2025年のマイル修業に役立ちそうかどうか不明ですが、海外発券のANA往復を調べてみました。
クアラルンプール発券ビジネスクラス西海岸
旅程
2025年初の1月11日から1月17日の旅程です。クアラルンプールを朝8時に出発します。前日、羽田からの深夜便でタッチで行くことは可能であります。成田では100分の乗り換えでサンフランシスコに到着します。西海岸は本来77Wですべて運航されていましたが、77Wが足りないのか789が多くなっており、今回はあえて、THE Roomの利用できる8便を利用するため、サンフランシスコで乗り換えとなります。4時間ちよっとの乗り継ぎ時間はありますが、土曜日と言う事でのんびりしてもいいかと思います。ロサンゼルス空港にはそれでも15:13に到着するので、ホテルには余裕のチェックインであります。全自動運転のタクシーとか乗ってみたいところです。
復路はロサンゼルス空港を朝8時とちょっと早いですが、77分の乗継とかなりたタイトです。機内でゆっくりすると言った感じです。成田では2時間5分とこちらも短めでありますが、時間が早い方が良いのでそのまま成田で乗り継ぎます。
クアラルンプールには日曜日に変わった深夜0時15分に到着となります。空港で時間を過ごすかホテルに泊まって午後の羽田便に乗るかと言った感じになります。
基本はビジネスクラス運賃なので、サンフランシスコ⇔ロサンゼルス間のユナイテッド区間もビジネスクラスと言うのはひもじく無くて良いところです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 380,920円
予約クラス Pクラス
ANA区間 70%+400PP
UA区間 70%
プレミアムポイント 16,376PP
PP単価は20円超となっています。東海岸が50万円を超える中で西海岸は善戦しているかもしれませんが、スーパーの総菜の30%引きみたいな感じであります。
ソウル・金浦発券パース往復
旅程
2025年の1月の旅程です。ソウル・金浦便は羽田しかなく、パース便は成田しかないため、空港間移動が発生します。今回、往路の場合は羽田到着の翌日に成田から出発、復路は成田に到着の同日に羽田から金浦乗継となりますが、一応時間の余裕はあります。上野のカプセルホテルや新鎌ヶ谷のビジネスホテルの滞在でコストカットするのも良いかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 350,080円
予約クラス Zクラス 125%+400PP
プレミアムポイント 22,914PP
PP単価 15.28円/PP
PP単価は15円台とエコノミーMクラスよりも快適性とアップグレードが落ちてこないことにヤキモキするのであれば、ベストな選択と言えます。そして、座席指定が予約と共にできるので、良い座席が少ないかもしれませんが選択できそうであります。
2025年の修業はどうするか
以上のように定石とも言えるクアラルンプール発券の北米でありますが、一番距離の稼ぎやすい東海岸は70P運賃で50万円近くとなっており、西海岸は空きがあるので40万円弱とApple製品の値上げみたくなっています。
一方で大陸間横断はなく、ビジネスクラスの14時間前後の長旅と言う醍醐味には欠けますが、ソウルとパースであり、空港までのアクセス、ホテルの選択肢とコスパ、食べ物とドリンクの選択肢としてはわざわざ高いアメリカに行く必要がないとも言えます。
マイル修業の原点に戻るとPP単価であり、所要時間を短くいかに単価良く、プレミアムポイントを稼ぐかが原点でもあり、それに従うと時差1-2時間のエリアを南北移動するのが賢明かもしれません。渡り鳥の燕はマレーシア辺りではありますが、ANA修行僧と言う渡り鳥は冬はオーストラリアに行き、夏は国内線と言う事になるかもしれません。
まあ、ライフタイムが貯まらないというジレンマはありますが、PP単価を考えるとそうなるかもしれません。
最後に
2024年も半分が過ぎ、まだまだ2024年のマイル修業を再修正している人もいるかもしれません。それはそれでもう半分が通過しているので、それほど大きな変更が必要ないと思いますので、今回は2025年スタートを考えてみました。
クアラルンプール発券は余程大きな変化がなければ、インフレと為替差損で上昇傾向にあると言えます。わざわざ円安でトクの無い場所に時間をかけていき、現地滞在時はインフレでまずい食べ物を1,000円以上払って食べると言うのも無駄と言えます。日本の田舎に行って、定食屋に入った方がよっぽど良いと言えます。
そう考えると日本はもはや以前のような海外で良い思いと言うのはできないかもしれませんが、時間を買う事ができるPP単価と現地滞在でそれなりの美味しいものが食べられるエリアに特化した方が良いのではと感じました。
時代も少しずつ変わっていることを感じます。