弾丸トラベルは怖くない!

飛行機、ミリオンマイラー、鉄道、ホテル、海外発券、飛行機旅指南など

スターアライアンス行く者来る者

大みそかではありませんが、スターアライアンスの行く者、来る者を考察してみましたので、お伝えします。

スターアライアンスの現加盟キャリア

2024年10月現在、スターアライアンスの加盟キャリアは以下のとおりです。

1.全日本空輸(ALL NIPPON AIRWAYS)

2.アビアンカ航空(Avianca)

3.エア・カナダ(Air Canada)

4.エア・インディア(Air India)

5.エア・ニュージーランド(Air New Zealand)

6.エア・チャイナ(Air China)

7.アシアナ航空(Asiana Airlines)

8.エーゲ航空(Aegean Airlines)

9.オーストリア航空(Austrian Airlines)

10.ブリュッセル航空(Brussels Airlines)

11.コパ航空(Copa Airlines)

12.クロアチア航空(Croatia Airlines)

13.エジプト航空(EgyptAir)

14.エチオピア航空(Ethiopian Airlines)

15.エバー航空(EVA Air)

16.LOTポーランド航空(LOT Polish Airlines)

17.ルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)

18.シンガポール航空(Singapore Airlines)

19.南アフリカ航空(South African Airways)

20.スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)

21.TAPポルトガル航空(TAP Air Portugal)

22.タイ国際航空(Thai Airways)

23.トルコ航空(Turkish Airlines)

24.ユナイテッド航空(United Airlines)

25.深圳航空(Shenzhen Airlines)

コネクティングパートナーは含みません。ちなみに入力の手間を省くために、GPTに聞いてみたら、時世がら、スカンジナビア航空は含まれていましたが、ANAとエアチャイナとエーゲ航空は加盟していないこととなっていました。結局時間がかかってしまいました。

さて、加盟数は30近い印象でしたが、25となっています。

スカイチームはエアラインでは20社、ワンワールドはエアラインでは14社(加盟予定含めて15)となっています。加盟航空会社ではスターアライアンスが地球上最多であり、このほかにエアラインではないもののドイツ鉄道(DB)が加盟しています。そうした観点で言うと26社でありますが、スカイチームも鉄分が欲しかったのか、ユーロスターとトレニタリアが加盟することとなっています。

各アライアンスを見ると北米では、メジャー3(ユナイテッド、デルタ、アメリカン)が各アライアンスに加盟しており、アメリカは勢力が分散していますが、近年、ワンワールドにアラスカ航空が加盟しています。さらにアラスカ航空はハワイアン航空を買収しており、日本で言うAirDoとソラシドエアの経営統合にも似たインパクトがあり、ハワイも今後、ワンワールドの息がかかりそうです。

スターアライアンス行く者

スカンジナビア航空

既に行ってしまいましたが、スカンジナビア航空であります。スターアライアンス発足キャリアでしたが、北欧3か国に跨るキャリアであり、その国からも出資されており、経営危機に陥り、資本参加している国もそれぞれ財政が厳しい中、大陸の資本を受け入れることとなりました。北欧が大陸に屈したところでもあり、それと供に、スターアライアンスからスカイチームに転籍となっていいます。

影響は大きいようで、日本からすると少ないかもしれません。

タイ国際航空

スカンジナビア航空と同じく、スターアライアンス創設キャリアでありますが、以前からスカンジナビア航空との関係の深いキャリアでもあります。タイ国際航空がコペンハーゲンやストックホルムに就航しているのは、タイ国際航空の設立に関して、国際線事業についてスカンジナビア航空が30%出資した事に起因しています。

そんな創設の恩人がスカイチームに転籍となるとその可能性もあると言えます。タイ国際航空の国際線はアジア全般とオセアニア、欧州であり、オセアニアはスカイチームにとっては願ったりかなったりであります。豪州はワンワールドの牙城であり、願ったりかなったりと言えます。

アジアにおいてもスカイチーム加盟のVN、CI、KE、GA、MU、SVともネットワークを組むことができるので、スカイチームに鞍替えしても結構生きられるでしょう。日本についてはANAとのアライアンスとしては外れるものの、双方のメリットはあるのでコードシェアは続くかもしれません。

その裏でZIPAIRやAir Japanと言った利益率確保作戦は進展しそうですが。

アシアナ航空

世界の国でナショナルフラッグシップキャリアは1国1キャリアに収斂するという事を現在進行形でみられるキャリアと言えます。

石油化学の財閥で錦湖アシアナグループが創設したキャリアであり、ANAも出資するなど大きなキャリアとなりましたが、エアライン事業のマネタイズにはなかなか苦労して2019年には現代財閥に売られることとなりますが、その後、大韓航空に売られることとなり、それとともにスターアライアンスを離れて、大韓航空に編入され、スカイチームとなる予定ですが、かなり時間がかかるようです。

まだ、スターアライアンスとなっています。

1つの国でフルサービスキャリアが複数、存在しているのはアメリカ、中国、日本、イギリス、台湾、ロシアであり、なかなか世界では、一国で複数キャリアが台頭するのは難しいのが韓国を見るとわかります。

