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ターキッシュエアラインズ搭乗記 久しぶりの機内食はうまかった

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ターキッシュエアラインズにチュニス・カルタゴ空港からイスタンブール空港まで搭乗しましたのでお伝えします。

ラウンジインビテーションのないチェックイン

NH*Gとして、ビジネスクラスカウンターではチェックインはできました。自動チェックインマシンもあるのですが、Turkish Airlinesのマークはないので、エコノミーは長蛇の列でした。ビジネスクラスカウンターはエコノミーと少し離れた場所にあるので探してしまいました。

そして、ラウンジの説明などもなく紙の搭乗券をわたされ、チェックイン終了であります。どこかのおっさんのように、「おい、ふざけんなよ」と激高しても憐れなので何も言いませんでした。歯ぎしりギシギシであります。

ゲート近くまではお店はありますが、ユーロ建てのカード支払い決済のみだったり、チュニジアドルはコインのみとかなかなか不思議なルールがあり、残った小銭を処理に苦しむところでした。チュニス空港の出国後エリアでは募金箱もなく、当然両替もなく、イスタンブール空港の出発まで小銭を持つこととなりました。また、チュニジア以外でのチュニジアドルの両替は厳しいようでもあります。

搭乗

今回は昼便のTK662便であります。サンデーと言う事もあり、小さい子供連れの家族が多くほぼ満席でした。海外の空港としては時間は正確であり、定刻通りに搭乗が開始します。グループ1で優先搭乗が効いていたのはスタートラックスの効果なのかもしれません。

今回も非常口座席付近であります。と言っても、前に座席のない窓側の超ウルトラバルクヘッドであります。381系にこうした席があった記憶がありますが、飛行機ではレアであります。

座った景色は上の写真であります。前の前まで遮るものがないところであります。トイレに行くのも便利であります。なかなかレアであります。

一方で隣席は天と地であり、シートピッチはかなり狭さであります。シートの色合いと狭さを見るとエアアジアと見分けがつかないかもしれません。シートグルとかみて広い座席を有償でも選択した方が良いところであります。

前日に機材変更があり、A321-200となりました。それ以前もA321でしたが、ターキッシュエアラインズは同機材でもコンフィグレーションが豊富であり、その差はなかなかわかりませんが、きちんと事前にメールで通知が来るのも、評価対策なのかもしれません。

バルクヘッド席ではシートバックにモニターがないので足元からシートモニターを出します。ただ、何と故障しているのか表示できませんでした。2連続フライトでモニターは非表示であります。そして、操作系を見ると結構の年季が入っています。シート自体はレザー(調?)で割とピンとしていたので張り替えているのですが、それ以外は意外と長く利用している機材とも感じてしまいました。

離陸

エプロンからは富士山のような、いかにも火山のような山も見えます。悠久のカルタゴを想像してしまいます。その手前をLCCが通過していくのはタイムマシーンのようでもあります。Googleフライトでもあまり出て来ないキャリアでした。

カイロやフェズも違う、どこかおっとりとしたチュニスの街並みが見えます。アフリカと言うかアラブ感が一番少ない場所であったかもしれません。ニースに近い感じもありました。

離陸してチュニス湾からチュニジア北端のボン岬半島を北上していきます。ここで地上ら降りたらリゾートのような景色が広がることが想像できます。ただ、砂浜まで白波が立っているので泳げそうにはなさそうですが。

すぐにイタリアのパンテレリア島が見えてきます。ヨーロッパとアフリカで分けてしまいますが、こうした島々を見ると瀬戸内海のような感じてもあります。この後はシチリア島、イオニア海を経てギリシアに進路を進めていきます。

久しぶりの機内食がうまかった

ターキッシュエアラインズと言うか、トルコ航空の方が馴染みが深いくらいフライトであり、実に10年ぶりであります。ブログを始める前はANA便に固執することなく、プレミアムポイントをとにかく貯めており、ターキッシュエアラインズはフライト回数は15回と少ないものの、フライト距離は3.7万マイルは飛んでいたりします。

エコノミーではありますが、今回のフライトでは無料でビールもあったりします。エコノミーでアルコールを飲む人は少ないのかビジネスクラス側まで取りに行って持って来てくれました。

さて、エコノミーではありますが、久々のターキッシュエアラインズの機内食であります。前菜と言うかフルーツのスイカに、メインのハンバーグにブロッコリと人参、そして、キッシュ的なホットミールであります。

何だこれしかという感じもありますが、ホットミールのハンバーグはバーガーキングよりも肉々しく、玉ねぎや大豆などは無縁な感じでした。全体的に味は濃いめであり、かと言っても、塩入れ過ぎでもないので2時間ぐらいのフライトではベストでありました。10年前のエコノミーのフライトでこんな美味しかったか不明であります。やはり美食の国のキャリアと言う事があるかもしれません。

この日は胸やけMAXでしたが、意外と食欲があり、パンも意外とボソボソとしていなく、普段はあまり小麦系は食べないのですが、メインの残ったソースディップで感触でした。

機内食を終えると既にギリシャあたりであります。ドゥブロブニクやコトルあたりと同様に複雑な地形であり、地上に降りて行ってみたいところでもあります。南欧はとにかく景色が良く、フライト自体が楽しいです。

着陸

チュニスからイスタンブールまでは1,039マイルであり、HND-OKAよりちょっと長いくらいでもあります。2時間ちょっとでイスタンブールに到着であります。イスタンブール都心部以外の街でも高層ビルと言うか高層住宅が多いのは韓国やシンガポールなどとも似ています。結構、国土の広い国ではありますが。日本とは違う歯車で経済が回っているとさえ感じてしまいます。

世界最大級の空港である新ISTに到着であります。今回が初めての到着であります。ターミナルのゲートに停泊しないTK機が数多いるのは圧巻であります。羽田でのANAやJALと比較してもその規模が比にならないくらいであります。

ターミナルに飛行機は近づいていくのでタキシング時間は長いものの、PTBゲートで経由で入国かと思うと最後の最後で沖止めであります。ほぼ、バックスピンに近い形のががっかりであります。着陸してからこうした所作により、結局30分以上外に出るのに時間が経過してしまいました。
バスでバスで、パスポートコントロールまで近いのではありますが、同じように世界各国から到着するのはいつの時間も同じのようであり、入国までは時間がかかりました。

そして、イスタンブール市内までのアクセスの地下鉄はセントレアのターミナルからFODまで移動するくらいの距離を経て、さらに上野駅の新幹線ホームまで行くような縦動線もあり、かなり時間をとられてしまいます。折角の地下駅だったらターミナルの真下に造ればと思いますが、日本資本意外だと結構こうした駅は多く感じます。

まあ、地下鉄自体、乗ってしまうと所要時間はかなり早いところではありますが。残念なのかよくわかりません。

地下鉄駅に潜る前にターミナルを撮影してみました。車ファーストなのか道路のレイヤーが結構あります。それにしても巨大な空港であります。関西空港がオープンしたように時代を思い出してしまいました。

最後に

10年ぶりのターキッシュエアラインズでしたが、あまり変わらないようですが、機内食はかなり改善しているようでした。フルサービスキャリアで外部評価を気にするところは割とサービス改善がコストと見合いで進んでいるので選択としては有りかもしれません。世界中旅をしていると色々と考察することが多いものであります。遠くまで来て、今回は面白い体験でした。

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