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フレッチャロッサ乗車記 ヴェネツィア・サンタ・ルチーアからミラノ中央駅へ

イタリアの高速鉄道であるフレッチャロッサでヴェネツィアからミラノまで移動してみましたので、お伝えします。

 ヴェネツィア・サンタ・ルチーア

弾丸3時間の滞在旅を終えて、ホームに行きます。黄昏時(といっても初夏なので明るいですが)にミラノ中央駅に向けて出発であります。

車両はETR700であり、元々はオランダで活躍していたようですが、イタリアに買い戻された出戻り車両であります。高速列車とは思えない犬顔なノーズであります。隣に停車しているとイタロと比較するとかなり特徴的です。

なんとなく、ボンネット型の485系にも似ています。

チケットはネットで購入してwalletに格納していました。改札とかはなく、出発後に車掌が検札に来ました。ヴェネツィアも窓口と券売機は行列ができていてチケットレスの方が断然便利です。紙の切符の方が実物として残るので良いのではありますが。

今回はビジネスクラスとなります。海外の一等車は座席が良いものとそうでないものがありますが、どうなのでしょう。

座席配列は1-2配列であり、座席は回転しないので中間で向きが分かれています。シートの素材はレザーであり、薄い茶色であります。大塚家具に売っていそうなイタリアのレザーソファのようです。

今回は一人掛けのシートです。リクライニングは有りませんでした。シートピッチは新幹線程しありませんが、きつくもありません。ビジネスなのでそれぐらいは当たり前なのでしょうが。座席は外れ席で面前が壁でした。逆に言うと日差しが遮られるのでエアコンの効きが良いと言うメリットはありました。

コンセントにUSBポートもあります。これは便利でした。ゴミ箱は車端部にあるのでなく、各シートについています。ただ、容量は小さいので瓶とかは入らないのがデメリットであります。国鉄の灰皿のような印象もあります。

車内誌があります。妖艶なイタリアの俳優が表紙となっていました。赤いちゃんちゃんこを着る年はとっくに過ぎているようです。

乗車記

15:48に出発してミラノ中央駅には18:15に到着なので所要時間は2時間37分であり、同区間の距離は300km弱であり、高速鉄道にしては時間がかかり、在来線特急といった感じです。

ディスプレーには中国語の表示が多く、人口が多いのは羨ましいと思ってしまいました。

ヴェネツィアを離れていきます。本当に水際まで建物が立っているのが離れる最後まで印象深いところでした。

最初の停車駅は島を渡り切ったあとすぐのVenezia Mestre駅でした。なぜかサンタルチーアのサインがありますが、方面という意味なのでしょう。

ビジネスクラスでは軽食とドリンクが供されます。チーズを挟んだクロワッサンのみでした。ドリンクはアルコールも選択でき、いつも通り白ワインとしてみました。

近郊列車が見えます。さわやかなグリーンとブルーのラインが特徴的です。窓に段差がありますが、イタリアのプラットフォームは低いので逆にバリアフリー対応を車両がしているようです。

途中駅でヴェネツィア行きのフレッチャロッサとすれ違います。基本的に複線なので行き違いではないのですが、結構頻繁に走っているようです。

イタリアの高速鉄道はデザインが良いですね。日本の高速鉄道はE10系ぐらいからはかなりデザインが良くなっていくのでしょう。

サンタルチーア駅でドリンクを調達しました。チルド状態で販売されていました。フルボトルもチルドで販売されており、一瓶空ける人もいるのでしょう。

途中駅には駅近のホテルがありました。日本で言うとリッチモンドみたいなデザインのホテルです。おそらく同じくビジネスホテル級と思われます。

イタリアでも隣国が近いのか海外(オーストリア)の機関車が見えます。電気釜では世界最高速度の357km/hの車両のオーストリア国鉄 1216形のようです。OBBを見るとチーズが食べたくなってしまいます。

ドリンクが切れてしまったので売店に行って見るとワインは売り切れと言う事で、カクテルを買います。イタリアらしくアペロール・スプリッツにしてみました。味はカンパリのようなビター系ですが、甘くて飲みやすい感じです。どことなく、胃の調子が良くなる感じです。

車内で買えなかった代わりに沿線にはぶどう畑が広がります。さすがワインの国と言った感じです。

あまり、高速感は有りませんでしたが、ミラノに近づくと加速し、最高速に近い245km/hまで出していました。全体としては150km/h以下で走っているのが強い印象でした。

ミラノ中央駅到着

ほぼ定刻通りにミラノ中央駅に到着です。何度来ても壮観な駅のドームです。ターミナルだけあり、フレッチャロッサやイタロのなど赤い特急列車が目立ちます。

東京駅の丸の内側にも似た歴史と現代が融合した感じですが、地下に行くか少し離れたところまで歩かないとショッピング街はない感じです。

ヴェネツィアで歩きまわって汗だくになってしまったので着替えを買おうとMUJIまで駅から歩いたらさらに汗だくとなってしまいました。今日は疲れた。

最後に

今回はヴェネツィアからミラノまで高速鉄道のフレッチャロッサで移動してみました。同区間は飛行機よりは鉄道か高速バスとなります。バスは4時間ぐらいかかるので、高いですが、鉄道の方が快適で時間も有効に活用できます。

休日の夕方のミラノ行きと言う事もあってか空いており、快適でした。

列車にもペイントされていましたが、来年はイタリアで冬季オリンピックが開催されてるのですね。年が過ぎるのは早いですね。

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