出雲市駅前にあるセンチュリオンホテル&スパ クラシック出雲に滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
同ホテルはJR出雲市駅前の正面を出て、横断歩道を渡ったところにあります。駅から既に建物が見えるので迷う事はありません。徒歩3分程であります。
JR出雲市駅の中にはセブンイレブンがあるほか、少し歩くとローソンがあります。また、その近くにはモスバーガーがあります。一方で一畑電車の電鉄出雲市駅前にもセブンイレブンがあり、コンビニには恵まれています。
ホテルの隣には出雲そばとシジミラーメンと書かれており、何とも惹かれるところであります。ちなみに夜しか営業していませんでした。
エントランスから館内施設
入り口はライトアップされていました。高級ホテルのような奥行きのある佇まいではありませんが、どこにでもあるビジネスホテルとは一味違ったデザイン性があります。
ロビーの天井は高く、ビジネスホテルと言った感じはしません。コートヤードぐらいの高級感があります。
エレベーターホールは比較的コンパクトであります。エレベーターはカードキーを翳すシステムではなく、セルフでボタンを押します。普通のエレベーターです。
フロア構成であります。1階はフロントとレストランと大浴場があります。2階は一部、客室とコインランドリーと自動販売機と喫煙所があります。コインランドリーがあるのは長旅では荷物軽くできて良いところであります。
客室は2-7階であります。高さ規制があるのかわかりませんが、意外とこじんまりとしています。
アイロンやアイスバケット、延長コードなど貸出備品はカードをピックアップしてフロントで交換します。家電量販店で小物の貴重品を買うみたいであります。
大浴場は1階にあり、エレベーターホールの横にあります。入り口は比較的狭いですが、浴場はかなりの大きさであります。
同ホテルホームページより
温泉ではなく人工温泉であります。サウナ北欧などと同じトゴールの湯でありますが、マイクロバブルとの合わせ技でかなり気持ち良いです。この界隈はトゴールか二股であります。温度は結構熱めであります。
奥に見えるのはサウナ後に涼む場所となります。露天風呂はありません。
同ホテルホームページより
サウナは結構広く、テレビが設置されていました。サウナは熱く、3段目に座ると結構熱くて長居はできないくらいです。
同ホテルの大浴場はお湯は熱め、サウナも熱め、水風呂は10℃と冷たく、かなりメリハリの利いた健康で刺激好きの人にはとても快適と言えます。
そして、大浴場は何と24時間営業であります。ただ、午前中は清掃が入るので、少し気になりますが、サウナではタオル全交換のため、利用できないと言う事はありませんでした。
コインランドリーは2基設置されています。現金のみの対応であり、自動販売機が両替機となっています。折角ならお酒と言いたいところですが、同ホテルでは販売しておらず、コンビニに行くしかありませんでした。電子レンジは2階のここのみとなります。
広いルーム
今回は5階の部屋でありました。最近のビジネスプレミアホテルでは標準とも言える木目調であります。隈研の影響かもわかりませんが、本物の気ではないようで、劣化は暫くなさそうであります。
ルームキーは百人一首のようであります。土地柄、一貫して和風の意匠として統一感を高めているようです。
清掃してください。起こさないでください。はめんこのようであります。こちらもこだわりが見えます。ルームの電源はルームキーを挿し込むタイプとなっています。
ルーム全景であります。広さは正義と言うような広さであり、23㎡であります。同ホテルは全室20㎡以上であり、窓は床から天井までのテラス窓であり、開放感もあります。和のテイストであり、比較的シンプルでと言えます。サンライズ出雲からそのままと言う感じてもあります。
テレビは小さめでありますが、仕事や観光でそんなに見る暇はないと思うので、良いと思います。
クローゼットはなく、オープンハンガーであり、下にはスリッパがあります。この辺りはフェアフィールドを感じさせます。
空気清浄機があります。空気清浄機は日本のホテルでしか見たことがない記憶であります。テレビについてはBSもきちんと放送されていました。年末とかはBSの方が見ごたえがあるので重宝するかもしれません。
テーブル周りです。テーブルは小さいですが、スペースが結構あるのが良いところであります。やはり、ここでも広さは正義を感じます。
