ANA741便の釧路行きに搭乗しましたので、お伝えします。
ノンプッシュバックスタート
釧路線で中型機以上が就航することは滅多になく、今回も羽田では沖止めであり、バスラウンジからの出発であります。
機材は国際線機材のA320(32P)であります。ウラジオストクに飛べない代わりに北海道で国際線練習なのかもしれません。
国際線機材のインターネット接続は国内線と違い、フライトマップが見つかりません。結果的に、Filghtrader24とか使ってしまいます。
今回の座席は非常口座席の窓側でした。幹線では直前まで粘っても駄目ですが、幹線以外の路線は混雑が増してきてもなんとかダイヤモンドパワーはあるようです。
バスで移動といっても、あっという間につきます。60番ゲートの目と鼻の先の海側であります。今回はトーイングトラクターがなかったため、初めてのプッシュバックせずにそのまま直進で出発です。動画に撮影してみました。40秒ほどです。
トーイングトラクターのスタッフがいないため、見送りはナシかと思うと一人だけチェックしていたスタッフがおり、最後は手を振っていました。日本品質であります。
滑走路が近いため、離陸して様子が結構見られます。写真は翼が長いB787であります。ギアはすでに格納しており、この後右に旋回します。新千歳行きのようであります。
非常口座席窓側でコックピット気分
A320はA321と並んでANAでは新しい機材であり、シートモニターで機外からの映像をリアルタイムで視ることができます。そのため、窓側に座ると左方(今回)と前方で前後左右の外の様子を見ることができ、バーチャルコックピットな感じが味わえます。
もちろん、コックピットとは違い、操作ボタンは両手で数えられるだけしかないため、全く違いますが、角部屋のメリットというかちょっと楽しいものであります。
北方面の離陸はすぐであります。都心に向かって離陸してすぐに右旋回であります。大阪や沖縄だと眠くなってしまいすが、そんなことはありません。
晴海あたりでしょうか。コンテナがたくさん見えます。カメラがないとこんな経験もできないので貴重であります。
雲の上に到達するとウィングレットと空の色が良い具合に同調しています。窓からの景色は圧倒的に、翼と空と雲はでありますが、何回見ても飽きません。
この後、ドリンクサービスしかないので、ウトウトしてしまうといつの間にか北海道であります。
白糠あたりでしょうか。海岸線が見え、北海道に進入であります。この後、飛行機はかなり大きく右に旋回して、北側から釧路空港に進入します。阿寒湖方面の山々と真下には紅葉しだした草木が見え、サービス時間と感じるくらいでもあります。
空港の滑走路の様子を目の前で確認できるのも新しい機材のメリットであり、ビーチやエアドゥではこうはいかないところであります。
先に海が見えているのが何とも素晴らしい景色であります。
釧路空港
釧路空港というとPeachの路線が多いという印象がありますが、その通りであり、横にPeachが駐機していました。と言いつつも、Peach便オンリーだけにして欲しくないところであります。
降機して、空港外に出ると、熊の親子像と力強い筆で北海道と書いてあると、典型的ではありますが、北海道と感じてしまいます。
シーニックハイウェイと言うの何となくわかりますが、ハイウェイほど飛ばしていい道は少なかったような気がしており、安全運転第一と感じてしまいました。
最近は飲みフライト、飲み鉄、飲みバスなので自分で自動車を運転することはありませんが。
最後に
昨年は釧路空港から出発するフライトでしたが、今回は釧路空港に到着するフライトでした。到着時はどうしても次の目的地のために急ぐので時間がなく、すぐにバスに乗り込むこととなり、空港を味わうことはありませんが、今回は機外カメラもあってかとても空港を見た感じのフライトでもありました。