ウズベキスタン航空でキルギスの首都であるビシュケクからウズベキスタンの首都であるタシケントまで移動してみましたので、お伝えします。
マナス空港
旧ソ連のようなマナス空港ですが、夕方は移動が少ないのかガラリとしています。S7航空のモスクワ行きは混んでいましたが、ウズベキスタン航空のタシケント行きは待ちなしでチェックインが出来ました。
上級会員のメリットが効かないエアライン搭乗では結構、行列にヒヤヒヤするものです。
チェックインの建物は旧ソ連臭くて古いのですが、エアサイドに行くと結構綺麗であり、プライオリティパスで利用できるラウンジもありました。
フライト
ウズベキスタン航空の2レターコードはHYであり、ウズベク語のエアラインを表すhavo yo‘llariと言う事出ます。まったくイメージが付きません。まあ、NHも最初はそうですが。
機体はウズベキスタンの国旗に似たカラーリングであり、空色と白と緑で構成され、赤色の細い帯が走っています。機体上部のみ空色なのはモヒカンジェットを想起させます。
ビジネスクラスはナローボディらしい2-2のリクライニングシートとなっています。シートは汚れの目立たない紺色のレザーシートです。
エコノミーも一般的な3-3配列であります。こちらも紺のレザーシートであります。
今回は非常口の座席の一つ後ろの座席でありますが、前に座席がないので、スーパーバルヘッドであります。飛行時間はそんなに長くなかったので行きませんでしたが、トイレに行くのにいちいち隣の人に出てもらわなくて済むので便利です。
座った目線から見てみるとスーパーエクストラレッグルームであります。こういう席はCAさんとお見合いが多いですが、ジャンプシートはありませんでした。
以前に似たようなシートではターキッシュエアラインズで同じく前にシートの無い席に座ったことがありました。広さは正義です。
機材はA321であります。シートモニターはないものの、USB電源はあり、古いのか新しいのかよくわからない感じです。短距離仕様の機材と思われます。
機内誌は古典的な分厚いもので左開きが英語で右開きがキリル文字で書かれていました。国際線版の翼の王国みたいな感じであります。
中身は自社のサービスに関するものが多い感じでした。ウズベキスタン航空は西はニューヨーク、東は成田まで就航しており、成田は週2便飛んでいるようです。機材はB787-8と言う事です。
窓から外を見るとシャークレットがついているので、新しめの機材と言う事でしょうか。隣にはビシュケクに来る際に搭乗したエアアスタナのA320がいました。2日前の今頃にビシュケクに着いたと言う事になります。
離陸する頃には日没となり、暮れなずむ黄昏な大地が広がっていました。この後あっという間に真っ暗になります。
ビシュケク(FRU)とタシケント(TAS)間は294マイルであり、羽田と大阪間のフライトであり、国際線ではありますがドリンクのみでした。ベルトサインが消えるとすぐにカートを運んでいました。
道中、野菜不足になるのでトマトジュースとしてみました。ラウンジで飲み過ぎたからと言う方が正しいかもしれませんが。アルコールはありませんでした。
あっという間に降下を始めてタシケント空港に着陸体制となりました。中央アジア最大級の街であるタシケントの夜景はかなり綺麗であります。結構、高層ビルもあり、都会という感じです。
ウズベキスタン入国
そして、ターミナルに到着であります。今回は沖止めバスの利用でなかったので、着陸してから早く、ホテルまで早く辿り着けそうです。
ウズベキスタンに入国して広大なターミナルから外に出ます。ライドシェアアプリであるYandex GOがタシケントでも使えるのですが、キルギスと同じく現金払いしかできないので、まずはATMで現金を下ろします。Taxi、Taxiと声をかけられますが、スルーしてYandexのピックアップポイントに。
タクシー代は驚愕の安さで2-3km走っても100円ぐらいと日本のバスよりも安いくらいでした。ホテルまでは5分もかかりませんでした。100円なら歩くよりも効率的です。
最後に
今回はウズベキスタンの国営航空であるウズベキスタン航空に搭乗してみました。機内サービスやなどはフルサービスキャリアであり、エミレーツのような特別感はありませんが、特に不満もありませんでした。
今回、搭乗した路線は294マイルと印象に残るほど機内にいなかったからかもしれませんが、定刻通りに到着であり、結果的には満足でした。
今日はタシケント空港とタシケント駅の近くのホテルに滞在し、翌日にはサマルカンドブルーへ移動することとなりました。