窓からの景色であります。出雲市駅ビューと言うか東横インビューであります。出雲市駅前は古い街の歓楽街と言う雰囲気ではありませんが、ナイトライフで梯子できそうなくらいお店はありました。パトロールもできそうです。
日本海側の冬の夜は関東のように乾燥はしていませんが、絶対的に寒く、風が強いと体感温度はさらに低く感じ、熱燗が欲しくなります。梯子にはぴったりです。
茶器関連はお茶とコーヒーに特化している感じであります。フロントに行けばワイングラスも貸し出してくれそうではありますが、今日はコンビニの氷入りのプラカップでチューハイからスタートです。
日本のホテルの冷蔵庫はメーカーがどこか不明もありますが、冷たさは世界最高レベルでしょう。海外は何であんなに冷えないのかと感じてしまいます。
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな
(紫式部)
現代風に訳すと、せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴女だと分かるかどうかのわずかな間にあわただしく帰ってしまわれた。まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。とのことです。
電源関連は冷蔵庫の収納されたキャビネットの上にコンセントがあり、ベッドサイドにコンセントとUSB-Aポートがありました。比較的使いやすいレイアウトと言えます。
アメニティに関しては基本的にフロント横からピックアップしていきます。大浴場にもアメニティが設置されているので、大浴場派の人にはあまり持って行かなくても良いかもしれません。
FAQがありました。本当に良く尋ねられているような質問が多く参考になります。駅のセブンは22:30で終わり、24時間はローソンと言う事であったり、買ったものを冷凍したいと言うような質問に回答しています。
ルームウエアはピックアップしなくても部屋にありました。こちらで館内の移動は自由とのことでした。自由ではありますが、レストランと大浴場ぐらいしか移動するところはありませんが、自宅感覚であります。
また、ツインルームではSGDsと言いつつ、ベッドはひとつ使いましょうと推しています。コスト削減です。
バスルームはプレミアムと言う感じてはなく、ビジネスホテルであります。この広さであれば、バスタブなしの方が良いと感じるくらいであります。まあ、大浴場派の人には部屋がその分広いのが良いかもしれませんが。
当然、ウォッシュレットがあります。ビデ夫人もありました。
使いませんでしたが、シャンプー類も結構ありました。この辺は大浴場ありで同ホテルを選択する人には関係ないかもしれません。
最低限のアメニティは置いてあります。歯ブラシぐらいはいちいちフロントにピックアップするのが面倒だと感じる人もいるので置いてあるのかもしれません。
ドライヤーはパワフルそうなものであります。まあ、大浴場利用で結局、使いませんでした。ケーブルはきちんと巻かれています。
プラスαのサービス
同ホテルではドーミーインの夜泣きそばのようなサービスがあります。名称はお福わけサービスであり、宍道湖ミニしじみラーメンの提供であります。20:00から21:30までとなります。また、朝の時間帯の大浴場前では風呂の湯上りにヤクルトのサービスもあります。
と言う事で、利用してみました。受付カウンターでカードキーの部屋番号を提示します。ドーミーイン系列と違って、部屋数が少ないのもあってか、行列もなく、感じは良い感じでした。似たようなコンセプトですが、ドーミーインとは客層は違う感じで、静かであります。
朝食会場にて食べるのでかなりの広さであります。宿泊者1人当たりの面積は結構贅沢に使用している感じがします。固定費のどのあたりを圧縮しているのかと考えてしまいます。
宍道湖ミニしじみラーメンであります。本当にささやかなお福わけであります。まあ、夜な夜な街中華のようにたらふく食べるのも厳しいので、ホテルの記憶と言うところぐらいとしては良いかもしれません。
最後に
今回は出雲での2回目の滞在を出雲市駅前のセンチュリオンホテル&スパクラシック出雲に滞在してみました。大浴場のある似たようなカテゴリーのホテルと比較すると部屋が広く、大浴場が広く、お風呂好きには好まれるメリハリのある温度のお湯とサウナであり、満足でありました。その割にはコスト的には似た同業と同一ぐらいなのでさらに満足感を感じたところであります。