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2026年解脱への第1歩:ANAプレミアムクラス搭乗記 ―B787-10「酔わない贅沢」

2026年、新しい1年の始まりと共に、今年もステータス維持のための「修行」が幕を開けました。記念すべき第1弾のフライトは、修行僧の聖地とも言える羽田ー那覇路線。今回、最初のプレミアムポイント積算となったフライトの模様を詳しくレポートします。

冬晴れの東京から羽田へ:変わりゆく景色と予感

1月、雲一つない冬晴れの東京。いつものようにモノレールに揺られ、車窓から流れる景色を眺めながら羽田空港へと向かいます。運河沿いに立ち並ぶタワーマンションを眺めていると、ふと「もしここに住んだら」という空想が頭をよぎります。

タワマン群の中にある唯一の低層階の建物の雰囲気の良さに惹かれつつも、臨海部特有の潮風によるベランダの汚れや、日によって漂う運河の匂いを想像すると、やはり住むのと眺めるのとでは大違いだろうと、リアリストな自分がブレーキをかけます。

さてさて、空港に到着し、建設が進むJR「羽田空港アクセス線」の改札予定地付近を通りかかると、完成まであと5〜7年はかかるという現実に、その頃自分はどれほどの頻度でこの場所を訪れているのだろうかと、未来の自分に思いを馳せてしまいました。

プレミアムなANA SUITE EXPRESSとノンアルコールの発見

搭乗前は、限られた者のみが許される聖域、「ANA SUITE EXPRESS」エントランスをくぐります。ここは保安検査場が直結しており、一般の喧騒を一切感じることなくスイートラウンジへと吸い込まれるように移動できるのが最大の利点です。

今回のラウンジ滞在で新たな発見がありました。普段はアルコール一辺倒でしたが、ふと目に留まったのがノンアルコールビールのサーバーです。

この日は諸事情によりアルコールを控えていましたが、最近のノンアルコールビールの進化には目を見張るものがあります。

ワインやチューハイ系はまだ物足りなさを感じますが、ビールに関しては泡立ちも喉越しも薫りも「かなりビールらしい」レベルに到達しています。何杯飲んでも酔わないという安心感は、ある種の背徳感から解放された新しい楽しみ方かもしれません。もっとも、利尿作用だけは一人前で、機内でのトイレが近くなることだけは覚悟しなければなりませんが。

ANA 473便、満席のB787-10へ

本日は全国的に天候が不安定でしたが、羽田の空は少し荒れていたものの、正常の範囲でした。予想よりも早く搭乗開始され、急いで64番ゲートへと向かいました。

ゲートに到着した時には既にグループ1・2の優先搭乗が終盤で、グループ3との混合搭乗となっており、修行僧としては少しばかり出遅れた感覚に陥ります。

機材は最新鋭のボーイング787-10 (JA985A)。プレミアムクラスの28席は、修行初めを飾る人々や旅行客で早くも満席の状態でした。

私の指定席は4G。中央席のためモニターまでは距離がありますが、肘掛け下の多機能リモコンがその操作を強力にサポートしてくれます。

壁紙の新しいデザインは、遠目には水墨画のような風情を感じさせますが、近くで見るとデジタル画像の画素が荒くなったようにも見え、意図したデザインなのか技術的な限界なのか、つい凝視してしまいます。

機内Wi-Fiはパナソニック製で、他社の衛星通信サービスが普及し始めた影響か、接続画面にメーカー名が明記されるようになったのが興味深い変化です。スリッパもいつものようにあります。足が蒸れないので良いです。

荒れる空をスイスイ、最新鋭機の安定感

離陸はA滑走路のRWY16から。横風制限の限界に近いコンディションの中、エンジンが唸りを上げます。離陸直後から機体は相模湾へ向かって激しく揺さぶられましたが、そこはB787-10。最新の技術と機体の重厚さが不安を払拭し、揺れの中にも確かな安定感を感じる快適な上昇でした。

窓側席ではありませんが、この機材には機外カメラ映像があり、モニターを通して滑走路への進入から離陸までの迫力ある視点を楽しむことができます。

2026年初の機内食:冬の彩りを愛でる

水平飛行に入り、待ちに待った2026年初の機内食が運ばれてきました。三が日を過ぎていたため、おせち風の特別メニューではありませんでしたが、提供された和食は冬の味覚を詰め込んだ品でした

