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ANAビジネスクラス搭乗記 NH828便 デリーから成田 世界一周最後は和食で締め括り

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ANA 787

世界一周2018の最後の締めくくりをANAビジネスクラスのインド・ニューデリーから成田まで搭乗しましたので、お伝えします。

ANAの機内食における和食へのこだわり

海外から日本に来る外国の旅行者は日本の先進的なところも魅力的ですが、日本文化のサクセッションを肌で感じたり、高級・高額ではなく、高質や純質を極める品や食べ物などに憧れて来日する人が多く、京都のような歴史だらけの所だけでなく、谷根千の路地や柴又、新潟の酒蔵など、近年のインバウンド施策も成熟化してきて、観光客の目が肥えてきていると言えます。

ANAの機内食について、日本発は美味しいですが、海外発の場合、魚の香りが微妙に違う、煮具合が違うなど違和感もたまにあります。ANAではそうした事もフィードバックしてか、ロンドンとフランクフルト発のファーストクラスの和食において、日本産の食材(魚)を利用した機内食を提供するようです。

欧州発便の機内食(和食)を、日本産の素材にてご提供します|プレスリリース|ANAグループ企業情報

和食が食べたくなった世界一周ラストフライト

デリー空港の国際線同士の乗り継ぎ時間はルール上短いが時間はかかる

混雑デリー

今回はダイヤモンド修行も兼ねてヨーロッパから帰国をデリー経由としましたが、その際に懸念されたのはデリー空港での乗り継ぎ時間でした。

目論見としてはLH762便でミュンヘンから23:15に到着し、翌1:10に出発するNH828便に搭乗する計画でしたが、過去に利用したムンバイ空港のカオスも経験したこともあり、同空港での国際線同士のMCT(Minimum Connection Time)を確認してみました。そうすると意外と短く、70分程ということで、目論見通りに予約し、搭乗。ルフトハンザは定刻より前に到着、乗り継ぎカウンターの発券も想定通りの時間で通過することができました。

しかし、そのあとの手荷物検査がダメダメでした。ビジネスクラスなどの優先レーンはありましたが、2機ある検査システムは1台のみ稼働、スタッフは大勢いるにもかかわらずです。2システム稼働している一般レーンの方が明らかに通過は早く、時間が経過しても状況に変化はないため、何もしていないスタッフに搭乗券を見せるとようやく優先してくれました。チコちゃんのようにシャウトしたかったです。

お陰でラウンジでは入室して撮影をして、着替えるくらいしか時間がありませんでした。

MCTはあくまで目安として、やはりそれなりに時間をとる必要があると言えます。

ANA828便に搭乗

ゲートサイン

ゲートにつくと既に搭乗開始となっており、機内に。機材は3クラスのボーイング787-8型機であり、世界一周の開始のフライトであるメキシコシティ行きと同一機材でした。

シート幅

ボーイング787-9型機と比較すると個人的には787-8型機のフルフラットのビジネスクラスの方がお気に入りであります。

ルフトハンザA340-600

先ほど、搭乗してきたルフトハンザのA340-600が隣に駐機しています。隣なのに随分、乗り継ぎには随分時間がかかった印象です。

操作ボタン

窓と座席のスペースの広さや操作ボタンの大きさなど、全体的にゆったりとしています。

ヘッドフォン

ヘッドフォンはパナソニック製であり、メキシコシティ行きで利用した787-8ではソニー製でしたので、どういう基準でヘッドフォンが搭載されているか不思議であります。民生品ではパナソニックのノイズキャンセリングヘッドフォンはコスパかつ評価が高いため、利用していても快適でした。

セーフティービデオ

定刻通り、ゲートを離れるとセーフティビデオが開始されます。歌舞伎チックなセーフティビデオに変更されるリリースも出されており、青野 楓さんの出演するセーフティビデオも見納めとなります。ちなみに青野さんは伊丹市出身で空手黒帯の女優さんのようです。タラレバ娘やハゲタカに出演しているほか、劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-にも出演しており、今後、よく見かけるかもしれません。青野さんという名前だけあり、ブルーがコーポレートカラーのANAだったのかもしれません。

離陸直後

窓側のため、デリーの夜景を撮影しようと試みましたが、エンジンカウルに焦点があってしまい、夜景と言うよりは万華鏡になってしまいました。

アミューズ

機内食メニュー

世界一周最後の機上の楽しみである機内食タイムです。アミューズとドリンクから始まります。今回はタイトな世界一周であったため、旅の後半からは激痛はないもののお腹の調子が悪く、スパイシーな食べ物は避けたくなり、アミューズは枝豆にしました。

ワイン
枝豆

調子が悪ければお酒を飲まないのが一番ですが、そこは譲れない部分でもあり、白ワインを頼んでしまいました。枝豆は中国でもありますが、やはり枝豆は日本を感じさせてくれます。

シャウエンブルー
ANAブルー

やはり調子が良くないため、アミューズは程々に横になります。機内はANAらしいブルーに包まれます。あたかも数日前に訪れたモロッコ・シャウエンのようです。

アップグレード
映画アップグレード

横になっても眠気はないため、映画を観ることに。「アップグレード」というマイラーにはタイトルが気になる映画を鑑賞。近未来の復讐劇のアクション映画であり、眠くなることはありませんでした。

朝食

和食の朝食

朝食は和食にしました。海外発の和食はあまりおいしくありませんが、インド発の洋食はスパイシーであり、その分お腹にもスパイシーであり、和食としました。東南アジア路線の和食と変わりませんが、野菜の煮物の優しい味に訳も分からず、ほっとしてしまいました。醤油と出汁が和食の本質なのかもしれません。

野菜煮物

着陸

フライトマップ

朝食を終え、フライトルートを確認すると日本領空に達しており、あっという間の世界一周もお終いであります。

成田空港 空撮マップ

着陸間際にターミナルを見ながら着陸。着陸ゲートは58番ゲートであり、最後の最後まで歩く旅行でした。機上で飲み過ぎた戒めなのかもしれませんが、きついです。

58ゲートアクセス

世界一周の締めくくりはアライバルラウンジ

アライバルラウンジシャワールーム

ANAプレミアム会員でANA便利用の場合の特権である、アライバルラウンジを利用しました。昼下がりということもあり、ラウンジは閑散としており、シャワールームも誰も利用していませんでした。混雑時は20分までと制限がありますが、閑散時間のため、歯磨きをして、お湯をゆったり浴びて、乾燥した体を潤し、ラウンジで一服です。

アライバルラウンジで喫茶

最後に

ダイヤモンド修行をすると東南アジア路線のANAビジネスクラスを利用することが多く、そればかり繰り返していると、その有難みが希薄していきますが、世界一周をし、日本品質のサービスから離れ、最初は楽しみ、満足するのですが、ちょっとでも体調を崩したりすると日本品質を求め、それに有難みを感じてしまいます。

ANAの「Inspiration of JAPAN」はインバウンド狙いだけでなく、日本人のためのものでもあるかもしれません。今回は828便と8のつくラフイトで締め括ったため、末広がりで来年も旅行ができればよいなあと感じてしまいました。

ANA フライト

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