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エア・アスタナ搭乗記2 130マイルのショート

エアアスタナでアルマトイからキルギスの首都であるビシュケクまで移動してみましたので、お伝えします。

プライオリティパス・ラウンジがない

弾丸タッチでカザフスタンの入出国後、事前に調べていたプライオリティパスのラウンジに。すると、プライオリティパスでのアクセスを中止しているとのこと。出国前に確認した時には出てきたのですが、通信環境もままならない同空港で検索してみると確かになくなっており、プライオリティパスへの不満が悶々としてしまいました。

ということで、普通にゲート前で待つことになりますが、アルマトイ空港はベンチにコンセントとUSBポートがほぼ完備されており、バッテリが切れそうだった5年戦士のApple Watchをフル充電にしてくれました。

ビシュケク行きは16:35であり、30分前の15:55から搭乗開始となりました。ゲート付近で常に咳をしているおじさんがおり、はやりではなく持病のようなのですが、近くのエルトンジョン似のおじさんがブチ切れて「マスクを着けろ、この野郎」と怒鳴り、辺りは騒然となってしまいました。どこの国にも変な人はいるものです。

日本では見られない航空会社の機体を観つつ、機内に行きます。

機材はA320であり、短距離小型路線であります。貨物機では77Fや74Fが多い同空港ですが、旅客機は小型機ばかりであります。

エアアスタナは比較的新しい機体が多いのか、この機材も中は新しいです。レザーシートであり、清潔感があります。

今回は34Fと後ろの座席であります。隣席が空いていたのですが、最終的には満席となり、隣席もいました。中国の観光おばちゃんでした。

シートモニターもついており、短距離区間とは言え、2国の大都市を結ぶフライトなので、エースの機材を投入しているのかもしれません。ただ、フライト時間は短いため、水は事前に座席に置かれています。

たった25分のフライト

離陸前に機長からのアナウンスで離陸後のフライト時間は25分とありました。羽田⇔名古屋よりも短いフライト時間であります。そもそも、アルマトイとビシュケク間は乗り合いバスでも3時間程度なのでかなり近い距離となります。

すぐに離陸し、アルマトイ市内を眼下に観ながら離陸となります。そんなに上昇と言う事もなく水平飛行に入りました。

地上は意外と近くシルクロードらしい黄昏な景色も一瞬ではありますが、見えたりします。

案内通り、25分で着陸します。このままゲートに接岸であれば早く飛行機から出られるのですが、またもや沖止めであります。目と鼻の先にターミナルがあるので、歩いて行かせてくれと思いますが、そうは行きません。

今回も2つのバスで全乗客を裁くためか最後の乗客が乗るまでバスは出発できずに待たされると言う結果となりました。

フライトは25分でしたが、トータルでは60分近くかかってしまい時刻通りとなってしまいました。

これにより85か国目の入国となりました。

このあと、Uberのようなアプリでタクシーを呼ぶのですが、ローミングの電波が落ち着かず、空港のWiFiに頼ることとなりました。iPhoneが新しいためなのか、ローミングのせいなのか不明ですが、この旅で毎回悩まされるところでした。

最後に

アルマトイ(ALA)⇔ビシュケク・マナス(FRU)間は131マイルであり、羽田⇔名古屋(193マイル)、シンガポール⇔クアラルンプール(185マイル)よりも短く、あっという間のフライトでした。

今日はデリーからアルマトイまでのフライトでデリー空港の激込み手続きで疲れてしまったので、2レグ目のフライトは時間が短くてありがたいところでした。

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