
デリー空港からもアクセスが便利なルメリディアン・グルガオン・デリーNCRに滞在しましたので、お伝えします。
グルガオンとは

グルガオンとはグルグラムの旧称であり、グルグラムはデリーから南西約30kmに位置する都市であります。外資の自動車会社やIT会社が現地法人を構えています。
デリー中心部から地下鉄イエローラインで40分ぐらいでホテル最寄りの駅であるGuru Dronacharyaまでアクセスできます。デリー空港からグルグラム方面に直通する鉄道はありませんが、オレンジライン(エアポートエクスプレス)を使えばデリー駅で乗り換えて行けます。なお、運賃は合計200円ちょっとでした。
ちなみに帰りはUberを呼んで空港まで行ってみましたが、900円ほどであり、時間は25分くらいでした。スリや痴漢、重い荷物を考えるとライドシェアを利用したほうが良いかもしれません。

地下鉄と言ってもホテル付近のエリアは高架を走るので、ホテルがはっきりと見えます。IT企業が進出しており、高層ビルも多いのですが、ビルとビルの間の空き地や歩道の舗装は未整備箇所が多く、歩くと砂塵が結構すごく、空気もあまりきれいな感じではありませんでした。インドらしくクラクションの音が秋の虫のようにひっきりなしでした。
ロビーや館内設備

セキュリティを通過すると、これまでの喧騒が嘘かのように高級ホテルとなります。ただ、利用者は多く、こちらが受付していようが待たされるのが嫌なのか、割り込んでくる人は結構いました。民度と言うかそういうものなのでしょう。


フィットネスは設備が充実しており、ここに1週間滞在して、毎日利用していたら、お腹は確実に凹むと思うくらい利用し甲斐があります。

プールもあります。日差しが強いのでプールでも皮がむけてしまいそうであります。あと、水もちょっと気になるところです。
エグゼクティブラウンジ・アクセス・キングルーム

インドはアップグレードが厳しいのか、はたまたプラチナはこんなものなのか、今回デリーの2つのホテルを利用しましたが、いずれもスイートへのアップグレードはありませんでした。中央アジアのホテルのマリオット系はすべてスイートでしたが。
ただ、当然ですが、ラウンジアクセス可能な高層階のルームでした。広さは十分であります。


ベッドの上に紙のガイドやルームサービスメニューであります。ベッドカバーは立体的な織りのものであり、肌触りが良いです。個人的にはまっさらなシーツも大好きですが。

デスクはサイドキャビネットというかデスクがあるので、広く使えます。チェアも腰が囲まれるので、長時間座っていても安定感があります。

電源に関してはユニバーサルタイプなので日本のものでも、アダプタなしで利用できます。

窓側にカウチタイプのソファがあります。そしてベッドサイドは低めに設定されています。

そのベッドサイドにはUSB充電ポート付きのクロックがあります。個人的にはACアダプタは1つしか持ち歩かないので、他のガジェットへの給電をパソコン以外からできるのも重宝であります。
アメニティ

ミニバーであります。外資系企業が多いのか、キットカットがあります。日系も多いので、ブルボンとかあってもよさそうです。

グラスもワイングラスも複数種類あり、ミニバーリストにはワインもあるのであるかなと思い、冷蔵庫を開けてみます。

するとソフトドリンクだけでした。ラウンジで飲めるので別に関係ないと言うところでありますが、地下鉄駅からホテルまで歩く途中に輸入酒のディスカウントストアーが2件もあり、そこで1本仕入れたため、寝付くまでワインが楽しめました。意外なメリットです。


クローゼットの中を見ると、ガウンはもちろんですが、ヨガマットのようなものもありました。フィットネスに行けば良さそうですが、ウェルビーイングを唄う同ホテルだからでしょうか。


