな存在かもしれません。なんとなく、コックピットの淵もそう感じてしまいます。10年ひと昔ですが、10年は長いです。