
バンコク発券のスターアライアンスにおいてビジネスクラスの新たな選択肢となるか考察してみましたので、お伝えします。
バンコクと香港間の直行便キャリア

バンコクと香港間のキャリアはそれぞれの空港を拠点とする航空会社が直行便を飛ばしているのは自明であります。
代表的なキャリアとしてはバンコク・スワンナプーム空港を本拠地とするタイ国際空港であり、香港側ではキャセイパシフィック航空であります。加えて同じく香港拠点の香港航空もあります。
以遠権を持つキャリアとしてはエミレーツがあり、個人的には乗りたくないエチオピア航空があったりします。
このあたりがバンコクと香港を結ぶキャリアであります。運賃的にはエミレーツはA380で頻繁に運航していることもあり、座席数が多いためかビジネスクラスとしてはサービスが最も良いにもかかわらず、一番安いと言う何とも不思議な結果となっています。
ユナイテッドが新たに以遠権で参入
LCCを除くと、こうした割と安定が取れていたルートにユナイテッド航空がバンコクと香港間に以遠権を活用して直行便を就航させることとなりました。時期としては2025年10月26日から開設予定です。
これは香港をプチハブとして香港からバンコクだけでなく、香港からホーチミンも1日1往復を開設します。アメリカ西海岸(ロサンゼルス・サンフランシスコ)からの香港便と接続することとなります。機材は1,000マイルほどの距離ですが、ナローボディ機ではなく、B787-9を割り当てるなど、いかに同社にとってプライムなのがわかります。
その昔、ユナイテッドは成田をハブとしてバンコクやシンガポール、ソウル、中国などに就航していましたが、今の時代はこうなのでしょう。
ただ、日本にとっては嘆くばかりではなく、成田はハブとして、昔とは違いますが、再び活況を呈してきているようです。モンゴルのウランバートルやフィリピンのセブ、台湾の高雄など、ANAが就航していないホワイトエリアを結構攻めています。まあ、特典が取れやすいと良いのですが。
あくまで北米からの需要を成田や香港を使い分けているようでもあります。仁川はスカイチームと言う事も影響しているのかもしれません。
一方で、アメリカ本土とアデレードをノンストップで結んだりと結構攻めています。これは太平洋だけでなく、大西洋でも結構攻めていたりとユナイテッドは注目です。
バンコク発券のビジネスクラスとプレミアムエコノミーはどれぐらいか

と言うわけで、往年のバンコク発券を彷彿とさせる運賃が出てくるか調べてみました。今回はビジネスクラス(ポラリス)とプレミアムエコノミーを調べてみました。
ビジネスクラス

旅程としては夕方5時前にバンコクを出発して夜9時前に香港に到着します。復路は朝9時に香港を出発して、午前11時前にバンコクに到着すると言う以遠権の宿命でしょうか、遅いチェックインが必要でかつ、早起きが必要です。フライトはいずれも3時間弱であり、機材はB787-9ドリームライナーであります。この辺りはグッドポイントです。
運賃は22,105THBであり、日本円にすると約101,200円となります。ここまで来ると気になるのが予約クラスであります。

予想はついていた人もいると思いますが、ナナゼロピーであります。あぁ~。70%積算であり、400PPも付与されません。
プレミアムポイントは往復で1,468PPであり、PP単価は68.94円/PPと見たことのないPP単価であります。これだったら、マイルもプレミアムポイントも貯まらなくてもエミレーツのA380に乗った方が有意義かもしれません。しかも時間帯もエミレーツの方が良いです。
プレミアムエコノミー

続いてはプレミアムエコノミーです。
日付は違いますが、フライト時間は同一であります。南に行く方がマイラーとしては検討に値すると思いますが、香港発朝9時と言うのはなかなか使いにくいところであります。
運賃は87,270円とビジネスクラスと比較すると少し安い感じです。

そして、プレミアムエコノミーの予約クラスは我が道を行く"Rクラス"であります。AMCでは当初積算しませんでしたが、今は70%積算となっています。
まあでも、往復で1,468PPであり、PP単価は59.45円/PPとなります。ビジネスよりはましですが、いずれにしても二束三文であります。
最後に
北米から通しで購入するとPP単価としては魅力的となるかもしれません。ただ、それをしても70%積算なので絶望的とも言えます。ただ、運賃的には片道とか考えるとタイ国際航空よりも安く設定しているようです。積算率は別ですが。エチオピア航空よりはサービスはましと考えますが、だったらエミレーツとなりそうです。
あとは特典航空券での活路は有りそうですが、AMC特典におけるユナイテッド便、特にビジネスクラスなどでは空席はレアなのでなかなか難しいかもしれません。
なかなか美味しい話はありませんね。