
今年、2025年のフライトにおいて、一年を振り返ってみましたのでお伝えします。
2025年の記憶
今年の記憶はカレンダーの数字よりも、搭乗した機材のエンジンの音や、異国の雰囲気が印象的でした。それは去年も一昨年もそうですが。
2025年、私が空路で移動した記録を精査したところ、総フライト回数は55回(前年比▲5回)、総フライト区間マイル数は79,406マイルに達しました。
まあ、プレミアムポイントは当然10万PP越え(100,799PP)でしたが。
特筆すべきは、2月から3月にかけてのフライトが多い年でもありました。この期間には長期の休暇が出来たので、弾丸トラベルとは反して、日本に戻らず1か月近く海外にいた結果でもあります。それが本年のフライトログに大きな影響を与えています。この後は色々なデータから2025年のフライトの軌跡を考察してみます。
2025年フライト・サマリー
まず、一年間の移動を象徴する主要なデータを整理いたします。
総フライト回数 55回
総区間マイル数 79,406マイル
利用キャリア数 17キャリア
最多利用空港(発) 羽田 (HND) 14回
最多利用空港(着) 羽田 (HND) 15回
最長フライト区間 ミラノ (MXP) - 羽田 (HND) 6,078マイル
最短フライト区間 ザンジバル (ZNZ) - ダルエスサラーム (DAR) 45マイル
総マイル数の79,406マイルは、地球を約3.2周する距離に相当するようです。回数は前年より微減したものの、移動の質と広がりにおいては、過去の記録に引けを取らない密度でありました。なんか海外にいた記憶が強い2025年でした。
何月に一番、フライトしたのか

本年のフライトログにおいて最も特徴的なのは、月別の搭乗頻度であります。
2月:11回
3月:9回
この2ヶ月間だけで20回、年間の約36%のフライトを消化しています。その背景には、先述のとおり、2月から3月にかけて取得した「連続休暇」の存在がありました。
通常、ビジネスを主とした移動では効率と最短ルートが優先されますが、この長期休暇においては、あえて多種多様なキャリアを乗り継ぎ、未踏の地へ足を延ばす「旅」としての側面が強まりました。17ものキャリアを利用したという多様性は、この長期休暇における結果でもあります。
また、2月は平均して2.5日に一度は空の上にいた計算になります。日常を離れ、25日間というまとまった時間を「空路」という軸で繋ぎ合わせた結果、本年最短フライトのザンジバル-ダルエスサラーム線(45マイル)をA220と言う機材で成し遂げたものでもあります。
航空会社別の利用実績:言わずと知れたオールニッポン

2025年は17のキャリアを利用した中でも、上位3社の構成は私の移動の性質を色濃く反映しました。もうわかっていると思いますが、上位3社ランクは以下のとおりです。
1位:全日空 (ANA:エーエヌエー) 28回
2位:ターキッシュエアラインズ 5回
3位:エチオピア航空 4回
全フライトの5割を超える28回を数えたオールニッポンは、個人的な移動における絶対的な基盤でありました。東京に住んでいても住んでいなくても、羽田空港を拠点とならざるを得ないのでまあ、結果はこうなりました。
一方で、2位と3位にはスターアライアンス加盟キャリアがランクインとなりました。目的地がコーカサス地方、アフリカとなり、そうした地域ではコーカサス地方は別としても、アフリカはフルサービスキャリアが未だに台頭しているので、結果的にスターアライアンスのこれらの2キャリア利用となりました。
ターキッシュエアラインズ(5回)はイスタンブールをハブとして、コーカサス地方やアフリカへのゲートウェイとして機能しました。まあ、アンカラやアンタルヤとトルコでもイスタンブール以外にも進出した年でもありました。
また、エチオピア航空(4回)は、アディスアベバを拠点にアフリカ大陸内を移動する際、その圧倒的なネットワークが不可欠でありました。それは事実なのですが、エチオピア航空で大きなトラブルもあったのも、今となっては旅の記憶であります。まあ、アディスアベバ市内で身体に被害を受けることなく帰国できたのは良かったですが。
言わずもがな、これら上位3社がすべてスターアライアンス加盟キャリアであること、些末でもチャリンチャリンするマイルの蓄積であり、加えて、ラウンジ利用といった利便性を考慮した、マイラーの証でもありました。
機材別の搭乗傾向:B787シリーズとの腐れ縁
続いては、搭乗機材の分析となります。まあ、こちらも、ある意味オールニッポン色が濃い傾向を映し出しています。
1位 B787シリーズ:17回(全体の約3割)
内訳
787-8:8回
787-9:6回
787-10:3回
2位 A320シリーズ:11回
3位 B767シリーズ:6回
B787シリーズが最多となった理由は、その快適性と汎用性であり、機内の気圧維持と湿度管理がもたらす疲労軽減効果は、長期遠征を支える肉体的な一助となりましたと言いたいところですが、オールニッポン縛りと言うのが正解です。国際線ではほぼ当たる787であります。
また、A320のようなナローボディ機が短距離の足として、ボーイング737を既に凌駕しているのが自分のフライト履歴からも感じるところです。
意外だったのが、B767が6回という一定の数字を保っている点は、機材の世代交代が進む過渡期における貴重な搭乗記録と言えます。金浦発券が多かったと言うところでもあります。オンボロビジネスと揶揄してしまいますが、Viasat(ビアサット)による機内WiFiの快適性と使い道が、フライトの過ごし方も変革すると感じました。
一番利用した空港

