
ANA最新鋭の国内線機材のボーイング787-10(78K)でふらりと那覇空港に行ってみましたので、お伝えします。
古くなってきたスイートラウンジ

ターミナル2のスイートチェックインが出来てから何年が経過したのか忘れてしまいましたが、いよいよ古さを感じてきました。反対側のプレミアムチェックインは側は既に工事に入っているので、いずれはこちら側もそうなることでしょう。17個目のダイヤモンドの2025年からなるのかは不明でありますが、この景色もそろそろ見納めかもしれません。ノートパソコンを出さない手荷物検査に早くなることを期待します。

スイートラウンジがオープンして以来、この場所にずっとあり続けています。当然中身は入れ替わっていますが。昔は左折していましたが、今は右折して個室ブースに行く感じです。
改装するとなると昔から部分を占めて、新しい部分で片肺稼働させて、オール隈健仕様になるかもしれません。

今日はエアポートガーデンにてラウンジ飯とフロンテラをたくさん飲んだので、ラウンジではおとなしくします。機上では食べる予定はないのですが、年々、食が細くなっていきます。
78K搭乗

何年経ってもゲート番号と位置が紐づかないのですが、50番台と70に近いゲートは鬼門と言うのは理解しています。最近は70に近いゲートは国際線が主流なので50番台が鬼門と言えます。ADOが多いですね。

本日は59番搭乗口であります。近くにはかなり昔からある店舗ですが、販売している商品は随分変わったのではないかと思います。時間がなくて空港で買うと言うのも最近では密林でポチるだけなので、また時代が変わっているようにも感じます。

と言う事で59番搭乗口に到着です。最近は機材繰りが大変なのか少しでも遅延が発生すると玉突きで遅延が発生するようで、1便早く到着しようと思っていたら、1便遅い便が早く着いたと言うケースもあるようです。ただ、今回は定刻通りの出発でした。

いよいよ搭乗です。L1とL2ドアの間がとても長いB787-10(78K)であります。777-9でなくても787-10ERがこの先開発されたら、それでも良いのではないかと思います。

機内から長い部分を見てみます。プレミアムクラスは28席であり、これでも長いのですが、さらにその後ろの普通席も随分、座席があります。シートモニターの大きさとベゼルの薄さが現代を感じます。

今回はダイヤモンド会員ですが、L2ドアよりも後ろとなりました。ダイヤモンド会員も随分肩身が狭くなったと言えます。


シートはトヨタ紡織製であることがマークから分かります。昔はレカロが主流でしたが。コンセントは足元にあります。シートモニターにはUSBポートもあるので、充電は充実しています。

シートモニターは大きく78M、78Pプレミアムクラスよりも大きいくらいです。機内Wi-Fiが作動していれば、自身のスマホでもコンテンツが視聴できるので便利であります。これほど大きいモニターがあるのに、スマホのバッテリーを消耗して画面の小さいスマホで視る人は少ないと思いますが。

本日は暇なので翼の大国を手に入れてみました。あまりにデジタルにシフトしすぎたためか、翼の王国の存在感がなくなってしまったように感じます。回復を図ってか紙版を再びオンデマンドで配布しているようにも感じました。

本日はD滑走路の離陸であります。787は通路側からでも結構、景色が見えるのが良いところであります。雨で重い空気で揚力を作るのが大変なのかいつもより、気持ち飛び上がるまでに時間がかかっていた雰囲気です。実際は秒も変わらないのかもしれませんが。


Wi-Fiは接続できているのですが、ネット接続に行くと何度トライしても接続中クルクルとなっていました。と思っていたら、アナウンスで本日は機内Wi-Fiが故障のため、利用できませんとのことでした。沖縄まで長いので時間潰しにと思っていましたが、ダメでした。まあ、つながっても遅くイライラさせるので、寝ていた方がストレス解消には良いかもしれませんが。

白ワインと言いたいところですが、ここは普通席であり、冷たいお茶であります。昔は機内販売があり、必ずビールとか普通席に乗っていると買ったものですが、新幹線から
機内販売が絶滅しかけているのと同様で、空港で買う人が多いと言うところかもしれません。
OKAに

昔は普通席で特に沖縄に行く時は飛行時間が長く感じたものですが、普通席でもひと眠りするとあっという間にナビに那覇の文字が見えてきます。
まあ、昔はシートモニターもナビもなく、椅子も今ほど快適ではなかったので、当然かもしれませんが。スピード的にはジャンボ機の方が速かったのかもしれませんが、羽田も那覇も滑走路が増えているのも時間が短い要因とも言えそうです。

東京は雨でしたが、那覇は雲は多いものの、晴れであります。夕方に降り立つと言うのもある意味修行タイムであります。基本的にはジェット機のみのOKAであります。78Kは一番奥にいます。
ジャンボ機がいなくなり、トリプルセブンも少なくなり、B787ファミリーとA350-900が目立つようになった那覇空港も新時代と言えます。

今日は那覇空港まで日帰りでふらりと来たのですが、スイートラウンジ直行直帰ではなく、空港の外に出てみました。沖縄でも東京バスでふらりとさらに出かけてみます。
夕方とは言え、東京に戻る便はまだまだあるので、のんびりと行きます。
最後に

今回はデリー発券の日本国内線区間を追加してみました。HクラスなのでFIX決め打ちのフライトであり、プレミアムクラスへのアップグレードも空港でしかできないので、普通席となりましたが、最新鋭の78Kは普通席でも快適でした。
何年経っても那覇空港に日帰りで来てしてまうのは、束の間でも非日常が強く感じられるからでしょうか。
那覇空港に到着して飛行機から出た瞬間、東京とは明らかに違う空気と温度、そして、搭乗橋に置かれている花の香りの効果もあるかもしれません。