ANAグループ 全世界就航地空港・制覇に向けて、これまでの履歴を整理してみました。
ANAグループの定義
一般的にANAグループと言うと上場している持ち株会社のANAホールディングス(東証プライム:9202)の連結会社となります。以下のとおりです。
全日本空輸株式会社
株式会社エアージャパン
ANAウイングス株式会社
Peach Aviation株式会社
このうち、Peach Aviationはサービス面で全日本空輸で過去にはコードシェアをしてANA便名を付けていましたが、現在は単独MM便でありますが、4分の3以上の株式を所有しており、ここはANA便に近い扱いで取り込んでみました。
次に、ANAホールディングスが出資しており、ANAとのコードシェア便が実現されている航空会社は以下のとおりです。
フィリピン航空
ベトナム航空
スターフライヤー
リージョナルプラスウイングス(エアドゥ・ソラシドエア)
以上の場合、ベトナムやフィリピンの場合、数多の空港が出てきそうでありますが、一方でプレミアムポイントが積算されないと言うのはマイル修業にあらずなので、今回は国内線でコードシェアをしているキャリアが発着している空港も対象としています。
従って、ANAホールディングスが出資する運航会社でANA便がつく国内線とANAグループが運航するANA便名がつく国際線、そして、ピーチは国内・国際、問わず全線としてみました。ピーチかない方が少なくて済みますが、出資比率的には大きいので含めてみました。
これまでの制覇地
日本・国内線
まずは日本国内です。ANAグループの国内線の傾向としては内地は直系が多く就航しており、新幹線の3時間以内(東京=大阪間は除く)とバッティングしていないところにある空港は多い傾向にあります。
ただ、基本的には幹線(東京、大阪、福岡、札幌、沖縄那覇)を核にしており、それ以外の羽田路線はANAが直接運航が多く、それ以外はAKX(ANAウィングス)が運航しているのが基本であります。
ただ、北海道や九州路線はリージョナルプラスウイングスやスターフライヤーとコードシェアをしていますが、システム的にはANA流に揃えているなどかなりの支配をしている感じでもあります。
スカイマークについては出資はしているものの、大人の事情でコードシェアはないところもあります。であれば、成田発着のホノルル路線とかコードシェアすればいいのにとか思いますが。
また、熊本・鹿児島の離島路線についてはコードシェアはしているものの、出資関係はなく、沖縄県では日本トランスオーシャン航空が離島ではオンリーとなっています。ドクターコトーの島に行こうとしても沖縄県内でJALグループへの乗り換えが必要です。
さて、つらつらと色々述べてみましたが、日本国内でANAグループ系就航の空港で利用していないのは以下のとおりです。
帯広
対馬
奄美大島
帯広はANA系としてはエアドゥ単独就航の空港でありますが、未だに利用していないので早期に利用したいところでもあります。ANAグループに限らないと奥尻と丘珠と帯広のみが北海道で商業利用の定期便がある空港では利用していないことになります。
続いては、対馬であります。対馬は2年前に実際に行っているのですが、線状降水帯に阻まれ、対馬空港には随分長くいたのですが、フライトは利用していないと言う悲劇がありました。翌日昼には都心で会議があったので、ハラハラするぐらいで別路で羽田に戻りました。
奄美大島はピーチ単独でMM便の就航地であり、プレミアムポイントも貯まりませんが、ANAグループ利用者としては利用しておきたいところであります。もともとはバニラエアの時代から就航している空港でありますが、どうしてANA系が就航できたのは不勉強であります。
日本国内はあと3空港で達成可能であります。まあ、ANAに拘らないと丘珠から与那国まで離島空港を中心にまだまだですので、それはそれでステップを踏んでいきたいと思います。
国際線
続いては、国際線であります。
北米・ハワイ
北米についてはANA就航している空港はすべて利用しているのですが、ANA便としては
ヒューストン
シアトル
バンクーバー
は利用していないところであります。シアトルとバンクーバーは近いので地上移動を含めて往復で行けそうですが、ヒューストンは南米からめて、行くしかないかなと思います。
幻のサンノゼも利用してみたいところでありますが、いつのことになるのかと言うとこでもあります。ただ、サンノゼは随分若い時代に空港としては攻略しています。
オーストラリア
オセアニア(と言ってもANAもJALもオーストラリア一択ですが)については、シドニーとパースのみであります。JALであればメルボルンとかの選択肢もありますが、パースはないところであもあります。ちなみにパースもシドニーもカンタスでも利用しているところであります。相当昔ではありますが、ターミナルは昔の躯体のままです。
アジア
アジアについては中国以外はほぼANA便で利用しており、世界中みても再頻度利用かもしれません。まあ、大半がシンガポールとクアラルンプールではありますが。
未達成は
大連
青島
上海・虹橋
杭州
広州
深セン
高雄
プノンペン
であります。以前は世の中を変えた武漢や中国では南西部の成都などありましたが、随分スリム化されています。中国は弾丸トラベルには現在は向いていないので空港タッチでトランスファーが可能であれば、行きたいのですが、なかなか難しいところかもしれません。
東南アジアでは唯一、プノンペンも利用していません。アンコールワット近くのシェムリアップ空港は利用していますが、ここも課題です。
ピーチ路線では高雄が利用できていないところでもあります。台北からの新幹線がありますが、早めに利用したいところでもあります。
アジアはマイル修業の本場なのでかなり利用していますが、一時運航した旧マドラスとかも再開したら行きたいところでもあります。アジアはマイル修業と見ても、深いです。
ヨーロッパ
ヨーロッパについては、8月に再開するウィーン路線も含めて全路線を利用しています。ここ数年は最多利用路線でもあります。この先、ミラノやイスタンブールが開設するとまた行かないといけませんが、行ってみたいところでもあります。
ヨーロッパ大陸内で行っていないのは、ベラルーシとモルドバであり、そのあたりはどうにかしたいところであります。まあ、中央アジアに近いジョージアやアルメニアやアゼルバイジャンはまだ行っていないので、世界はまだまだ広いところであります。
色々な目標達成があります。
ANAグループ 全世界就航地空港の残数は
以上のようにエリア別にグタグタと述べてきましたが、結論的には全世界で残されている空港の数は以下のとおりです。
日本 3空港
北米 3空港
オセアニア 0空港
アジア 8空港
ヨーロッパ 0空港
合計 14空港となります。
アジアと言っても中国本土がほとんどです。なかなか難しい課題でもあります。一方で高雄は早く行かないと行けなくる気配もあり、行きたいところであります。ピーチ便にもなり、プレミアムポイントもダイヤモンド会員のメリットもありませんが、この先の情勢を含めると早いうちかなと思っています。
最後に
ANAグループ就航空港としては全世界で14空港でありますが、日本国内は帯広、対馬、奄美大島となります。トクたびマイルが出で来ると帯広は行けそうでありますが、対馬はトラウマもあり、天候の影響が少なくなる秋に行きたいところでもあります。奄美大島は個人的に行きたいので、早々に攻略して、日本攻略の狼煙を上げたいところでもあります。
自己満足な世界ではありますが、確実に旅のスキルアップもできるのでチャレンジにはポジティブです。生涯飛ぶのは刺激がありそうです。