エアタンザニアのA220-300でザンジバルからダルエスサラームまで飛んでみましたので、お伝えします。
プライオリティパスで利用できるラウンジ
ザンジバルに来た時は新しいターミナルでしたが、エアタンザニアの利用するターミナルは随分古いターミナルであり、国内線についてはエアコンさえないない待合室でした。
プライオリティパスで利用できるラウンジがあるのですが、24時間営業と記載されつつも、朝8時までオープンしておらず汗タラタラで待つという感じでした。


8時になるとオープンしてプライオリティパスカードを処理して利用します。ラウンジ専用のトイレがありますが、かなり古い感じでした。
ラウンジはそんなに広くありませんが、脚の低いソファが沢山あり、眠くなってしまいました。


ラウンジを誰も利用している人がいなく、ガラガラでした。食べ物も用意されていましたが、特に食べることもありませんでした。電源についてはユニバーサルタイプのものであり、USBポートもありました。


一応、飛行機ビューの窓があり、エアタンザニアのB787が駐機していました。基本的には島同士のフライトが多いのか小型のプロペラ機が多い印象でした。
A220初搭乗
待合室には搭乗案内のサイネージはなく、スタッフが搭乗となるとフライト番号を案内する仕組みでした。フライト時間が重なったのか、間違って違う飛行機の方に進んでしまいました。こんなに小さい飛行機かと思うとスタッフが来て正しい飛行機に連れて行って繰りました。
冒頭の写真のようにA220であります。予約時の座席指定ではDHC-8だったので、まさかA220に機材変更がされているとは思いませんでした。シート配列は2-3配列であります。窓側に行くと結構、窮屈感はありますが、A220より小さいジェット機からすると天井などは高い感じであります。しかし、DHC-8からA220に機材変更で満席に近いと言うのはジェットフォイルが時化で欠航になったとかあったのかもしれません。


普段は短距離運用でないのか機内誌もあります。また、新しい機材だけありUSBポートもついています。
A220-300のセーフティボードであります。今回初めてのA220シリーズの搭乗でありました。
自力で回転して滑走路を目指します。エンジン音はA320と比較すると静粛さが際立ちます。見た目はA320に近いのですが、高さなどが違うと言うのが印象的であります。
新しい方のターミナルにはコンドルエアのA330neoがいました。特別塗装機なのでしょうか。
たった10分のフライト
プロペラ機1機の着陸を待っての離陸であります。風が強いのですが、通年の風向きなのか滑走路にとっては真向かい風でした。フライト時間は短いので3000mぐらい高度での飛行であり、海が近い感じでした。
あっという間に着陸態勢であり、ダルエスサラームの郊外の街並みが見えます。アスファルト舗装が見えないのが特徴的でありました。
ダルエスサラーム・ジュリウス・ニエレレ国際空港(DAR)に到着であります。新しいターミナル近くに沖止め到着であり、バスで移動するのですが、新しいターミナルからはどんどん離れていきます。
バスが到着したのは古い国内線ターミナルでした。ザンジバルからの到着でも特にパスポートコントロールとか税関もなく、普通の国内線でした。ただ、空港外に出る時は荷物検査はありました。
国内線ターミナルは結構古く、国際線ターミナルまで徒歩400mでの移動となりました。風が心地よく良い運動という感じでした。
最後に
今回はザンジバルからダルエスサラームまでのフライトでした。距離は45マイルであり、飛行に乗っている時間は25分であり、飛行時間はたった10分でした。
運賃は4,000円くらいであり、ジェットフォイルと変わらないくらいでした。ダルエスサラーム市内に行くのであればジェットフォイルでも良かったのですが、時化リスクがあり、今回はダルエスサラーム空港から次のフライトがあったので飛行機としてみました。
期せずして、初めてのA220搭乗でしたが、快適な飛行機であり、日本ではなかなか乗る機会はありませんが、再び利用してみたいところであります。