サマルカンド名所から徒歩圏内のZarafshon Parkside Hotelに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
同ホテルはアクサライ廟やグーリ・アミール廟、ルホボド霊廟までは1kmもなく、徒歩圏内であります。さらにそれら建物から10分ぐらいでレギスタン広場に行け、さらにビビハニム・モスクへと歩いても行けるので、市内を観光には便利な場所かもしれません。まあ、帰りはタクシーにしたいですが。
同ホテルはオアシスガーデンとセントラルパークに隣接しており、とても緑の豊かなところにあります。また、同ホテルから少し歩くとショッピングセンターやアパレルもあるので、数泊滞在にはいろいろと便利かもしれません。
建物は20世紀半ば建てられた建物であり、見た目は古いのですが、ホテルの開業は数年前であり、中身は当然ですが、改装されています。
最上階でも3階であり、エレベーターはあるのですが、旧ソ連時代の優雅な緩やかな階段でもラクラクです。ザグレブに滞在した時も建物の古いホテルはこんな階段でした。
各部屋にもバルコニーがありますが、エントランスの上は大きな広場となっており、昔、夏はここを含めてパーティー開催されていたかと思うと、冷戦時代ではありますが、その昔の華麗さを感じます。
3階にはほとんどギャラリーのスーベニアショップがありました。多分やっていないと思いますが。
地下はほとんどが業務エリアとなっていますが、一部はフィットネスとなっていました。地下と言っても半地下のような造りで明るい場所でした。
クラッシックルーム
同ホテルでは一番エントリーなクラシックルームのキングベッドでした。広さは25㎡くらいでしょうか。日本のビジホに慣れていると広いと感じるくらいです。部屋の内装は豪華なようでシンプルでもあります。
アメニティ
テレビはLG製であり、YouTubeがネイティブで利用できます。スマホをリモコンのようにチャンネル選択もできるので、便利でした。
セーフティーボックスは電池式の半電動タイプで財布やスマホを入れるぐらいのものの、PCなどは入りませんでした。部屋自体はカードキーでオートロックなので、外部から人が入ってくることは少ないので、あまり不安には感じませんでした。
ランドリーサービスもあり、同ホテルでもガウンがありました。
アメニティに関しては上級会員とかはないですが、水は2瓶無料でした。グラスはタンブラータイプなのでワインとかも美味しく飲めます。栓抜きも置いてあったり意外とホスピタリティがあります。
ミニバーはありますが、ソフトドリンクだけでした。ホテルか700mくらいのところに酒屋がありましたので、そちら専門でありましたが。
Wi-Fiはパスワードタイプであります。チェックインの際にWi-Fiはこちらですと言われたので撮影しましたが、ルームのテレビにもWi-Fiのパスワードは表示されていたので、別に慌てて撮影する必要はありませんでした。
電源についてはCタイプであり、ベッドサイドのコンセントにはUSBタイプAもありました。コンセントはたくさんありました。後から貼ったような220Vがちょっと印象的でした。貼っていない時にショートとか起きたのでしょうか。
窓からの景色
窓からの景色は優雅な中庭ビューであります。座れるスペースがあるので、ドリンク片手に談話をしている人も結構いたりしました。向かいの建物は客室として利用されてはいないようで、将来は拡張するのかもしれません。
バスルーム
バスルームはバスタブなしのシャワーのみであります。新しいだけあり、清潔感があります。サマルカンドの冬は寒いのかタオルウォーマーがありました。
シャワーはレインタイプもありました。
ミラーは大きく最近のビルトインの照明付きでした。
アメニティもしっかりあります。中央アジアのホテルは☆の多寡はありますが、アメニティが充実しているなと感じました。
朝食
朝食はロビー階にあり、それほど大きくありませんが、意外というと恐縮ですが、充実していました。スタッフが多く、結構頻繁に補充をしていました。オーナーの考えなのでしょうか。
サラダとパンとソーセージだけかと思うとイクラやキャビア(たぶんモドキ)など充実していました。これで朝シャン(スパークリングでも可)があれば最高だったのですが。
最後に
サマルカンドの観光名所から近く、ホテルの周りや名所まで歩く際も緑に囲まれているので、中央アジアの乾いた土地と言う印象とかけ離れた印象を受けるホテルでした。
ホテルは数年前に開業したばかりなので、設備は新しく快適でした。同市内で多くあるヒルトンよりはコスパが良いのかもしれません。