アゼルバイジャン・バクーにあるシェラトン・バクー・インツーリストのカザールスイートに滞在しましたので、お伝えします。
アクセス
市内としては風光明媚なベイエリアと言った感じで山下公園のような雰囲気のところにあります。空港からタクシーで行くと5,000円くらいはかかるので、Boltというライドシェアアプリで呼ぶと1/3以下になります。
ライドシェアアプリは通信ができないとほぼ意味をなさいので、アゼルバイジャン対応のeSIMを空港に到着したら、空港フリーWi-Fiで準備するのが良いと言えます。そのため、少し時間はかかりそうですが。
ロビーなど
ロビーはシェラトンとしてはこじんまりとしている感じでありますが、高級感が漂います。歴史が古いホテルではありますか、改装は頻繁に行われているようであります。奥の中二階がレストランとバー、スパとジムがあるエリアとなります。
シェラトンではありますが、クラブラウンジはないようです。その代わりにバー手前は小洒落たロビーラウンジとなっていました。まあ、部屋が広いのでここに来る用もありませんでした。
スパと書かれたエリアにはサウナやスパ(エステの方)とフィットネスがありました。
スパ内も広々とした空間となっていました。変に広いという感じもありましたが。
サウナはスチームとドライがあります。冬は寒い地方なのかこの辺りの高級ホテルはほとんどがサウナがあり、常駐のスタッフにサウナはいかがですかとよく聞かれます。
フィットネスは広くなくカーディオマシンが2台あるくらいでした。もっとスペースをと言った感じもします。
カザール・スイート
ルームキーはエリートのものであります。あまり見かけない仕様であります。
フロア構成は1階(2階)では最大の広さのスイートであります。
ルーム全景
扉を開けるとスイート感が出てきます。お金が掛かっていそうなフローリングであります。
リビングについてはソファエリアとダイニングに書かれています。見た目は真新しい関゛時ですが、意外と家具とかは傷がついており、年数は経過しているようです。まあ、それでも全然良いでが。
また、リビングエリア全体の壁一面が床から天井までの窓であり、後述しますが、シーサイドビューなので風が強い窓の音が結構気になりました。
そして、デスクエリアです。ブロガーなのでここに最もいる時間が長くなるので広さの恩恵はスイート全体としては少ないかもしれません。ミラーとなっているのはテレビであります。テレビはネット接続ができないので、文字通り鏡のみとして利用となりました。
普通に買ったら高そうなアートであります。コーカサス地方のホテルは意外とこうしたアートが多いのも特徴であります。


セーフティーボックスはノートPCとミラーレス一眼を同時に収納できるぐらいのスペースでした。コンセントについてはユニバーサルタイプのも接続できるタイプでした。これがあると変換アダプタが不要なので重宝します。
ウェルカムフルーツもありましたがみかん以外は固いの遠慮しました。外人がフルーツをかじる感覚と日本人が果物を食べる感覚には隔たりがありそうです。


ミニバーは最初は各ベバレッジがあったのですが、チェックインの際に利用しないか問われて利用しないと言うとチェックイン後に回収していきました。水は豊富であり、部屋全体で10本ぐらい置いてありました。
バルコニーとシーサイドビュー
フロアはあまり高層ではないのですが、広々としたバルコニーがありました。夏場は最高でしょうね。
シンボリックな観覧車が見え、その先にはカスピ海が見えます。目の前の幹線道路は片道6車線ぐらいあり、横断歩道やアンダーパスは近くになく、海辺に行くには結構歩かされます。最短距離で横断を強行するのは勇気はありません。
新都心と言うのでしょうか。再開発エリアが見えます。この写真だけ見ているとシンガポールやアブダビと言ってもわからないようであります。
ベッドルームなど
ベッドルームはなんちゃってスイートではなく、独立しております。しかも窓は高い窓しかなく、暗いは暗いのですが、個人的には落ち着きを感じます。リビングは幹線道路に面していますが、ベッドルームはリビングが盾となり、しかも窓面積が少ないので、かなり静かであります。
ベッドサイドにも水が置いておりました。旅も緒戦でありますが、これから疲れを蓄積しないため、ベッドルームでぐっすりと就寝しました。
水回りであります。2ボウルはスイートの常識とも言えますが、大理石の使い方が豪華と言えます。モダンな仕上げのためガラスで仕切られているため、水漏洩は気になるところであります。
バスタブは大柄な大人が二人同時に浸かっても余裕な感じでした。結局、浸からなかったのですが、シャワーの水は案の定、ガラス仕切りから洗面側に漏洩し、滑って転倒して頭部を殴打しないようにするのが気になってしまいました。
トイレについても隣に洗面があるのに専用の巨大な手洗いがありました。こちらも広々としています。欧州らしくビデ夫人もありました。


アメニティついてはシンプルですが、必要なものは全てありました。老化のせいか冬場は体幹部がすぐに赤くなってしまい、昔はボディローションなんていうベタベタするものは絶対塗りませんでしたが、最近は不可欠となってしまいました。老化は凄いものです。
朝食
朝食は中二階にあるAbakuzレストランです。こじんまりとしているかと思うと奥に広いレストランであります。
広いレストランであり、4-5星のホテル有るものは全てあると言った感じであります。冬場なのかそんなにと言うか全くですが、混んでいないのも海外らしくて良い感じです。
どうしても朝はあまり、食べないのでシンプルなものにしてみました。最近は旅の時間が経つにつれて、手足がつることが多いのでお酒と食べるものを意識しないと思いつつも、毎回こうした感じとなってしまいます。
最後に
今回はアゼルバイジャンの首都であるバクーに滞在してみました。マリオット系のホテルではリッツカールトンやJWマリオットもあり、各ホテル系列の豪華ホテルが多くあり、石油マネーの効果が大きいのでしょうか。
そうした時代以前に開業した同ホテルは歴史を感じつつも、豪華さで光り続けているところなのかもしれません。