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ターキッシュエアラインズ搭乗記 エコノミー最前列でマルコ・ポーロ国際空港へ

イスタンブールからヴェネツィアのマルコ・ポーロ国際空港までターキッシュエアラインズのエコノミー最前列で行って見ましたので、お伝えします。

ゲートでアクシデント

地下鉄駅からターミナルに入る手前にはカフェが多くあります。カフェ・ネロと言うのがここを通過する度にパトラッシュの飼い主を想像してしまいます。イタリア語でネロは黒なのでおそらく日本語言うと喫茶・黒と純喫茶みたいなイメージを想像してしまいます。

出発階までは一気に昇る傾斜のきついエスカレーターで行きます。振り返るとちょっときついですが、成田空港みたくセカセカ降りては廻って乗るエスカレーターよりは良いです。成田の場合は大体エレベーターを使いますが。

本日はゲートB3Bであり、ラウンジのあるエリアからはかなり歩かされます。羽田T2がこじんまりしていると言えども歩かなくて良いのは貴重な存在と言うのを実感します。

トルコ語で表示されるとさすがに良くわからなくなり、数字だけが情報の頼りになります。最近の空港はサイネージの背景もお洒落であります。

予定通りに搭乗が始まります。NH*Gなので割と早めに飛行機に歩んでいきます。

しかし、搭乗目前で上の写真の景色で抑止がかかってしまいます。機内の清掃の準備が出来ていないのかと思っていますが、10分近く待たされます。外の景色が見える場所で待たされているのが唯一の幸いです。

すると、機材の整備確認のため、一旦ゲートに戻ってくださいと言われます。おっ、これは欠航かと不安のボルテージが上がります。実際にゲートまで戻り、ベンチに腰掛けます。これは長引くかと思うと、意外にも5分後に再搭乗案内があり、ホッと一安心です。

エコノミー最前列シート

今回はエコノミー最前列でさらに窓側が空いていたので確保しました。ターキッシュエアラインズのエコノミー最前列は初めてであります。非常口席は結構多いのですが、最前列は久しぶりです。前に座席がないのは優越感があります。

実際にはビジネスクラスのシートが壁の先にありますが。

シートピッチは非常口席と比較するとイコールぐらいですが、前にシートがないと言う開放感があります。最前列と言う優越感が一番の気持ちであります。

Wi-Fiマークは有りますが、今回も利用できませんでした。機材はA321-200であり、ワイドボディ機はロンドンやフランクフルトでないとなかなか遭遇しません。

マルコ・ポーロ国際空港へ

いよいよゲートを離れ、タキシングです。3,750m×2、4,100m×2と日本にも欲しいような豪華な滑走路があるイスタンブール空港ですが、結構混雑しています。混雑に慣れている日本人でもそう感じました。

カタール航空のトリプルセブン、サウディアのA330とワイドボディ機が次々と着陸します。まあ、那覇空港とかもこうした景色は良くあるのでありますが。

漸く、黒海に向けて離陸します。以前の空港は都会な景色でしたが、今のイスタンブール空港は比較的のどかな景色です。太平洋と成田空港の関係にも似ています。

黒海にでると直ぐに左に旋回します。空港近くにあるドゥルス湖が見えます。海に近いのでシジミでも採れるのかと思うと淡水湖であり、イスタンブールの貴重な水資源となっているようです。

安定飛行に入ると早々に機内食が。焼きトマトにトルコここにありとも言えるケバブです。街で薫るケバブの香りそのまま味でした。そして、貴重な米もありました。

サラダはブラックオリーブがひと欠片だけあり、後はキュウリでした。チューブ梅肉を持参しておけば良かったと感じてしまいました。

左上のクリーム色のものはホワイトチョコレートムースでした。

ターキッシュエアラインズのエコノミーの機内食は野菜と肉とスイーツのコントラストが大きいのが特徴かもしれません。

生野菜を多めに提供する航空会社は意外と少なく、ANAはそこにこだわりがあるのか傷みやすい葉物野菜をJapan品質で提供していますが、ターキッシュエアラインズも結構生野菜が多いです。そして、肉系はドーンとメインに置いたりと肉食系の人には満足感もあります。

デザートについては肉との対比で思いっきり甘いものを用意していたりします。ここは日系とはちょっと違う点かもしれません。結構、食事の印象が強いキャリアです。

ドリンクは今回も白ワインでした。エコノミーのワインに批評は無用と言う事にしておきます。ケバブの濃さを流す道具であります。

フライトルートは上のとおり、トルコを出て、ブルガリア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ、クロアチアを通過してマルコポーロ国際空港に向かいます。ヨーロッパの火薬庫と言われたバルカン半島を横断していくルートです。今は大分、落ち着いており、アラビア半島の方が不安定と言えます。

クロアチアあたりでしょうか。九頭竜湖のような湖が見えたりします。実際にアクセスできると地上からも壮大な景色が見えそうです。この後、飛行機高度を下げていきます。

イタリア空域に入ると水郷なエリアを通過していきます。ヨーロッパ有数の農業大国であるイタリアらしい景色とも言えます。良質なパスタの小麦が育てられていそうです。ぶどうやオリーブはまた別の地域なのでしょう。

そして、着陸体制です。水の都と言われるヴェネツィアですが、空港周辺は先進国らしく工業地帯でした。商人の街、日本橋と言っても羽田空港付近は川崎の工業地帯が見えるのと似ているかもしれません。

マルコ・ポーロ国際空港へタッチダウン直前です。ターミナルの色は長崎空港にも似ている感じでした。

搭乗前にトラブルは有りましたが、フライトで遅延はかなり取り戻し、数分の遅れに収束しました。とは言え、次の交通への乗継時間は気になるところです。

搭乗橋がなかなか長く飛行機の鼻が少し見えるくらいでした。飛行機のセーフティーカーとも言える車はイタリアらしく? ロッソでした。

パスポートコントロールはイタリアと言うバイアスはありませんが、にこやかにすんなりスタンプでした。ドイツとか怖いですね。目がぱっちりしているだけかもしれませんが。

今日はヴェネツィアに宿泊せずに、ヴェネツィア中心部に行くので直行バスに急ぎます。乗車1分後に出発となかなかスリリングでした。これを逃すと30分待ちなので、ベストでした。

イスタンブール空港のゲートのサイネージにヴェネツィアの気温は25℃と出ていましたが、嘘と言うぐらいの暑さでした。

最後に

今回はイスタンブールからマルコポーロ国際空港(ヴェネツィア・テッセラ空港, VCE)まで搭乗してみました。エコノミー最前列で搭乗も降機も便利であり、窓側であるのでバルカン半島の景色も堪能できました。

フライトは色々とありますが、早起きをすると日中の景色が楽しめ、夜便だと空の景色はありませんが、現地での観光時間がMAXにできるというメリットがあり、フライト時間はどうあれ、ポジティブに考えた方が良いです。

さあ、一度は来たかったヴェネツィアであります。弾丸ではありますが、どこに行きましょうか。

今回のフライトマイルは以下のとおりです。

IST-VCE 886 マイル

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