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ウズベキスタン航空 423便 搭乗記 B767-300ER 最前列は快適

ウズベキスタン航空423便でタシケントからデリーまで、ワイドボディのB767-300ERで移動しましたので、お伝えします。

エアサイドは何もない

出発は8:45であり、朝6時半にホテルを出て、きっちり2時間前に空港に到着します。空港内には搭乗者しか入れずに、まずは軽い手荷物検査を受けます。インド行きと言う事で、大行列かと想定すると待ち時間は5分程でチェックインは終わり、出国審査となります。出国審査は10分程かかり、日本人感覚からはもたつきますが、割と早いと言えます。

そして、最寄りの手荷物検査場に行くと、インド行きはこの先の入り口にと言われます。

言われるがままに手荷物検査場に進むと空いている手荷物検査ゲートであり、ラッキーと思い、待ち時間なしに進みます。すると少し雰囲気が異なります。普通の空港では手荷物検査を進むとその後は免税店やレストランやバー、ラウンジがあるのですが、そうした気配はありません。

なんとインドやアメリカ行きなど限られた行先のフライトには追い出し部屋では?とも思えるエアサイドとなっていました。

店舗はカフェが1店舗とガジェット販売店(朝早いのか誰もおらず)のみと言う、何ともであります。Google Mapの書き込みで同ターミナルについて、アメリカ行きの人が何もないとディスっていました。

もしかしたら、手荷物検査を戻ったり、乗り継ぎ口から色々と店舗のあるエリアに行けたのかもしれませんが、そんな気力もなく、待つことにします。お土産買うつもりだったので残念です。現地通貨2,000円くらい残してしまいました。また、来いと言う事かもしれませんが。

エコノミー最前列席はSIN-NRT修行を思い出す

こんな隔離されたゲートなので直接、飛行機に乗れるかと思うと、またしても沖止め最高でした。冒頭の写真のように搭乗は最前方のドアからしかなく、結構な混雑であります。

ビジネスクラスは2-1-2配列のアシアナ航空の763在りし日の構成と同じでした。シートはレザーですが、かなりへたれ感がありました。

一方で、エコノミーはシート生地は張り替えられているのか、新しさを感じました。ヘッドレストもありました。今回の座席はエコノミー最前列の11Aであります。しかも、隣席がおらず、かなりの快適さであります。

機内誌やセーフティカードは基本的にナローボディ機でも変わらずのものでした。

シートピッチは最前列席だけあり、余裕であります。しかも隣席がいないので最高の状態であります。気分はビジネスクラスです。

シートモニターのリモコンはひじ掛け内にあります。PPと表示されているのはプレミアムポイントを想起してしまいました。ウズベキスタン航空がスターアライアンスに加盟したら、今回のフライトのPP単価はどうなるのだろうと計算してみました。

シートモニターは最前列席なので、当然ですが、ひじ掛け下から出す方式であります。一連の座席スペックを見ていると往年のANA SIN-NRT修行とほぼ変わらずの、往年の修業時代を思い出してしまいました。

離陸

沖止めでもワイドボディ機材なので、プッシュバックかと思うとノンプッシュバックスタートでした。羽田で一度経験しましたが、763のE235系の加速時に似たエンジン始動音がプッシュパックなしに聞こえるのはなかなか貴重でした。

近くて遠い、ターミナルを見て離陸であります。離陸までのタキシング時間は羽田のように時間はかからず、5分くらいで離陸でした。

タシケント郊外の河川流域の景色を見ながら上昇していきます。これで中央アジアの夏の旅もおさらばであります。短いようで8日もいたので結構滞在した旅でした。さらばウズベキスタンであります。

この後は山脈地帯となります。往路も窓側で堪能したのですが、帰りも窓側にして良かったと感じます。日本ではなかなか見られない景色であります。

離陸してすぐにタジキスタンに入ります。昨日までいたサマルカンドが懐かしく思います。ここからは不時着したら遭難も大変な高地に入っていきます。

機内食

ベルトサイン消灯後、しばらくして機内食となります。選択肢はなく、カレーのようなメインのみであります。品数としてはエコノミーではチーズやパンなど多い方でありますが、正直、あまり口に合いませんでした。エアアスタナの方が美味しかった感じです。

これにアルコールでもあれば、勢いはありましたが、ソフトドリンクだけでした。もしかしたら、リクエスト制であったのかもしれませんが、旅の疲れもあり、このままで甘んじました。

結局、フルーツとカレーを少しと生野菜をかじって終わりとしました。

食後にトイレに行ってみたのですが、エコノミーは結構な混雑ぶりであります。この景色もANAのSINマイル修業にも似ています。隣席が空いていたのはある意味奇跡だったのかもしれません。体格の人が多い中央アジア路線です。

日本ではなかなか味わえないハイランド

同区間の醍醐味と言うと日本では味わえない6,000m超の山脈が間近に見えるところであります。復路でもK2が見えました。

氷河がきれいに見えたりするのも、南米や北極圏やスイスあたりでないと見えないので貴重であります。こんなところに不時着したら、どうやって救助されるか想像できません。

随分、滑っていませんが、白い氷河みたいなところをスキーで滑ってみたいところです。操作を誤ると数百メートル下に落ちそうですが、結構幅はあるので、そんなことを考えずに楽しめそうです。まあ、一部であり、その後は下山はスキーを背負ってクレパスを気にするとなると、大変そうですが。

デリー到着

フライト自体は3時間ちょっとであり、ソウル仁川を経由する場合と比較すると先に短距離フライトが来るか、後に短距離フライトが来るかと言う違いとなりそうです。

仁川経由の場合は日本から仁川まで2-3時間であり、そこからタシケントまでは7時間かかります。一方でデリー経由の場合は羽田からデリーまでが7時間くらいで、デリーとタシケント間は3時間なので移動時間的には似ています。ANA便のPPか、スタアラ便のPPという違いもあります。

ハイランドの景色が終わるとあっという間にデリーであります。インドの高速道路は恐ろしく、片側何車線あるのかわからないくらいであり、場所によっては世界一の車線数ではないかと思います。

そんなこんなでデリー・インディラ・ガンディー国際空港に1週間ぶり到着です。今回はマルチプルビザで2回のインド入国が認められており、パスポートコントロールでは2度目ですね、と言われてスタンプを押されてすんなりの入国でした。

最後に

日本から海外に行く際は、LCCを除くと、ほぼワイドボディ機で各地域のハブ・ゲートウェイまでアクセスでき、そこからはA320やB738専門でありますが、タシケントからの場合、ワイドボディ機で移動でき、座席数も多いので座席指定の選択肢が多く、実際のフライトでも快適だったりします。

中央アジアの旅の締めくくりもエコノミーですが、快適に締めくくられて良かったてす。この後はデリーでちょこっと滞在です。

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