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ワンデーアキュビューオアシスMAXを使い始めてみた

久々に使い捨てコンタクトを変えてみましたので、お伝えします。

旅での視力は重要

旅先にて意外と重要なのはスマートフォンや歩きやすいシューズではありますが、それ以上に重要なのは視力と言えます。

特に秋口は日が暮れるのが早く、場所によっては街灯も少なく暗くなります。どこかに行く場合はスマートフォンの地図を見ることとなりますが、加齢に伴い、暗いところでの視力が弱くなり、且つ、老眼で手元のスマートフォンが見えなくなり、結構、夜の旅先では不自由しているところです。

とは言っても、眼鏡は汗でフィット性が損なわれたり、不便も多く、コンタクトレンズに頼るところであり、ここが快適になるとかなり不自由がなく便利というところであります。フクロウのようなナイトビュー視力が羨ましいです。

ワンデーアキュビューオアシスMAXとは

ワンデーアキュビューオアシスMAXとは2024年7月4日から発売されたジョンソン・エンド・ジョンソンの使い捨てソフトコンタクトレンズの「アキュビュー」ブランドの新製品となります。

最新商品だけあり、これまでの商品のペインポイントを改善しているようであります。以下がポイントのようです。

涙を安定

涙の成分に似た働きをする保湿成分をレンズに入れ、水分の蒸発量を抑えたのが特徴だ。涙の液が保ちやすく、よりクリアに見えるという。潤い感が続くため、まばたきした時の摩擦が減り、快適となるようです。

光のノイズをカット

HEVフィルターという独自技術を採用して、短波長光をカットすることにより、色鮮やかで快適な見え方を目指したと言う事です。

実際に購入してみた

ワンデーアキュビューオアシスMAXにはマルチフォーカル(遠近両用/老眼の人向け)が用意されており、約5年前からマルチフォーカルのコンタクトレンズを使用していたので、どうなのかと思いネットで検索してみると、処方箋が必要と言う事です。近くの眼科が混雑していたり、取り扱いがない店舗が結構多くて、たどり着くまでに結構時間がかかりましたが、新宿にある大手のコンタクト販売店で手に入れることが出来ました。

店舗の横の眼科で診察を受けてからとなりました。いつの頃からかネットで処方箋不要が便利なので10年近くそうしていたのですが、今回のレンズは処方箋必須と言う事で診察を受けると時間はかかりましたが、きっちり調べるのでこれが意外と効果があるのかもしれません。

店舗には在庫がなく、数日後に到着します。ネット販売でもリアル店舗でも最近の使い捨てコンタクトはおおよそは配送であります。アマゾンもそうですが、段ボールは何とかならないかと感じてしまうところです。

パッケージデザインは違うものの、サイズとパッケージの材質はこれまでのワンデーアキュビューと同じであります。ひと箱に30個詰められており、左右で視力が異なる場合はこれでひと月分となります。

これまで使用していたワンデーアキュビューモイストと並べてみました。モイストのマルチフォーカル(遠近両用)はネットで処方箋不要で購入できるのでずっと使用していました。年々に視力が悪くなっているので、勝手に度数を上げたり、遠近との差を上げていたのですが、それが問題であったようです。

結果的にMAXでは、度数は下がり、遠近との差も低くなっています。

また、マルチフォーカルの場合、BC(ベースカーブ:レンズの曲がり具合を示す数値)は8.4固定であり、DIA(コンタクトレンズの直径、ANAダイヤモンド会員ではない)も14.3固定となっています。

2024年7月4日発売なのですが、モイストよりも古い製造年月日が印字されているのが不思議であります。日本での認可に時間がかかったと言うところかもしれません。

装着感と見え方

一番気になる部分でありますが、ひと月ぐらい使用してみたレビュー・感想は以下のとおりです。

ベースカーブと直径は同じだが装着感は向上

これまでのワンデーアキュビューモイストとMAXではベースカーブと直径は同じなのでですが、ゴロゴロ感やずれると言ったことがまったくなくなったと言う点があります。これまでのモイストではシャワーの際に瞼についた水を手で払うと、結構な確率でレンズがずれたり半折になってしまい、そのまま外れて落ちてしまい、装着しなおすか、新たにレンズを使う羽目になっていたのですが、それが皆無となっています。ひと箱の単価はモイストとオアシスMAXでは1.5倍程違うのですが、その差はなくすロスを考えると差は縮むと言えます。

同じ形のレンズでも結構違うものだなと言う感じであります。

ただ、寝落ちてしまい、翌朝の装着感は目薬で潤いを与えても、モイストのような再起動感はなく、外したくなってしまうのはジョンソンエンドジョンソン・マジックでもあります。ワンデーなので毎日取り換えるのが基本であり、健全ではありますが。

処方箋のおかげなのかレンズ特性なのか遠近両用はかなり効果

上の写真のとおり、ワンデーアキュビューMAXのレンズは実際に開けてみると、これまでの使い捨てコンタクトにあるブルー色ではなく、ラムネの瓶のようなグリーン色です。この色が光のノイズをカットしているのか不明ですが、特に日中では眩しさを意識することが少なくなっていると言えます。

また、マルチフォーカルについても、手元での視力が改善していると言えます。老眼の場合、対象物を離せば見やすくなりますが、そのしぐさが年寄臭く恥ずかしいのですが、このレンズを装着してからは、そのしぐさがかなり軽減されたと言えます。

飛行機のエコノミーのような限られた空間ではスマホを離して視ると窮屈さを感じるのですが、それが軽減され、若い時のような感覚で視られるのは良い点でもあります。

これらはレンズの性能と言うよりは、現時点で処方箋が必須の商品で、そのために診察を受けた結果が大きいところかもしれませんが、以前のモイスト・マルチフォーカルには戻れないと感じています。

最後に

社会人になると同時に使い始めた使い捨てコンタクトであります。ほぼ、ワンデーアキュビューを使用しており、装着感などでタイプを変えてきました。そして、5年くらい前からは老眼がきつくなり、マルチフォーカルを使用していましたが、レンズのゴロゴロ感とすぐにずれてしまう点や暗さなどの条件によっては遠近両用があまり効かないこともあったのですが、オアシスMAXに変えてからは装着感と遠近両用の効果がかなり効いており、元には戻れない状態となっています。

まあ、これは久しぶりに診察を受けて適正なレンズを選択できたと言うところが大きいかもしれませんが。

ただ、新しいものだけあり、コストが高いのが難点ではあり、使い捨てなのでサブスク的にコストはのしかかるのですが、それをしても快適性と視認性は代えがたいと感じています。

旅においては見知らぬ土地でスマートフォンと遠くの標識を駆使して目的にたどりついたりするケースもあります。はたまた、乾燥した飛行機のキャビンで小さな字で書かれた機内食メニューなど(特に英字)を判断する必要もあります。視力と言うのはかなり大事であります。

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