スリランカ航空でちょっと不思議だけど爆安なビジネスクラスがありましたので、お伝えします。
スリランカ航空ビジネスクラス デリー=カトマンズ片道
旅程は10月23日18:45に出発し、コロンボには3時間半後の22:20に到着します。乗り継ぎ時間は9時間55分とちょっと長いですが、ビジネスクラスなのでラウンジを利用できるのがメリットとも言えます。
朝8時15分にコロンボを出発して再び北上してカトマンズには昼の12:15に到着します。
デリーからカトマンズは直行では507マイルなのにもかかわらず、一旦コロンボまで南下して、その後、再び北上するため、トータルで3,000マイル近い旅程となります。
まあ、ビジネスクラスと言うのが唯一のメリットであり、機内とラウンジで飲み食いが出来るところであります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス、そして、JALマイレージバンクのFLYONポイントは以下のとおりです。
エクスペディアより
運賃 29,680円
予約クラス Iクラス(100%)
FLYONポイント 2,938FOP
FOP単価 10.10円/FOP
なんとFOP単価はほぼ10円という、近年では驚異的な単価であります。予約クラスはIクラスと対策の取られた100%であるのは残念ですが、それをしても運賃の安さが際立っており、3万円であるため、単価10円となっています。
円高も効果がでているところであり、マイル修業にとっては円高は確実にポジティブのようです。
スリランカ航空のビジネスクラスのシート
ビジネスクラスのシート配列は2-2配列で全12席です。機材によっては16席もあるようですが、シートスペックはほぼ同じです。A330であれば、もっと良い席を期待できるのですが、そこはルートと安さで我慢と言うところであります。
とは言え、リマライニング角度は深く、エコノミーとはやはり違うところであります。香辛料の香りがどこからともなく漂ってくるエコノミーとは別世界です。
最後に
直行で行けばたった507マイルのところを1,500マイルを南下して、その後は1,500マイルを北上すると言うV字なフライトでありますこのV字を見ると、昔、VというアメリカのSFテレビドラマを思い出してしまいました。時折みせるトカゲ顔の演出が犬神 佐清(青沼 静馬)のチラ見せにも似ていることも思い出してしまいました。
普通に考えたら、同じ金額であれば、誰も使わないルートではありますが、ビジネスクラスをそこまで安くしても利用してもらいたい、スリランカ航空の意図は何かと考えてしまいます。
スターアライアンスに対する小さな抵抗なのかとも思えます。もしかしたら、マイル修業向けのルートであり、会員を増やそうとしているのかもしれません。