スリッパ等は当たり前ですが、潤沢にあります。セーフティボックスは少し小さめでした。
バスルーム

バスルームは白一色の清潔感漂う雰囲気です。バスタブは足を延ばせる浅めのタイプでした。バスルームにもガウンがあります。


アメニティは充実しており、シェーバーの刃数も多かったです。

インドではうがいも水道水ではしたくないと言う需要が多いのか、ボトルの水が多めであります。飛行機に乗ったり、バスで移動したり、レストランで食事をしていたりする時に一番困るの腹痛であり、そうならないためにも万全で臨むのが良いでしょう。

シャワーブースです。換気扇にも見えますが、レインシャワーであります。可動シャワーモードにしても、天井から水が漏れてくるので少し不快ではありましたが、それ以外は問題ありませんでした。
窓からの景色

窓からの景色は抜けたとても良い景色でした。大企業のビルが点在しており、遠くまでそうした景色が続きました。タイやインドネシアと比較してもとても大規模であると感じました。
エグゼクティブラウンジ

エグゼクティブラウンジであるメリディアンクラブであります。サインはとても小さく気づかない人もいるのでないかと思います。

ラウンジはうなぎ床のように奥に細く長いつくりであります。1面採光であり、西側に面しているので日没までは西日が厳しいところでありました。

17時にアクセスしたので、これまでの経験から冷蔵庫には既にブツがあるので、冷蔵庫の扉を開けると18時からですと言われてしまいました。同ホテルは18時から20時まででした。
部屋に戻るにも手持無沙汰なので、ソフトドリンクで仕事をして18時まで終えるべく全力投球でした。


18時近くなると料理が次々と用意され、その雰囲気が漂います。17:50ぐらいからは事実上のスタートとなり、アルコールを注いだり、食べ物をピックアップが開始されました。

まずはシャンドンのロゼからです。付け合わせは野菜スティックとハラペーニョピクルスであります。ここのピクルスも辛く、ワインが進むところであります。


続いては、お決まりの白ワインとミートパイなどです。こうして数杯重ねると早いもので、夕焼けからいつの間にか夜となります。

夜景としては少し物足りないですが、景色は良いところであります。こんな南アジアのとある場所でワインに酔いしれるとは自分でも思いませんでした。
終了一時間前ぐらいは混雑のピークとなりました。トータル2時間、アルコールが開始されてから1時間でしたが、満足であり、待っている人もいるのでラウンジを去りました。
朝食

インドと日本の時差は3時間30分であり、デリーの朝7時は10時半であります。昨夜、ラウンジで飲み食いしたとは言え、この時間になるとお腹は空き、日本時間ではブランチであります。そのため、朝食会場に行ってみます。
レストランは1階のレセプションの横にあります。日曜の朝はインドでは静かであり、大きなレストランはさらに拍車をかけます。

大きなレストランには色々なコーナーがあります。朝食と言えば、欧米のパンやサラダやハムはもちろんですが、インドらしくカレーもあります。
さすがに寿司はありませんでしたが、個人的には大好きな出汁が効いたヌードルがありました。多くの種類の香草と香辛料があり、やはりここはアジアだなと感じてしまいます。
このほかに中華料理もあり、中華丼にできそうなトロミのある炒め物もありました。

サラダは鮮度が高く、ドレッシングやトッピングが選択肢が多いのもメリディアンであります。

と言う事で、豆とかトッピングしたサラダと軽くベーコンとアジアンヌードルと中華餡にしてみました。満足でありました。
この後は先述のフィットネスで汗をかいて14時頃にレイトチェックアウトして空港に向かいました。
最後に

デリー中心部ではないですが、デリー空港からはライドシェアで30分弱で1,000円程度の距離であり、出張者以外でも利便性はあると言えます。
何よりも日本のフェアフィールドに滞在するよりも安いタイミングのレートもあり、それでいて、エリート会員となれば、ラウンジ利用、朝食無料、レイトチェックアウトなどができるのでコスパは優秀であり、快適なホテルと言えます。飛行機代が安ければリピートしたいところです。