
オレンジ色の中央快速線ですが、はじめて12両編成に乗車しましたのでお伝えします。
中央線快速

中央線快速と言うとオレンジであり、八王子、立川、三鷹方面の電車として認知度があります。東海道線や高崎線、宇都宮線、常磐線、総武本線ほど遠くではありませんが、大月まで行くとなると結構な遠距離な路線です。
中央特快、青梅特快が印象的な路線でありますが、東京から四谷、新宿を経由して一直線に三鷹、立川、八王子に直通する路線であり、大月まで直通する路線であります。中央線自体はさらに続き、塩尻で向きを変え、名古屋まで続いています。

Wikipediaより
そんな中央線ですが、JR東日本の近郊路線(東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線、総武快速線)と同じに感じますが、編成は10両であり、グリーン車もありませんでした。
その昔は新宿や立川から松本への列車もあり、それと棲み分けだったようです。高尾がその分岐点であり、通勤型の現快速線がオレンジで都心と高尾、近郊型が新宿・立川から山梨・長野方面であり、京浜東北線と高崎線のような関係でありますが、今ではオレンジ一色のようなイメージもあります。
中央線の場合は三鷹から御茶ノ水までは黄色い総武線が緩行線として並走しているので、他の路線とはちょっと違う感じもあります。また、黄色い総武線は中野から東西線に入り、飯田橋で交差して大手町まで線路の場所は別ですが、並走もしています。
12両編成グリーン車に乗ってみる

現在も工事が続いている御茶ノ水駅から乗車です。グリーン車をそもそも知らない人が多いのか、いつもと違うのか意外とグリーン車付近に近づかない人も多い感じでした。
グリーン車は4号車と5号車であり、編成の真ん中よりに位置していることとなります。
扉は両開きドアであり、乗降もスムースであります。扉は普通車の扉より1世代前に戻ったような丸みのあるドアです。

1階席に行ってみます。2024年10月から来年春までは全編成が整わないためか、無料期間となっております。無料なので殺到しているかと思うと意外にも空席もあります。東海道線や高崎線のグリーン車は有料にも関わらず混んでいるのと対照的です。

グリーン車自体はE235系横須賀線のグリーン車とほぼ同じであり、特段新しいところはありませんが、中央線でグリーン車に乗ると言うのは新鮮であります。天井についているSuicaをタッチする箇所のランプは消灯していました。
東京駅にて

御茶ノ水>神田>東京駅のわずか5分足らずのグリーン車の乗車を終え、東京駅で乗り換えます。新幹線ホームから近くにあるKINOKUNIYAで飲み物を調達して、ホームに向かいます。
このあとは違うグリーン車に乗車することとなりました。それはまた別のお話で。
最後に

出来立てホヤホヤの中央線12両編成のグリーン車にわずかばかりですが、乗車してみました。JR東日本の普通列車のグリーン車と大きな変化はありませんが、都心部の景色をグリーン車から望むというのは新鮮でもありました。
今後は編成が増えていくのでますます乗る機会が多くなりそうです。快適で寝過ごしてしまうと大月まで行ってしまうので注意が必要です。