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VisaインフィニットにVポイント買収とか何を急いでいるのだろう

三井住友カードのこのところの動きについてまとめてみましたので、お伝えします。

Visa Infinite(インフィニット)とは

Visaインフィニットとは、Visaブランドではプラチナよりも上位に位置するVisaカードのランクであり、日本では初めての発行となるようです。

最上位と言うアメックスのセンチュリオンのような感じですが、年会費は随分、抑えられているので、そのあたりはインフィニットと言う言葉重みが違うようです。

AIでは以下のように特徴を記載しています。

主な特徴

高いステータス性
世界中のVisaカードの中で最上位クラスにあたり、富裕層向けカードとして発行されます。

旅行関連の優待が充実

プライオリティ・パスや空港ラウンジの利用

ホテルやリゾートでのアップグレード、レイトチェックアウト

旅行保険の高額補償

コンシェルジュサービス
レストラン予約やチケット手配など、24時間365日のサポートが提供されることが多いです。

高い利用限度額
発行会社や利用者属性によりますが、通常のカードに比べてかなり高額の利用枠が設定されます。

三井住友Visa Infiniteとは

三井住友カードが新たに発行した最高峰の位置づけとして発行したカードであります。スペックは以下のとおりです。

スペック

年会費 99,000円(税込)

家族カード年会費 年会費無料

電子マネー対応 iD、ApplePay、 GooglePayなど

旅行傷害保険 最高1億円の海外・国内旅行傷害保険

ショッピング補償 年間500万円までの買物安心保険

ポイントサービス Vポイント 100円/1Vポイント

総利用枠 300万円~9,999万円

支払い方法 1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い

その他サービス

そして、気になるのがその他サービスであります。

三井住友カード Visa Infinite会員専用コンシェルジュ
ラウンジ:SHARE LOUNGE、SMBCパーク 栄、D'sラウンジトーキョー
グルメ・トラベル:ファインダイニングby招待日和、海外空港ラウンジサービス 「プライオリティ・パス」
イベント・ホビー関連:三井住友カード Visa Infinite会員限定特別体験、ミュージアムパス、プレミアム映画体験

SHARE LOUNGEはTSUTAYAや蔦屋書店を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループが運営するラウンジ型スペースであり、スタバやコワーキングスペース、ラウンジの要素を融合させた空間で、「仕事・勉強・交流・リラックス」を快適に過ごせる場所 として設計されています。

日本国内で出張などの仕事が多く、パソコンを開いて1-2時間集中して作業することが多い人にはメリットがあるかもしれません。

そして、プライオリティパスであります。まさか、インフィニットで利用回数制限や日本国内で空港にあるレストランが利用できないと言う事はないでしょうね。最高峰のランクですかね。

ポイント還元率とポイント利用

続いてはポイント還元率と利用についてです。以下のとおりです。

ポイント還元率 100円/Vポイント

利用 世界のVisa加盟店と日本全国のVポイント提携先にて、1ポイント=1円相当で使用可能。

アプリを使い、ネットショッピングや店舗での買物に、1ポイント=1円分で利用可能。

貯めたVポイントを1ポイント=1円分としてクレジットカード支払い金額に充当可能。

積算率1%、利用率1%と何かプレミアム感は有りませんが、他にはメリットが以下の通りあります。

三井住友カードつみたて投資ではクレジットカードの利用額に応じて、SBI証券のクレカ積み立てのポイント付与率が最大4%付与されます。カードで700万円消費すると、消費とは別のSBI証券の積み立て投資の額で7%付与されます。消費と投資でアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような気もしますが、日本円をこつこつ貯めるよりも一部は投資に回すと言うのもここ数十年見ると自明かもしれません。

もう一つは毎年の更新であります。年間の利用実績に応じて最大110,000ポイントが付与されます。

年間ご利用金額(税込)    特典内容
400万円以上    40,000ポイント
700万円以上    110,000ポイント

まあ、なかなか700万円の利用とはハードルは高いですが、それをクリアすれば年会費分は元が取れる形となります。

総評

インフィニットという最高峰ランクのカードを持つと言うのは手軽でありますが、それだけという感じもあります。ポイントの還元はマイルと比較したらどうなのかと考えてしまいますが。

