ピカチュウジェットのビジネスクラスでデリーまで行ってみましたので、記事にしてみました。
ピカチュウジェットNHとは
ピカチュウジェットNHとは2024年8月から始まったそらとぶピカチュウプロジェクトの一環で特別塗装機の2機が運航をしており、1機がピカチュウジェットNH(789)、もう一機がイーブイジェットNH(77W)となります。
機内ビデオや記念品などあり、ちょっとした特別感があります。羽田空港はなかかな飛行機の全景を捉えるのには厳しいところであります。全景は以下のとおりです。
ANAホームページより
特別感は搭乗記に従ってお伝えします。今回はピカチュウジェットNHの789です。
搭乗記
ターミナル3のラウンジと言えば
前〇3犯、837便は第3ターミナルからの出発と言う事で久々のT3利用となりました。
ターミナル3でプライオリティパスが利用できるラウンジはSKY LOUNGE Southがあるのですが、出口の外まで行列ができていました。カウンターをのぞき込むと受付処理をしていない状態でしたので、ラウンジ席がキャパオーバーとなっていたのかもしれません。
海外でも受付行列はありますが、それはトランザクション時間の問題で、日本ではクレカ会員が欲しいために、プライオリティパスを乱発し、それを期待したホルダーで溢れた姿が上記の写真かもしれません。
と言う事で、プライオリティパスは利用せずにANAダイヤモンド特権でSuiteラウンジに。T2にいると見られないA350-1000に遭遇するのはなかなかであります。思いのほか、空いていたのが驚きでした。T2とT3で分散できるのかという反面、ANAのコストが気になってしまいました。
ビジネスクラス1A
日本はPTBをデュアルで使用するのは良いですね。海外の場合だとPTBは1つだったり、沖止めの場合はバスの使用台数を抑えて、後続のバスが昭和の満員電車みたくなるので日本はいいなぁと思います。
L1から乗り込み、いつものビジネススタッガードであります。久しぶりなのでワクワクします。
今回はANAピュアミリオンマイラー100万到達後初のフライトであり、その効果があったのかわかりませんが、オンラインチェックインで1Aが空いていたため、1Aとなりました。
しかし、789も古くなったもので、角部分は擦れに擦れまくっています。ここまで修繕しないと言う事は次のシート取り換えがまもなくと言う事なのでしょうか。
ピカチュウジェット祭り
そして、サイドテーブルには何か置いてあるではないですか。ピカチュウジェットNHの記念品であります。封筒と言うとこの中に現金でも入っているのかと思いますが、そうではありませんでした。現金の方が良かったですが。
中身は搭乗証明書と木札と記念ステッカーでした。木札はミリオンマイラータグよりもレアなのか不明ですが、レアかもしれません。まあ、この特別塗装機は2028年まで運航と言う事なので、だんだんレアではなくなっていくと思います。
機内WiFi無料
搭乗早々にビジネスクラスでも無料となったANA WiFi Service2 フルライトプランのバウチャーが配布されます。
裏面は株主優待券を彷彿とさせるスクラッチであります。株主優待券と比較すると結構、強く擦らないと文字コードが出て来ないと言うのが特徴です。
実際に離陸した後のアクティベートするとバウチャー分が差し引かれていました。21.95USDと言うと3,000円近いので結構な旅のコスト削減となります。
セーフティビデオ
ウェルカムシャンパンを終えて、出発となります。最近は全路線、シャンパンにしているようです。シャンパンも色々あるのでプレミアムクラスもシャンパンに統一した方が良いかもしれません。
セーフティビデオもピカチュウ使用であり、随所にポケモンメンバーが出てきます。ただ、やどんは出てきませんでした。個人的にはやどんジェットで高松に飛んで欲しいところであります。
T3ターミナルを離れます。となりのA350-1000はまだ駐機していました。
離陸
タキシングはあっという間のA滑走路からの離陸であります。iPhone16 Pro初の4K120P動画の撮影となりました。YouTubeは60Pまでなので折角のレートが半減ですが、撮影している時には手振れが気になったのですが、実際に上げてみると意外と手振れが補正されているのは驚きでした。動画は上のとおりです。
アクアラインを横切り、小泉エリアを通過後に富士山の山梨側を通過して本州を横断していきます。このあと過ぎ去るキッシーの名残惜しさなのか、広島を過ぎてから日本海に出て、朝鮮半島上空となりました。
ビジネスクラス機内食
日本領空を出たあたりからメニューが配られます。以前は結構デザインが変わっていた機内食メニューですが、何も効果がないと悟ったのかブルーのものが続いています。
今回は和食にしてみました。しばらく搭乗していなかったこともあり、その前は洋食が多かったこともあり、和食としてみました。
メニューは以下のとおりです。
アミューズ
ANAオリジナルナッツチリパイスティック
パストラミチキンとチーズ
前 菜
豆乳豆腐 抹茶餡掛け
蟹寿司
零余子真丈オランダ酒粕チーズカステラ
小 鉢
スモークサーモンサラダ仕立て 玉葱ドレッシング
小 鉢
南瓜豆腐 茄子 鶏肉 松の実味噌掛け
主 菜
黒毛和牛すき煮 ガーリック風味 金目鯛味噌幽庵焼き
御 飯
御飯、味噌汁、香の物
デザート
・ プルミエマロン
・ チーズ(ブルー、ウォッシュ、ハード)