一部では、ANAスターアライアンス特典航空券がとれなくなっているので、さよなら間際と言う憶測もありますが、この先、半年はスターアライアンスでありそうです。

余談ですが、OZ友の会というのもあったようです。何をしていたのでしょうか。

スターアライアンス来る者

スターアライアンスから行くものもあれば、来る者もいるようです。

ITAエアウェイズ

ITAエアウェイズという馴染みが薄いですが、アリタリア航空の現在であります。イタリアでは昔から、国営のフラッグシップ・フルサービスキャリアとしてアリタリア航空が存在しました。

アリタリアの名前の方が日本人にもなじみがありますが、ある意味インフラと言うか公益事業が故に採算が悪く、何度か破綻して現在に至っています。

イタリアは先進国であり、過去にはイギリスやフランスとオランダ、ベルギーと共に列強と言うか帝国であり、アフリカで多くの植民地を統治しており、そうした事からもブリティッシュエアウェイズやエールフランス、KLMとともにそうした移動を支えていた誇りがあったのかもしれません。

スペインやポルトガルとは違う歴史を歩んで来た結果がITAエアウェイズ(AZ)の今があるかもしれません。

翼だけは残したい民意があったのかは不明ですが、国による支援があり、現存しているようですが、後述する中東資本やヨーロッパ・メジャー・エアラインの支援により、今後は、スターアライアンス化が進んでいくことが見込まれます。

エティハド航空

中東のエアラインはなぜ、2000年以降に台頭したかと言うと石油が取れるので原価低で、それを国がビジネスして育てた結果と言えます。

そんな中東で勃興したエアラインはエミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空と言えます。勝手に呼んでいますが、中東御三家であります。

まあ、以前からあるサウディア、オマーン航空、ガルフエア、クウェート航空も大きなキャリアになっていますが。

そんな中東は独自路線を歩むと思いましたが、現在のアライアンスの加盟状況は下記のとおりです。

スターアライアンス なし

ワンワールド カタール航空

スカイチーム サウディア ミドルイースト航空

スターアライアンスだけ加盟がなく、エミレーツは大きすぎて、迎える側も入る側も違和感があると言えます。それと比較して御三家では一番小さいエティハド航空は長距離路線と中東からの短距離路線が多く、過去・現在においてはアリタリア航空やセルビア航空に出資しており、イグジットもありますが、ネットワーク的にはITAが加盟したら、何となく数珠繋ぎもありそうなキャリアです。

JALはドーハに自社運航便を就航し、ANAはイスタンブールに自社運航便を就航することを表明していますが、イスタンブールより東側でのアドバンテージとしてはアブダビが来るのかもしれません。

ガルフ航空

ガルフ航空はバーレーン政府出資のナショナルフラッグキャリアであります。もともとはイギリスの参加でしたが、オマーン、UAEと同国の出資で植民地資本を離れ、中東資本となりますが、オマーンとUAEがオリジナルのキャリア設立で、バーレーン資本となっています。

中東御三家と比較すると小さなキャリアですが、マナーナから欧州とアジアは長距離路線が多く、海外発券では魅力的なキャリアでもあります。

マナーナと言う都市は中東では特異な都市であり、ドバイやアブダビ、ドーハとも違う都市であり、需要が大きいと言え、スターアライアンスとしてもウェルカムではないかと言えます。

東南アジア・インドと中東間の人流は世界で最も多いとも言え、選択肢も多いので、そうした中で差別化を図れば、スターアライアンスの中でプレゼンスを示せるかもしれません。

ウズベキスタン航空

ウズベキスタンは中央アジアであり、文字はローマ字ではなく、キリル文字が主体であり、旧ソ連の印影が強いですが、日本人との片割れと言うぐらい、アジアンな国でもあります。

そんなウズベキスタンは先進国からするとレアメタルの産地でありますが、そんなことは関係なく、魅力的な国であります。

同国はロシアもインドも中国も近く、これまでの体制ではこうした国に資源を供給するだけでもよさそうですが、そうした国の縛りから抜け出したく、いわゆる西側の国々とのつながりも大事にしているようです。

日本もその一つであり、ルーツが共通していることもあるのか、親和性が高いようです。日本からウズベキスタンに行こうとすると現行はウズベキスタン航空が成田からありますが、週2便であり、それを補完するようにICNからアシアナ便があったりします。

アシアナ航空がKEと併合された後は東アジアから中央アジアの路線はスカイチームとなるので、このタイミングでスターアライアンス加盟はあるかもしれません。

同キャリアは西はニューヨークから、東は成田まであるので、ネットワーク的にはスターアライアンスは絶好とも言えます。

最後に

最近の航空連合の加盟動向を見てみました。日本ではJALはワンワールド、ANAはスターアライアンスと数十年にわたって加盟しており、赤と青で二極化しています。

ただ、海外に行くと、スカイチームのネットワークが良かったり感じます。そうは言っても、AMAマイル修業ではスターアライアンス便が圧倒的であり、不思議です。

新しい加盟キャリアはウェルカムで利用機会があったら、すんなり利用するのが経験値が高くなるのかもしれません。

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

www.dangan-lucky.com

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.