年会費は元が取れそうですが、コンセプトとしては

無限の可能性が、無限の価値を生み出す

このカードは単なる決済手段の枠を超えて、
文化的体験と金融価値を
追求するための鍵となります。

それは、特別な感性と知的な探求を約束する、
あなたのための新しい扉を開くものです。

と言う割には結局、コンビニとマックとサイゼとすき家やガストで7%還元(タッチかモバイルオーダーで)となかなか庶民臭さがあります。

あとはプライオリティパスの利用制限(回数、国内でのカテゴリー)が気になるところです。

SMBC、Vポイントを買収

三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードは2026年3月ににカルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下でVポイント事業を運営するCCCMKホールディングスを買収することを発表しています。

www.jiji.com

ファクトとしては、SMBCカードが出資比率を55%、三井住友FGは25%に引き上げ、SMBCグループで8割の出資となり、三井住友FGのグループとなります。社名はVポイントマーケティングとなるとのことです。

銀行では、MUFGが独自にエムットポイントを始めたり、楽天と蜜月のみずほ、通信会社が銀行や証券に近づいてきていることもあるのでしょう。

そして、何よりもTSUTAYAが虎の子のTポイントを差し出さないとなかなか厳しいのかもしれません。

ただ、VポイントがSMBCグループ傘下になったとしても、PayPayスタートの時のようなお祭り騒ぎが継続的に起きることは少ないと言えます。

今回のインフィニットのような感じでホッパーのような層は相手にせず、SMBCの銀行や証券に資産が大量にある顧客にカードを進めてチャリンチャリンしていくと言うような事かもしれません。そして、投資した場合の還元率を上げているので、投資をさせ、資産を増やしてもらい更にチャリンチャリンと言う事に見えてしまいます。

SMBCカードは使えるのか

ただ、SMBCカードは海外や海外のネットサイトで利用すると頻繁にすんなり決済が進まないことがあります。先日、ターキッシュエアラインズの航空券を購入する際もSMBCカードでは何度やってもエラーとなり、メールでエラーの通知も来ないものの、アメックスでは一発で決済が済むと言うものであります。

また、ある時はホテルのオンラインチェックインをしようとした際もエラーとなり、2度名前など入力してもエラーであり、ようやくメールが来たりしますが、いちいち、こちらに操作をさせて解除させるなどかなりうざくなっています。

海外からの場合、時差があるのに加えて、プラチナデスクは日本国内から通じない0120番号であり、しかも、日本時間で9:00-17:00であり、国内でも使いにくい時間であります。普通は03の番号とかも用意するものですが。

これは不正利用を防ぐためというと体は良いのですが、不正利用された場合にユーザーには負担させずに、SMBCカードが加入している保険を行使することとなり、被害額が多くなると保険料が高くなるので、それが利益を逼迫するので、啓蒙的にユーザーに不正利用対策を説いていますが、実は自分たちのためであり、先述のようにユーザーが不便を感じさせても不便にしていると言えます。ここ数年で随分、エラーが出ることが多くなり、かなり保険料削減作戦をしているようです。

しかも、不正利用があってカード再発行をすると毎月のある公共料金は引継ぎが出来ていましたが、最近はすべて自分で再度手続きをしないと行けなくなっており、そこもコスト削減が見受けられます。年会費は来年から値上げであります。

こんな会社のインフィニットカードを利用するのが良いかと感じてしまうところです。

最後に

VisaインフィニットにVポイント買収とポイント事業やプレミアムサービスの発表をしました。ポイント事業の拡充やプレミアムサービス拡大のように見えますが、実際は利用者と言うよりは投資家向けであり、利益率を上げるためのピースであり、ユーザーは鴨とまでは言いませんが、美味しくはないと言えます。

しかも、カードインフラとしては世界中どこでもすんなりと使えるVISAとは言い難く、ネット決済ではつまずきも多いところでもあります。コスト削減で利益を上げるためにユーザーに不便をさせている可能性もあります。

VISAブランドは世界中どこでも利用できるのは良いのですが、今ではアメックスでも世界中利用でき、どっちが良いのか考えてしまいました。

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