一番利用した空港は紛れもなく、東京国際空港、すなわち羽田空港(HND)でありました。行きで14回、帰りで15回利用でした。その中で、最も利用した区間は以下のとおりです。
最多利用区間:羽田(HND)- 金浦(GMP) 6回
羽田-金浦線を6回利用した事実は、結構意外でしたが、ソウル発券で欧州に行く頻度からすると自明とも言えます。何だかんだで、日韓両都市間のアクセスの良さを活用した移動が、私の日常の延長線上にあったことを示しています。
金浦空港のコンパクトさも、羽田の機能性と相まって、国際移動を「国内線の感覚」に近づけてくれる存在でありました。スイートラウンジについては、沖縄に行く時は夕方であれば、カレーはありますが、国際線のソウルの場合は寿司も煮込みも食べられると言うのは大きな差と言えます。まあ、そうした貧乏根性もあったのかもしれません。
さらに、金浦空港にはほぼ直結のロッテのホテルがあり、タクシー代が1,000円程度でアクセスできるホテルも多く、その界隈には飲食店も多いので空港ホテルのICNとは違った楽しみでもありました。
最長フライトと最短フライト:移動の極致
あともう少しですが、本年のレグにおける2つの極端な記録は、ある意味、印象的でした。
最長:ミラノ(MXP)→ 羽田(HND) 6,078マイル
イタリアのミラノから日本への長旅。12時間を超える滞空時間は、本を一冊読み終えたと言いたいところですが、離陸から飲んだくれて羽田に朝着いた後、夕方までグロッキーな飲み潰れでした。
最短:ザンジバル(ZNZ)→ ダルエスサラーム(DAR) 45マイル
長期休暇中に訪れたアフリカでの一コマともいえます。飛行時間はわずか20分程度でありましたが、窓の外に広がるサンジバル沖の海の青さと、対岸の大陸が見えてくるまでの時間は、45マイルという数字以上に濃密な経験でありました。人生の一場面でありますが、思い出すと鮮烈な景色だと想起してしまいます。
最後に

2025年の55フライトを振り返ると、そこには「非日常」と、羽田-金浦を繰り返す「日常」が鮮やかなコントラストを成していました。
ANAダイヤモンド修業のため、今年も青な履歴でしたが、17のキャリアを渡り歩いた経験は、単なる移動の記録ではなく、いい年となりましたが、いい経験でもありました。79,406マイルという航跡は、大きな数字ではありませんが、それは何物にも代えがたいと思っていきたいところでもあります。
2026年に向けては、この経験を糧に、どうしましょうか。どのような翼に乗ることになろうとも、目的地までの時間を大切にする姿勢を忘れずに、再び空へと向かいたいという三つ子の魂もあります。
形式的ではありますが、2025年、安全な旅をもたらしてくれた(エチオピア航空はどうかな?)関係者の皆様に、ありがとうございました。
まだ、2025年は終わっていないので、飛行機に乗ったら、記事にします。ないかもしれませんが。