お品書きは以下の通りです。

出汁巻き玉子、葱とうふちくわ 鶏肉 海老芋の蕗味噌、鰊昆布巻き チーズ豆腐 蜜柑ジャム

野菜と糸こんにゃくの麻婆餡

生ハムとさつまいもサラダ

海老とカリフラワー ワインゼリー寄せ

肉豆腐 ピリ辛仕立て

割り干し大根御飯

味噌汁

本日の茶菓

国際線のビジネスクラスのような生野菜こそありませんが、品数の多さは圧巻で、一食で一日の栄養素をかなりの割合でカバーできそうな充実ぶりです。唯一、肉豆腐の肉がカリカリベーコンのように薄かったのが気になりましたが、味付けは絶妙。

飲み物は機内でもノンアルコールを徹底し、オールニッポンだけにサントリーの「オールフリー」があると思うとなく、アサヒの「ゼロ」を選択しました。ビール製法で醸造し、最後にアルコールを取り出すブリューゼロ製法のヤツです。ラウンジはドライゼロでしたが。

個人的にはトップバリューの「プレミアムプライムフリー」の泡立ちとコスパがよく理想ですが、空の上で飲む冷えたノンアルビールも悪くありません。

ノンアルコールのレモンサワーの方はレモン味のスポーツドリンクを飲んでいる感じでした。

翼の王国と映画の狭間で

映画鑑賞。Wi-Fiの速度が限られる機内では、最新作の映画が一番の娯楽です。羽田ー那覇は約3時間のロングフライト。離陸後に見始めても余裕を持ってエンドロールを迎えられるのがこの路線の魅力です。

一方で、那覇からは2時間弱なので、機内に案内されて着席したらすぐに観始めないとクライマックス前に降機となってしまいます。

あと残り少しのフライトは機内誌『翼の王国』1月号を手に取りました。表紙を飾るのは、モロッコの青い真珠「シャウエン」。かつて訪れた際、写真ほど青くない現実に苦笑いした記憶が、誌面の鮮やかなブルーによって美しく書き換えられていくのを感じます。

 誌面のルートマップに目を向けると、ロンドン線だけがグリーンランドを越える北極ルートで描かれており、地政学的な影響が航路図にも刻まれていることを再認識します。

また、「トクたびマイル」の新ルール掲載と、その直後の1月13日からのサービス一時休止という、紙媒体ゆえのタイムラグが生んだ皮肉なトピックスも、2026年初頭の記録として興味深く読みました。

15分の遅延を超えて、南の島へ

映画が終わる頃、機体は2,700mの滑走路を備える那覇空港第2滑走路へとアプローチを開始しました。眼下に広がる青い海は、冬の東京からわずか数時間で「南の島」へと連れてきてくれたことを実感させます。

フライトデータ

今回のフライトデータです。

出発(日本標準時)
ゲート出発: 午後 1:20(予定:午後 1:05)

離陸: 午後 1:39(予定:午後 1:15)

地上移動時間: 19分 平均遅延: 20〜40分

 到着(日本標準時)
着陸: 午後 4:08(予定:午後 3:35)

ゲート到着: 午後 4:15(予定:午後 4:00)

地上移動時間: 7分 平均遅延: 20〜40分

Flight Awareより

羽田発昼でしたが、風や各地の遅延の影響で出発が15分遅れ離陸は24分、着陸は33分、ゲート到着は15分遅れとなりました。修行の身としては、この15分が現地での滞在時間を削り、弾丸旅程の楽しさを左右する死活問題であることを改めて痛感しました。

滞在時間を長めのフライトとすればよいのですが、昨今はなかなか確保できないところでもあり、うーんと言ったところです。

最後に

2026年最初のフライトは、安定の羽田ー沖縄線。機内での過ごし方は、「どれだけ酒を飲むか」から「映画を楽しみつつ、Wi-Fiでネットの確認をする」かたちへと進化しましたが、マイルを追い求め、空を飛ぶこと自体に喜びを見出す修行僧の本質は変わりません。

今年も1年間、この慣れ親しんだ空の道筋を何度往復することになるのか、はたまた、再び世界に行くのか。新たな1年の始まりに、身が引き締まる思いがしたフライトでした。

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