羽田空港第3ターミナルに隣接している羽田エアポートガーデンにあるプライオリティパスで利用できるオールデイズ・ダイニングのグランド・エールを利用してみましたので、お伝えします。
ロケーション
場所は羽田空港第3ターミナルにありますが、東京モノレールで空港快速に乗れば、浜松町からノンストップで13分程で到着します。浜松町のプラットホームまで上がる方が時間がかかるように感じてしまいます。
羽田空港第3ターミナルのモノレールの改札は進行方向一番後ろ(新橋方)に乗車するのがベストであり、出発階のチェックインカウンターアクセスできます。
ただ、同レストランにアクセスする場合はこの改札を出ると遠回りとなるので、改札ではなく、精算機横のエレベーターを使う方が良いと言えます。
そこで、エレベーターを降りると国際線到着でおなじみの改札がすぐであり、エアポートガーデンへの近道となります。
羽田エアポートガーデンの入り口がすぐに始まります。ここから多摩川沿いまで歩くこととなります。
住友不動産と言えば、新築そっくりさん、ベルサール、シティタワー、そしてヴィラ・フォンテーヌであります。羽田利権とも言える一等地を独占であります。
ただ、2019年から2021年までは国内線の旅で利用すると利用されていない同景色がちょっと寂しかったところでもあります。まさか、プライオリティパスで利用することは当時は思いもしませんでしたが。
同レストランまではモノレール改札からは500mくらいは歩きます。ANA国内線(ANA国際線もかなりですが)、飛行機に乗る前に利用するとなると結構、余裕を持っていくことが必要であります。4時間前にアクセスして、eチケットが必須であます。紙の搭乗券はT2に行かないと貰えないので、一度戻る時間がかかります。
連絡通路と言っても、両サイドには店舗があります。シャッター通りがいつもの日常になった日本ですが、ここには活況があります。住友地帯ではありますが、ローソンがありました。auを介して遠縁になるのかもしれませんが。
連絡通路と言うか仲見世的な通りが終わるとエアポートガーデン本丸となります。LHR、NYC、CDG、ICNと比較してもHNDは何でもあり空港の空港であります。散髪もでき、温泉もあり、もちろん宿泊もできます。強いて言うとチャンギ空港も同様にありますが、平和島競艇と東京シティ競馬が近くにあると言う意味では強いかもしれません。まあ、チャンギは送迎でカジノとかはありますが。
レポート
場所はT3からの連絡通路を歩いてきてエスカレーターを降りたフロアにあります。降りたエスカレーターと反対側の方向に進み、突き当りにあります。利用した時間は13時だったので、相当混雑しているかと思うと意外にも、待ちなしでアクセスできました。
プライオリティパスカードと搭乗券(デジタル)を提示してアクセスできました。
毎日:午前11時~午後3時
注意:ランチタイムの営業時間。ラストオーダーは毎日午後2時30分です。
レストン全景
待ちなしとは言え、昼時間なのでそれなりに混雑していたためか、場所は案内されます。バーカウンターの目の前と言う事であり、酒飲みをかもしだしていたのかもしれません。ホテルの朝食会場でもあるので、かなりの広さであります。
ホテル側からの導線もありました。ラウンジと言うよりはホテルの朝食と言う感覚であり、これまで一番利用してきた空港でこうした経験が出来るのは不思議であります。
レシートにはプライオリティパス利用が印字されています。システム的にはビジホの朝食にある食事中と裏返して食事終了の札であります。この辺りは日本ぽくて安心します。
プライオリティパスのサイトを見ると
ご利用当日に限り、ビュッフェランチと無料のソフトドリンクをお楽しみいただけます(午前11時から午後3時まで)。
とあり、アルコールはないのかと思い、まずはソフトドリンクにアクセスします。
フード
続いては、フードエリアに行きます。ラウンジではないのですが、かなりの広さがあり、選択肢は多いです。
サラダも日本品質なのか、選択肢が多いです。この辺りはインドと比較すると全然多いです。
葉物野菜やトマトがあるのはアジアでは韓国ぐらいではないでしょうか。紫キャベツまであるのもなかなかです。
日本と言えばご飯と味噌汁でありますが、いずれも当然あります。ご飯はペッパーランチみたく、自動ではなく、ジャーでした。
おしんこについては選択肢があります。たくあんとしばは定番なのか、普通じたが、紅鮭とイカのやんしゅう漬けは人気なのかからでした。ご飯でなくとも酒のつまみになりそうです。
スイーツについても選択肢が多いです。プライオリティパスで利用できる国際線エアサイドのラウンジ、さらに言うとANAスイートラウンジよりも選択肢は多い感じであり、不思議な感覚であります。
即席コーナーもあります。即席と言いつつも、昼時間帯はほぼ、出来たものをピックアップする感じでした。朝だと、卵系もありそうですが、プライオリティパスは11時からなのでそうとも行きません。
sizzilingと言う意味は焼けるようなとか灼熱のと言う意味であり、日本語で鉄板の熱つさをイメージたのでしょうか。シズル感もあるようです。
そんな即席カウンターで提供されていたのは酒飲みはウェルカムな超小盛の海鮮丼とローストピースでした。ANAスイートラウンジとは違いますが、まあ、プライオリティパスなので良いでしょう。
料理全体のピックアップです。日本だとサラダが安心して食べられるので、カラフルとなります。また。汁物の味噌汁たげでなく、スープもあるので選択肢はあります。
プライオリティパス利用ですが、ホテルの朝食感覚です。
アルコール
公式サイトではソフトドリンクのみみたいな書きっぷりでしたが、アルコールも無料でした。アサインされたバー前の席からバーにアクセスしてみます。
アルコールは瓶ビール、ハイボール、カンパリソーダ、ジントニック、カシスソーダ、カシスオレンジ、焼酎(ロック、水割り?)、そしてワインとなります。ワインは赤白ともにフロンテラでした。選択肢はなく、赤はカベルネソーヴィニヨン、白はシャルドネでした。
グラスは一流で、シャルドネをなみなみと注いでくれます。ANAスイートラウンジに行けばワインは飲めますが、同ラウンジと同様の利用価値はあると言えます。
エアライン上級会員でないと利用できなかった羽田空港のラウンジですが、そこにプライオリティパスという風穴で飲食ができるのは不思議感覚です。
最後に
今回は羽田空港第三ターミナルでプライオリティパスが利用できるレストランを利用してみました。規制バリバリの羽田空港でプライオリティパスが利用できるのは不思議でありました。
ターミナルは国際線ターミナル、現第三ターミナルであり、T3から国際線を利用する人にとっては、保安検査場の混雑度が懸念ではありますが、良いと言えます。
同レストランはプライオリティパスのルールからすると国内線でも利用できもターミナル1,2に行く前にオンラインチェックインをしていれば、スマホ提示で利用できるので、活路はありそうです。
羽田の新時代を感じつつも、いつまで続くかという懸念もあります。