最近、地域限定で販売されている未来のレモンサワーを飲んでみましたので、お伝えします。
未来のレモンサワーとは
未来のレモンサワーとはアサヒビール株式会社が2024年6月11日から数量限定で発売したアルコール飲料であります。名前のとおり、レモンサワー(RTD、Ready to Drink、缶のまま飲める飲料)であり、開栓すると食べることもできる本物のレモンスライスが浮き上がってきて、レモンの香りを楽しみつつ飲めるのが肝のアルコール飲料です。
2024年8月27日から首都圏・関信越エリアの1都9県(東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、茨城、群馬、山梨、長野、新潟)にて限定販売されています。
主なコンビニやスーパーでは販売されており、関東甲信越にいる場合は結構手にすることができます。
アルコールは国内製造のウォッカであり、内容量は345ml缶のみとなっています。アルコール度数は5%と比較的おとなしめであり、果汁は3%となっています。
関東甲信越限定販売ですが、製造場所は山口市であり、ロジスティックコストは結構かかっているのかもしれませんが、レモンサワーは関東で一番飲まれている事なのかもしれません。
ラインナップ
現在、ラインナップは2種類あり、オリジナルレモンサワー(写真左)とプレーンレモンサワーとなります。
オリジナルレモンサワーはレモンスライス由来の果実味たっぷりな風味。適度な甘さと滲み出す酸味と苦味のベストバランス。とのことです。
プレーンレモンサワーはサワー液に糖も香料も使用しない※、レモンそのもののおいしさをダイレクトに楽しむ自然な味わい。とのことです。
いずれも350ml缶で内容は345mlのみとなっています。メーカー希望小売価格はそれぞれ271円(税別)となっています。
味についてはオリジナルの方が、これまでのレモンサワーに近く、実際のレモンがあることでレモンさが増している感じであります。
プレーンレモンサワーについては、レモン要素が少なくなるので、甘くないのが特徴であり、食べ物と一緒に飲む場合はベストと言えますが、プレーン単体で飲む場合はレモンの香りは満喫できるのですが、アルコール度数が5%と言う事もあり、9%のストロング系と比較すると少し物足りない感もあります。
未来のレモンサワー実飲
と言う事で、オリジナルレモンを飲んでみました。缶の形状はスーパードライ 生ジョッキ缶とほぼ同じであります。スーパードライ 生ジョッキ缶のために新たな金型と言うか缶の製造工程を新造したコストを回収と言うか、歩留まり率を改善するために出来た飲み物かと勘繰ってしまう程の形状のそっくりさであります。
ただ、スーパードライ 生ジョッキ缶の場合は、とにかく開栓は気を遣うところであり、活性にごり酒というか、あばれ酒のようにとにかくしばらく落ち着かせないと吹いてしまうのですが、こちらはサワーと言う事でビールのような大爆発にはなりません。そのため、冷やして売られているものは買ってきてすぐに飲むことができるところでもあります。
プルタブは分離されてしまい、ツナ缶のような感じであります。外で飲む場合は飲み終えるまで、持っておかないと自分及び他の人にけがをさせてしまいそうです。また、レモンは食べることができると言う事なので、食べてしまえばレモンは生ごみにならずに缶だけのごみとして処分できます。
プルタブを開けると謳い文句のとおり、輪切りのレモンが浮き上がってきます。いつものレモンサワーであれば、そのまま飲んでいつもの世界ですが、ちょっと違った世界です。このレモンのおかげなのか、缶の形状のおかげなのか、レモンの香りは普通の缶で飲むのと違うところであります。
旅先でなかなかレモンの輪切りを調達するのは難しいのでお店のジョッキで飲むと言うまでは行きませんが、レモンを感じる新たな味わいです。
航空会社のラウンジにあるトマトジュース用の輪切りレモン(大概はレモン果汁だと思いますが)を持ち帰って使う強者もいるかもしれませんが。そこまでこだわるならば別な方法もありそうですが。
冷蔵庫でキンキンに冷やせばこのままでも良いのですが、最初の一口の後に氷を足すとキンキン感が持続するので、爽快感が続きます。
旅行や出張で大浴場付きのビジネスホテルに泊まり、チェックイン前に買ってきた同商品を冷蔵庫で冷やしておき、その間に大浴場とサウナで汗を流して、大浴場から戻る途中に製氷器で氷をもらって来て、氷を同商品に沈めれば、格別ではないのかと思います。楽しみが増えそうです。
ビジネスホテルの部屋備え付けのグラスと言うかコップに従来製品と氷を注ぐよりは遥かに美味しく感じました。
最後に
末来のレモンサワーと言う、新機軸なアルコール飲料を飲んでみました。スーパードライ 生ジョッキ缶の二番煎じかと思いましだか、意外と宅飲みでも最初の一杯にはありかもしれません。レモンを絞るタイ料理も会いそうです。
特に、旅先や出張先でビジネスホテル(別にもっと高級ホテルでも良いですが)での部屋飲みでもホテル備え付けの製氷器との組み合わせ、且つ、湯上り後では、チェックイン前の居酒屋の最初の一杯よりも爽快感はありそうであります。旅先で安上がりな楽しみが増えそうです。今のところは関東甲信越限定でありますが。