弾丸トラベルは怖くない!

飛行機、ミリオンマイラー、鉄道、ホテル、海外発券、弾丸旅など

エチオピア航空 エアバスA350-1000搭乗記

エチオピア航空の最新鋭のエアバスA350-1000に搭乗しましたので、お伝えします。

DXB

エチオピア航空のエアバスA350-1000はフラッグシップ機であり、長距離運航が可能なシップでもあり、エチオピア航空の本拠地であるアディスアベバからアクラ、ラゴス、ロンドン・ヒースロー、ワシントン・ダレスなどの路線に投入であり、ちょっと遠いのですが、ドバイ線は日にちによっては運航されており、お手軽に利用することができます。(目的地をADDにしないと結構安い、PP単価はダメですが)

ゲートはコンコースDの端っこのD6からの出発でした。これでバスだとと思いましたが、さすがに多人数搭乗なのでボーディングブリッジからでした。シンガポール航空ともコードシェアをしているようです。

座席数は395席とJALのA350-1000が239席であることと比較するとかなりの詰め込み仕様であります。ドバイ空港と言うか海外ではボーディングブリッジはL2のみ1か所となるため、かなりの搭乗時間がかかります。NH*Gであり、グループ1の搭乗ではあるもののビジネスクラス客優先であり、かなり待たされます。

搭乗

いよいよ搭乗であります。ロールスロイスのTrent XWB-97の巨大なエンジンとA350の美しい曲線のウィングレットが見えます。

今回はエコノミーの最前列の14J席(通路側)であります。4時間ほどのフライトには十分なレッグスペースであります。不幸にも隣席がいるので縦の空間は良いのですが、横の空間は普通のエコノミーであります。

機内誌は紙のものであり、セーフティカードは手作り感があるものであります。エチオピアは人がたくさんいそうなので印刷したものを手動でパウチしている感じがしました。

シートモニターは最新鋭機材だけあり、狭額縁であります。マップも高精細であり、シートは詰め込み仕様でチープ感があるもののモニターはメーカースペックそのままのようです。USB-AとCポートがあり、スマートフォンはここから充電します。海外にいると必要な情報検索も多くなる且つ、海外キャリアの電波を探すために電力消費が激しいので助かります。

離陸

そして、離陸であります。エンジン音は77WのGE90程の重厚感はありませんが、A350-900よりも重厚感はあります。そして、離陸もその後の上昇も安定しており、これまでにない静粛感はとても印象的でした。

機外カメラは3アングルあり、前方と真下と垂直尾翼の3アングルです。やはり垂直尾翼からのアングルが一番特徴的であります。バルクヘッド席のため、離着陸時にはモニター収納が残念なところではあります。

機内Wi-FIもあるようなのですが、課金しての動線がなく、バウチャーコードのみのようであり、もしかしたらビジネスクラス搭乗客のみに無料で開放しているのかもしれません。

機内食

エチオピア航空のエコノミーの機内食であります。メインは辛いビーフの煮込みと米であります。酒飲みには塩をかけて丁度良いくらいです。何回か乗りましたが、チキンとビーフと魚の組み合わせのみのようです。

サラダに相当するプレートには豆であります。この豆はスナックのようにカリカリにローストされたものでなく、かと言って煮込んだものように、しっとりとした味のついた感じてもなく、私の口には合わず、酒のつまみにもならない感じてほとんど手を付けませんでした。

糖質が多く、クッキーにクラッカーにパンとすべてボソボソした感じであります。この後ETには何度か乗りましたが、メインを含めてほぼ同じ構成であり、アディスアベバ・セントラルキッチンですべて調理しているのではと思う程であります。あーまずい、もう一杯とはなりませんでした。

ワインについてはプラスチックのボトルの180mlであります。味についてはアルパカの方が味が濃く感じるくらいです。お替りは頼めば持って来てくれるのでそこはフルサービスキャリアであります。このほかに缶ビールもありました。

機内食の配膳が終わったCAさんたちはギャレーで機内食を食べていました。昔ながらの光景と言ったところです。飯代がかからなくて良いですね。

エチオピア入国

エチオピアと言うとアフリカをイメージしますが、中東は意外と近く、滞在して感じたところからするとアフリカと言うよりは中東という感じさえありました。フライトはイエメン領空を回避して、オマーンからアデン湾上空を経由してエチオピアに入っていきます。

着陸態勢に入ります。先方のビジネスクラスは同社では初のスタッガードタイプのシートであります。羨ましいところであります。真ん中席の上の荷物スペースがないのでとてもスッキリした感じでした。

定刻通りにアディスアベバ・ボレ空港(ADD)に到着であります。10年ぶりのADD利用であります。相変わらずL2のみの接岸であります。

ターミナル建物自体は10年前と変わらないようですが、内装は随分リニューアルされています。10年前はプレハブの仮設みたいな感じでしたが、随分モダンとなっていました。昔はなかった空港Wi-Fiも無料でアクセスできました。(場所によって通信環境はかなり変わりますが)

今回は次のフライトまで18時間近くあるのでトランジットでの入国となります。アディスアベバでエチオピア航空同士の乗継で長時間滞在が必要な場合、エコノミーでも無料のホテルのバウチャーが発行されます。

メールでも受信しましたし、ドバイのチェックインの際に紙でも受け取りました。アライバルビザカウンターに行かずにそのまま入国審査に行き、パスポートとバウチャーと次のフライトの搭乗券を出すと無料で入国できます。エコノミーではホテルは当たり外れが多いようで、自分で有償で予約して、自力でアクセスすることもできます。寝るだけだったら、タクシー費用も掛からないので便利です。

これにより束の間の入国ですが、新たに訪問した国が増えました。しかし、夜のアジスアベバはとても寒かったです。他には通信に関してはau系のデータローミングはダメで海外のeSIM業者のデータはダメで、エチオピアのみ利用できるeSIMも割高でした。

最後に

エチオピアは日本よりも人口が多く1.3億人もいる国であり、エチオピア航空はその国のフラックシップキャリアであるので多くの機材を保有しており、153機が運用されているようです。日本は1.2億人でJALとANA合計で450機ぐらいなので少ないのかもしれませんが。

ボーイングの保有が多い感じ(B757まである)であり、ドリームライナー(B788、B789)やトリプルセブン(B777-300ERとB777-200LR)を持ちつつも、最近はA350シリーズの導入が進んでいるようです。

A350-1000初搭乗でしたが、ドバイ空港の離陸ルートが良かったのか不明ですが、きわめて安定し、静寂な離陸からの安定したフライトでした。機内のシートやサービスはスターアライアンスとは言うもののまだまだと言った感じでありますが、ハードウェアが秀逸過ぎてそちらの印象が残った感じであります。

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.