
数時間の滞在ではありますが、ヴェネツィアのサンマルコ広場に行って見ましたので、お伝えします。
ヴェネツィアとは
いわゆる認知しているヴェネツィアは、ヴェネタ潟上の島(ヴェネツィア本島、5.17平方キロメートル)に築かれている街であります。日本の海上空港のようにアクセス道というか、海の中道と言うか、北海道の野付半島のようなイメージで本土と結ばれています。島と言うのが妥当と言えます。
マルコポーロ国際空港から30分程度

マルコポーロ国際空港(VCE)からバスだと35分程でアクセスできます。片道10ユーロでした。高くもなく安くもなくと言った感じです。このほかに空港からヴェネツィアまで船で行くこともできます。今回は時間が合わなかったことと船はやはり時間がかかるのでパスしました。水の都であるヴェネツィアなので時間があれば優雅で良いのですが。

関西空港にアクセスするかのように鉄道と自動車道のみがある道をアクセスしていきます。このあと10分後にはヴェネツィアの駅前に到着します。

バスターミナルから駅方面に歩いて行くのも橋です。兎に角、大小の橋が多い街であります。当たり前ですが。

写真左に見えるのはヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅であり、同島と言うか街ではかなり広大な面積を占有している駅でもあります。

フレッチャロッサやイタロなどの特急もたくさん停車しており、イタリアでは有数の駅でもあります。ゼロメートル地帯のような場所にこれだけのターミナルがあるのはちょっと不思議とさえ感じてしまいます。
サンマルコ広場を目指す

滞在の時間は3時間ほどであり、やはり中心部のサンマルコ広場を目指してみます。この日のヴェネツィアは30℃以上あり、汗がとにかく噴き出してきます。運河と狭い街路であり、海風と日陰で緩和はされるものの、やはり歩くので汗だくとなってしまいます。

かと言って、バスやタクシーがない世界であり、ひたすら歩くかカフェで涼むしかないと言うなかなかの観光地です。冬に行った方が良いのではないかと思いつつも、夏場の方が印象的ではあります。

Googleマップがあれば迷う事は有りませんので、世界遺産の街並みを堪能しながら進むことができます。ミッションインポッシブルな感じでもあります。

しかし、途中で大きな運河で行く手を阻まれますが、そこは矢切の渡しのようにGONDOLEがあります。たった100mぐらいの移動ですが2ユーロもかかり、現金のみです。


人気なのかほぼ満員でボートは動き出します。船乗りらしくボーダーのTシャツが印象的です。3分ぐらいの船旅でした。

世界遺産と言われるだけあり、水と建物が何世紀も前から共存している世界であります。日本にも水郷はありますが、なかなか見られない景色です。ヨーロッパでは同じく運河の街であるハンブルグとも違います。
こうした海浜地域では臭いが気になるところではありますが、短期滞在と言う事もあったのか、風があったのか、気になりませんでした。

ヴェネツィアはイタリアの古い街並みと運河と言う特異な景色が組み合わされた世界でも唯一な景色であり、弾丸ではありますが、来てよかった光景です。

そして、サンマルコ広場に到着です。うーん、一度は来たかったところであります。感極まって涙どころではなく、汗が相変わらず止まりません。疲れてしまい広場の段差のところに腰を下ろしていると、役所に雇われているようなスタッフが優しく禁止と伝えてきたりするのでなかなか大変です。
近くにはZARAやH&Mがあり、こんな場所で買う人がと思いつつも、着替えは欲しくなるのである意味必要なのかもしれません。
さてさて、サンマルコ広場まで来ましたが、山登りと同じで頂まで来たら下山が必要なように戻りが必要です。帰りは歩きたくないのでUberやバスを探すもそんなものはなく、歩いて帰るか、公営の水上バスで帰ることとなります。とにかく歩くと汗が噴き出るので、水上バスで帰ることとします。しかし、山手線のように混んでおり、座ることはできません。しかも、かなりスピードは遅く、風も期待できずと言う事で、残りは歩きで完結できる船着き場で降りて歩いてしまいました。
結果的には駅までは早いのでしたがね汗だくで駅のトイレで着替えてしまいました。うーん、それにしても6月ではあるものの暑いベネツィアでした。
最後に
今回は弾丸でヴェネツィア中心とも言えるサンマルコ広場まで行って見ました。季節外れの猛暑により、車が使えない同街の中を歩いたり、渡しに乗ったりと結構なハードな往復でしたが、道中の景色は圧巻でした。往復で1時間ほどで歩数が以上に伸びていましたが、良い弾丸旅でした。
この後は列車待ちで30分くらいありましたが、着替えと駅の2階にあるプチフードコードで喉を潤して次の目的地となりました。
来て良かったヴェネツィアでした。