
フランクフルトまで2,500マイルのスターアライアンスのビジネスクラスが4万円台なのでまとめてみました。
ビジネスクラス クウェート >> フランクフルト片道

今回は12月の旅程です。12月15日の朝6時にクウェートを出発して、イスタンブールには10:20に到着します。フライト時間は4時間であります。機材はA321であり、ビジネスクラスのシートは2-2配列のリクライニングとなります。
イスタンブールでは5時間の乗り換え時間と、ターキッシュエアラインズのビジネスクラスラウンジを存分に活用できます。
そして、夕方になり15:30に出発して3時間30分弱のフライトでフランクフルトに向かいます。こちらの機材はA330-300とワイドボディであり、ビジネスクラスの醍醐味が味わえそうです。
フランクフルトには16:55到着なので空港直結のホテルであれば、カクテルタイムは間に合いそうであり、まだまだ夜を長く使える時間帯であります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下のとおりです。
運賃 93.25KWD(約45,528円)
予約クラス Jクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 3,310PP
PP単価 13.75円/PP
飛行距離はトータル2,510マイルであり、東京からサイゴンぐらいまでの距離であり、それであればビジネスクラスは片道でも20万円以上しますが、そこは半額以下の4.5万円となっており、破格であります。
PP単価については13.75円と今の時代は良いと言えますが、それほどとも言える単価ではありますが、キャッシュアウトが少なくて済むのが何よりも良いと言えます。
東回りのANA直行便よりも

ANAで羽田からフランクフルトまでノンストップ直行便で行けますが、飛行時間は14時間かかり、区間マイルは5,928マイルであります。飛行時間が長いのでソウル発券で比較的安いとは言え、片道で16万円以上するエコノミーHを購入して、ビジネスクラスにアップグレードされないのであれば、ただの苦行であり、プレミアムポイントは4,149PPであります。
それであれば、東京からシンガポールを経由してドバイまでシンガポール航空まで行き、ドバイとクウェート間はクウェート航空で行った方が快適で安いのではと感じてしまいます。
しかも、ドバイまではワイドボディで、クウェート航空はトリプルセブンだったりします。運賃は合算してもソウル発券のANAのHクラスの16万円ちょっとで同等ですが、プレミアムポイントは8,000PP超となり、PP単価は遥かに良くなります。
なによりも楽しみは最後に疲れてきた頃にビジネスクラスで移動となるので、それを楽しみにもできます。
同じシートにじっとしているよりも乗り換えがあっても立ったり、歩いたり、途中で食事を楽しんだりする方には向いているかもしれません。
最後に
今回は中東からドイツまでと無縁なビジネスクラス運賃ではありますが、日本からヨーロッパまで直行便で行こうとするとエコノミーでもかなり高くなります。
それを逆手にとって、人の移動が多い中東と南アジア・東南アジア間はLCCからフルサービスまでフライトが多く、格安なものからプレミアムポイントを貯める運賃まで選択幅が広いメリットがあります。
フルサービスであれば、東京からでもドバイまでのワンキャリアの運賃も比較的安いのでそれを活用するのも良いでしょう。
このようにパズルを組み合わせていくように計画をするのが本来のマイル修業の楽しみかもしれません。