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ANAプレミアムクラス搭乗記 76Pで大阪国際空港に

ANAのボーイング767で大阪国際空港(伊丹空港)まで行って見ましたので、お伝えします。

変化するモノレールの車窓

東京モノレールは浜松町から羽田空港第2ターミナルまでかなり海岸沿いを走行します。進行方向右側踊る大捜査線のままな感じてありますが、羽田空港に向かって右側の座席に座ると車窓がどんどん変わっているのが良くわかります。

浜松町駅がそもそも再開発されています。まだモノレール駅舎自体は古いままですが、近隣は新しいタワービルが出てきており、後5年はかかりますが、大きく変わるでしょう。

以前は半導体とノートパソコンで世界を席巻した東芝本社の隣にも高層ビルが造られており、街並みが変わっています。

そして、高輪ゲートウェイ辺りも完成に近いビルが姿を現し、タワークレーンがなくなっている建物もあります。写真一番左の建物には写真では小さいですが、JW Marriottのサインも設置されていました。

最近のトレンドなのかわかりませんが、総ミラーガラス張りの建物が多く感じます。

東京モノレールにとって大きな変化点はJR東日本による買収と国際線ターミナル(現ターミナル3)の開業でしょう。多摩川沿いの既存の線路を壊して、ターミナル3に直結かつ、チェックインカウンターまで改札から徒歩1分でアクセスできるように線路を敷き直したのは利根川東遷事業級と言えます。

これがなければ、プライオリティパスで国内線フライト前に飲食を利用することが出来なかったかもしれません。まあ、住友不動産がいたからかもしれませんが。

本日はここでは降車せず、第2ターミナルに急ぎます。モノレールからの車窓は刻々と変化しています。

時間通りの搭乗

本日は時間がない且つ、東京駅ホームでSOSボタンが発呼されてしまい、微妙に抑止されてしまったため、モノレールの乗り継ぎが遅くなり、ラウンジ滞在は10分くらいでした。残念であります。

ただ、ゲートは64番なので一番近いエレベータから楽々とゲートに行けました。

と言う事で64番ゲートであります。搭乗時刻は12:41と分単位で搭乗客を裁いているのかと思うと感心です。

そして、搭乗は予定通り、12:41からとなりました。開始とともに案内メールも12:41受信であります。

本日は76P(ANA国内線専用機のボーイング767-300ER型機)でした。もともとは国際線に使用されていたものを国内線用に機内をメインに改修した機材であります。機材的には古いものと比較的新しい機材もありますが、B787に寄せている同社では追い出し部屋に追いやられている存在とも言えますが、ニーズはかなりあるようで、先代の762からすると半世紀近く運用されている機材であり、悲惨な事故がない機材でもあります。

本日は1C席であり、1A席が羨ましい席であります。

何とか離陸手前でD滑走路が見えて離陸であります。金属音バリバリのGEエンジンCF6がうなります。同じGEでも78Gとは全く違った音でありますが、GE90には盛り上がり感が近いと言えます。機内でこの音を耳にするよりも空港の展望デッキや滑走路に近い場所から聞く方が、同機のエンジン音はジェット機の離陸として最もイメージに近い音かもしれません。

食事でフライト時間はいっぱいいっぱい

フライト時間は実質的には40分足らずなので、ベルトサインが消えるとすぐに食事が提供されます。1列席のメリットはすぐに食事が提供されるとともにドリンクも一番に提供される点であります。

羽田⇔伊丹線は幹線扱いであり、以前は新千歳や福岡、沖縄と同様に幹線メニューが出ていたのですが、最近は非幹線と同じボックスであります。これで良いと言う人が多く、利益率にも貢献しているのかもしれません。ただ、アップグレード料金は依然として幹線料金ではありますが。

メニューは写真のとおりです。頻繁にプレミアムクラスに搭乗していると毎回同じものを食べている感じてあります。ラウンジて飲むものも年単位で同じであります。

時間的にも、胃袋的にもこれぐらいので良いところであります。よく考えると四隅は糖質がメインであります。

1列目のアドバンテージで2杯目のワインをいただきます。ボトルから一気に注ぎ、ボトルはすぐに回収されます。ANAの紙カップに白ワインを入れるとデザインの横線がなんとも目盛りに見えてしまい、クレアチニンとか調べる時を想起してしまいます。

2杯目を注いだのは着陸15分ちょっと前であり、飲み干す頃には紙コップは回収されずにシートポケットであります。まさにフライトは食事タイムのみであります。

本日のフライトはあまり海側に行かずに、伊丹を目指します。とは言っても伊丹空港の場所は変わらないので着陸直前は大阪の摩天楼を縫っていくようなところはいつも通りでした。

伊丹到着

予定よりも早くゲート接岸であります。定時運航にご協力いただきましてありがとうございましたのアナウンスが発せられるとクルーにとっては💮なのでしょう。ロシアの空港に着陸のように拍手喝采とかはありませんでしたが。

ダイヤモンドなので荷物が出てくる前に到着であります。と言っても、預け荷物はありませんが。虹色がどういう意味なのか気になってしまいます。

そして、不退転のゲートを通過すると伊丹空港ターミナルの3階付近には何か見えます。スタンドタイプのタンニングマシーンを用意した日サロでもあるのでしょうか。日サロやガングロという言葉自体がもはや過去のものになっていますが、おそらく、この施設を出てきた人は日焼けをした後のように顔が赤くなっているのは間違いなさそうです。

少し風に当たるために、展望デッキに行ってみます。搭乗してきた76Pが折り返しの準備に忙しくなっていました。その背後には大阪都心部が見えます。東京が広ろ過ぎて比較にはならないですが、細長いタワマンが多い印象の大阪中心部であります。

季節は晩秋ですが、まだまだ花が咲いています。温暖化は絶対悪のように言われますが、寿命があと20年くらいの人間となれば、夏は仕方ないですが、冬はひもじいくらいの寒さが減り、冬場の光熱費が安上がりなのではないかと思います。暑いのと寒いのとどちらが人によってつらいかは分かれますが、マッチ売りの少女や、ネロとパトラッシュ、最後の一葉とか寒い方が悲劇を生み出すようにも感じます。温暖化は100年後の人にしか結論はわかりませんが。

最後に

今回は羽田空港から伊丹空港までボーイング767で移動してみました。フライトだけでなく、羽田空港までの車窓や伊丹空港から景色など利用する度にアップデートされています。旅はやはり乗り物だけでなく、それに繋がったり、寄り添っていたりする景色を堪能できると言うのも、醍醐味でしょう。

旅はお金がかかりますが、確実にQOLは上がり、健康にも大幅にとは言えませんが、プラス方向であります。旅に出ると体質改善ができるかもしれません。

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