ドーハ中心部にあるマリオット・マーキース・シティセンター・ドーハに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
場所はショッピングセンターのシティセンターにほぼ直結しているDECC(Doha Exhibition and Convention Center)駅からアクセスできます。直結ではありませんが、屋根付きの通路からエスカレーターでシティセンターにアクセスできます。
ショッピングセンターとホテルは直結しており、手荷物検査を受けてホテル側に入ります。逆の場合は検査はありません。
同ショッピングセンターはドーハ中心部にあり、最も有名なショッピングモールであり、1階にはカルフールが入っています。食料だけでなく、衣料品も安いので長旅では重宝します。
エグゼクティブ・スイート
1階でチェックインして今回のエグゼクティブスイートに向かいます。フロアは33階でした。
トップナンバーの3301号室です。重厚な木製の扉が待ち構えます。外観は新しそうに見えますが、内装は経年感を感じます。
扉を開けるとエグゼクティブなデスクが見えます。静かに仕事をしたい人はもっと奥にあって欲しいと感じるかもしれません。
さすが、エグゼクティブスイートだけあり、リビングはも広いですし、その奥に見えるベッドルームも広いです。
テレビは部屋の広さと比較すると小さく感じてしまいます。また、スマートテレビではないのでほとんど使用することはありませんでした。
ベッドルームも先述のとおり奥行きがあります。角部屋で床から天井までの窓が広がる天空の部屋ではありますが、ものすごい静かさがあります。テレビはスマートテレビでないため、ほぼONしていないこともあり、静かな空間が広がります。
場所は違えど田舎の昔ながらの屋敷のような静けさの感覚さえあります。
スイートでは当たり前の別トイレがあります。入り口側とリビング側からアクセスできる構造となっています。


ベッドサイドは広くてすぐに手が届ませんが、両サイトどもに電話機があったり、USBポート付きのQi対応の充電と言うかアラームがありました。
アメニティはマリオット水準であり、普通であります。まあ、この辺りはどうでもよいのですが。


冷蔵庫にはミニバーはなく、空っぽです。下に行けばカルフールがあるのでそれで満足ではあります。無料のペット水は豊富であり、1部屋で10本ぐらいはありました。
ウェルカムアメニティーはチョコレートでした。フルーツだと鮮度が気になりますが、チョコだと滞在中いつでもという感じであります。


セーフティーボックス、スリッパのアメニティは当然であります。セーフティーボックスはパソコンが入る余裕もあります。
クローゼットも大きく、厚くもなく薄くもないマリオットガウンがあります。深夜便を過ごした後のチェックインでしたので、ガウンを着る間もなく、寝てしまいましたが。
窓からの景色
二面採光で床から天井までのパノラミックウィンドウな部屋ですが、景色を見てみます。ここはマンハッタンかシカゴかというような摩天楼ビューです。ドーハの中心部と言う事もあり、さすがの景色です。
別な方向からはシェラトン・ドーハが見え、その先にはドーハ・ハマド国際空港(DOH)が見えます。摩天楼に海が見えるのは良い場所です。
バスルーム
バスルームです。バスタブがあり、独立したシャワーブースがあります。大理石が多く、豪華な空間です。広いです。
洗面については、大理石で豪華ですが、少し古さを感じます。まあ、清潔であり、水流も十分なので問題はありませんが。


トイレはビデ夫人付きであり、詰まることもありませんでした。シャワーブースはレインフォールのみでした。アメリカの古いホテルに行くとシャワーのみでレインフォールのみだとがっかりします。
まあ、今回はバスタブ側にシャワーがいているので不便はないですが。


アメニティはマリオットらしいものでした。世界中どこでもマリオット品質です。変にエコでないので髭剃りや歯ブラシもあります。
ホテル内施設
マリオット・マーキース・シティセンター・ドーハはツインタワーで構成され、一つのタワーがホテルのマリオット・マーキースであり、もう一つはエグゼクティブアパートメントとなっています。その中間にはプールがあり、ドーハの摩天楼がきれいに見えます。
フィットネスはアパートメント側にあり、広く設備が充実しています。利用者も結構多い感じでした。ホテル宿泊者なのか、アパートメント住人なのか、外部会員なのか不明ですが。
サウナルームもあります。サウナのスイッチはセルフであり、いきなり温まらないので滞在時間は長くなりそうです。水風呂はありませんでした。中東のホテルはサウナが多く感じました。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジにはNorthと記載があり、アパートメント側にもあるのでしょうか。
滞在したのはラマダン時期であり、パブリックスペースでアルコールの提供は禁止されているため、エグゼクティブラウンジではアルコールの提供はありませんでした。(涙)


ラウンジ自体は結構広く、混雑とは縁がないくらいでした。
フードエリアはあまり大きくありませんが、しょぼいと言うわけでもありません。利用者が少ないので待ちとかもありませんでした。日本国内のマリオットと比較すると豪勢です。
サラダが充実しており、寿司ロールもあります。寿司は人気なのか減りが早い感じでした。ワサビとガリが大量にありました。回転寿司に行くとガリをたくさん食べますが、ここのは美味しくないのでほとんど食べませんでした。


お酒がないのは生殺しであり、糖質物とスイーツに走ってしまいます。お酒がないエグゼクティブラウンジはつまらないです。
ラウンジからの景色も摩天楼であり、どこにいるのかわからなくなってきます。
朝食
朝食は地元では数々の賞のウィナーであるCrossroads Kitchenです。
マリオットらしく広く豪華なバイキングです。利用者は比較的少ないので、快適でした。
ワールドワイドであり、ローカルから洋の東西を問わず、何でもありで、1日では全種類を食べきれない感じでした。ヨーロッパと比較するレートは安く、食べ物が充実していて、従業員(ほとんど出稼ぎみたいですが)の対応も良いので中東はやはり良いです。
エッグステーションには言葉が通じなくても良いようにオーダーシートがあります。なんとなく、口で対応していますが、仕上がりが気になる時もあるので、こうしたサービスは良いでしょう。
色々ありましたが、お腹が本調子でないので、軽めにしました。新鮮なサラダが多いのはポジティブです。
最後に
今回はドーハの中心部にあるマリオット・マーキース・シティセンター・ドーハに滞在しました。エグゼクティブスイートにアップグレードしてもらい、静かで広いルームで深夜便からの疲労も回復して翌日はアクティブに回ることが出来ました。
ラマダン時期と言う事もあり、エグゼクティブラウンジでのアルコールの提供がなく、ルームサービスのみでかつ、高額であったのは残念でしたが、それ以外は摩天楼の景色も含めて満足でした。