ANA夜行便のデリーから羽田へビジネスクラスに搭乗しましたので、お伝えします。
インディラ・ガンディー国際空港
ビジネスクラスは行列待ちもなく、ラウンジにアクセスできるので、楽々であります。インドでは絶対であります。
巨大なDELは出発便が多く、NH838便を探すのも大変であります。NH838は18:00発であり、JL030便は19:05発と1時間近く差があります。JALの方が羽田には遅く到着することとなりますが、朝だとその方が便利かもしれません。
ゲートに向かう途中にANAとJALの尾翼が見えます。JALは到着したばかりなのでしょうか。ホームのエアインディアは当然ながらたくさん見えます。
最初はゲート5でラウンジからほとんど歩かない予定でしたが、急遽7に変更して歩かされます。5と7と言っても結構歩きます。
搭乗
ゲートに着くと既にエコノミーの搭乗も開始しておりました。出遅れ感があり、こういう時のフライトは意外と満足しないものであります。
と言う事で、結構座り出しているビジネスクラスであります。ダイヤモンド特権が行使できずでした。
本日の座席は9Aであります。9はかなりの後ろであります。
ただ、エコノミーで言うとバルクヘッド(前方に座席がない)シートであり、モニターの上にはスペースがあり、広々としています。583系のパンタグラフ下の中段寝台感覚です。


結局、使う事がなかった無料Wi-Fiであります。アメニティはほぼ長距離国際線ビジネスクラスと同様でした。
最近はスパークリングではなく、シャンパンに統一されているようです。安いシャンパンでも調達できたのでしょうか。
ほぼ定刻通りに動き出します。お手手の皴と皺をあわせて、なーむ。と言った感じのインディラ・ガンディー国際空港であります。
タキシング中には日没が見えました。空が赤く染まり、今回の旅のフィナーレにふさわしい景色であります。なんとなく半熟玉子が食べたくなってしまいました。
滑走路に向かう頃には辺りはすっかり暗くなり、イルミネーションにも見える滑走路が場えます。このあとスムーズに離陸してすぐに雲の上に到達してしまいました。
機内食
もう辺りは暗いので、楽しみは飲食いしかありません。と言う事で、機内食です。デリー線は日本時間では深夜に出発し、羽田には6時前に到着するので、寝る時間優先なのかアミューズとかはなく、ワンプレートで提供されます。
ドリンクも事前に頼んで合わせて出てきました。
サラダはトマトが唯一生野菜であり、後はスモークサーモンであります。この旅で随分ホテルラウンジで食べた大きなケッパーもありました。プッタネスカに入っていますが、塩漬けのものや大きなケッパーは病みつきになりそうです。
たかがハンバーグ、されどハンバークであります。インド発だとこれがベストチョイスですかね。
ムンバイ線もワンプレートでしたが、アミューズはありました。ハンバーグなので赤ワインにしたのですが、これが良いと言うかなんというか睡眠薬になりました。
ハンバーグの後はチーズに赤ワインと老いた体には脂肪になりやすいものであります。レーズンとあんず(アプリコット)もついており、ANAのチーズセレクションは昔から古典的でありますが、赤を飲むには結構いいのではないかと思います。
〆はラーメンではなく、フルーツで納めます。インドや中央アジアをかなりグルグルして、タイトでしたが、今回の旅ではお腹を壊すことがなかったのですが、遠足は家に帰るまでと言う事で、引き締めてみました。
羽田からデリー行きで寝落ちて途中までとなった映画をコンプリートしました。この映画は日本で言うとあぶない刑事に近い感じであります。舘・柴田も老けましたが、マーティン・ウィルも老けた感じであります。
映画を観終えて、1杯としたのですが、今回のフライトの最後の楽しみドリンク・フードとなりました。8泊10日の旅は基本的にホテルに滞在して、きちんと睡眠したのですが、やはり疲れていたのが、熟睡してしまいました。と言ってもフライトトータルで7時間ちょっとなので、離陸・着陸・食事時間を考えると3時間ちょっとではありますが。
もう着陸
と言う事で、目が覚めるとすでに食事提供時間は終わっており、あと5分でベルトサインと言う時間でありました。ブログ的には朝ラーや朝シャン(スパ泡)の撮れ高があった方が良いのですが、そうはいきませんでした。うーん残念。
フランクフルトやミュンヘンからの帰国とはやはり違います。シドニー線は時間短いのですが、目が覚めて飲んだりしますが。
極東の太平洋の夜明けを見ながら、飲んでいるのは置かれていたペット水のみでした。ビジネスクラスとしてはもったいないですが、体調的には寝つきが良くて目覚めが良くて良かったかもしれません。
羽田到着は6時前であり、結構早いフライトでした。ワインを飲みたいところですが、我慢です。デリー行きとあまり航路は変わらない感じであります。3,656 マイルは近いです。
D滑走路を見つつ、着陸であります。さすがに6時前になると明るくなり、今日から夏休みも終わりで、いつもの日常が始まります。
搭乗してきた789を撮影して今回の旅も終わりであります。念願の中央アジアに行けて、ほぼ道中で仕事をすることがなかったので、ゆっくり休めましたが、8泊10日でほぼ毎日、違う枕で寝ていると疲れるものであります。まあ、それはそれで心地よいのですが。
今回は税関審査に変化はなく、スムーズに通過できて、5時台のモノレールに乗れて、このあと浜松町からタクシーではなく、JRで帰宅までできました。
この日は夜にお酒を飲む用事が珍しくあり、夜行フライトの後、厳しいと感じていましたが、到着前の飲食いがなかったのが奏功して、次の日のダメージがありませんでした。
最後に
デリーから東京までは2回目でした。1回目はミュンヘンからルフトハンザ便でデリーまで行き、入国せずにNH828便のデリー便てした。
その時と比較すると少しサービスは合理的になっている感じてはあります。シートは変わっていませんが。
目覚めてもう着陸と言うのは、損をしたと感じるのか、熟睡できて良かったと感じるのかはケチなのか、のんびりしているのか不明ですが、寝起きで疲れが残っていないのは良いです。
まあ、徹夜で飲み食いをする楽しみと翌日の気持ち悪さとどちらが良いのか考えてしまいますが。