・ フルーツ
ちなみに和食似合いそうな白ワインのリストは以下でした。
オーストラリアのソーヴィニヨンブランがなく、フランスのソーヴィニヨンでした。オーストラリアの2015と言うのが気になるところですが、フランスということです。
そして、もう一つはドイツのリースリングでした。アルザスとあまり変わらないような感じもします。
今日はトロピカルとではなく、青っぽい香りが米と会いそうでもあります。
まずは数十年来のスティックであります。金型が元が取れていないのか、取引先からお願いされているのか不明ですが、続いています。その昔、スーパーシートプレミアムで配布されていたクラッツよりは良いので、いいのですが。
そして、いつのも伊藤園とのコラボが今回はポケモンとのコラボとなっています。
一杯目はフランスのソーヴィニヨンブランからスタートです。
続いては前菜であります。和食の場合、ボリュームは小さいですが、点数が多いので、写真的には映えるところであります。
カラフルではありますが、煮しめ系は味が予測できてしまいますが、安心感があるとも言えます。
この辺りは色々な味があるので、お酒が進むところであります。大概はどこかで食べたものではありますが。
サラダ仕立てと言いつつ、刺身に近い感じであります。業務用の〆たものとは違いがありました。もう少し食べたかった。
主催はJRAではなく、主菜は黒毛和牛すき煮と赤魚かと思うと金目鯛の幽庵焼き(味噌)でした。黒毛和牛すき煮はガーリック風味と言う事であり、ネギとニンニクは決して相性は悪くないのですが、カレーとかビーフシチューとかの煮込みでは愛称はありそうですが、すき煮ではどうかと思いましたが、独特ではありましたが、完食でした。
デザートはフルーツにして、リースリング街道を続けました。あとは字幕ストレスのない日本映画となりました。
結構、寝てしまった
10:50発でありましたが、数日前から寝不足となり、当日朝は汗をかいてから搭乗と言う事で、ジョギングをしたことと且つ、早起きしたこともあり、映画を観ていると寝落ちてしまい、帰って来たあぶないのエンディングの舘ひろしの歌声で目が覚めてしまいました。バイクに乗りながらショットガンをかます日本の俳優は他にいない感じでした。
結局、記憶にない時点から再度再生してしまいました。その後は杏主演の子供関連の映画を観てしまいました。ご時世柄、リアルでしたが。
フライト自体はC国を飛ぶのは承知でしたが、チッタゴン(バングラデシュ)付近など海に近いフライトは意外でした。近くにヒマラヤ級の山脈があるわけでもないのですが、地球儀的にはこんなものなのかもしれません。
意外と時間が過ぎるのが早く、到着がまもなくであります。
フライト時間は7時間とちょっとですが、ビジネスクラスでは二度目の食事がきちんとあると言うところであります。インド発だったりするとラーメンとかで終わるのですが、不思議なところです。
今回はラビオリでもニョッキでもく、コメのピラフと言う事で、それにしてみました。ホタテ、エビ、インゲン、たっぷりの具材であり、まあ、コメは良いのではないでしょうか。付け合わせにパンがあるのはバスタ感覚なのでしょうか。お好み焼きをおかずにご飯はまだ、キャベツ比率があるので許容できるのですが、パンとピラフはちょっとと思ってしまいます。結局、ピラフとフルーツしか手を付けませんでした。
インドかバングラデシュかわからない内陸地を進み、定刻よりも50分近く早くの着陸となりました。
区間マイルは3,656マイルなのでシンガポールやクアラルンプールとあまり変わらない距離であります。冬場のムンバイ行きの時間がかかるので遠い印象がありますが、意外と近かったフライトです。ただ、マイル修業に向くかという点はハテナであります。
インド
入国であります。今回はeVISAを事前に申請しての入国でしたが、その申請がとても大変であり、WEBページで6ページぐらい記入事項があり、しかも、パキスタンに先祖がいるにNoとつけても、一時保存するとYesになるというトラップがあり、いざ申請の際はそこをNoに変えるとかしたり、顔写真アップロード、パスポート顔写真ページをになぜかPDFで送信(Adobeとつるんでいるのかと思ってしまうくらい)となかなか、時間はかかりますが、それをすれば、空港到着時はビジネスクラス用の審査レーンもあり、入国は意外と早かったと言えます。事前にコストは25USDかかります。もちろん、クレジットカード決済です。
同じアジア人ではありますが、インドは日本と対局的な位置にいると感じてしまいます。神経質な人は少なく、笑いが生じるところは人間らしい感じでもありますが、何か違うところを多く感じます。
ようやく入国して、地下鉄でホテル近くまで向かう事とします。切符購入は有人であり、カード払いの窓口もありますが、エラーが出たりとただでさえ汗が出るのにさらに汗が出てしまいます。
最後に
久々の国際線であったことピカチュウジェットNHであったことやインドの入国が新鮮であったことなど、脳内がかなり活性化されたフライトでありました。
フライト時間が短い割に濃厚な時間でありましたが、インドの入国、出国システムは結構大変であり、インド近くに行く場合はあえてインド軽油をせずに、天秤にかけてどこ経由にするか決めた方が良いかもしれません。
ただ、色々と障害はありますが、現地の人たちは前向きにしようとしてアシストしてくれるので、そこは有難みを十分に感じることが大事かもしれません。