ヨルダンの首都・アンマンにあるWホテルのクールコーナースイートに宿泊しましたので、お伝えします。
アクセス
Wアンマンの位置はアンマンの都心ではありますが、ローマ劇場やヘラクレス神殿から20分くらいかかる場所にあり、再開発された新都心のような場所です。ヘラクレス神殿の麓には昔からの商店街があり、そちらの方がヨルダンの雰囲気があります。
ただ、Uberは手配すればすぐに来て、料金もそれほど高くないので便利です。
空港からは空港バス(乗ったときは暇な時間帯だったのかマイクロバスでしたが)で最寄りのバス停まで小一時間、バス停からホテルまで歩いて15分程かかりました。
ホテルには5本も歩けば、ショッピングセンターがあり、ZARAやH&Mが入っており、スーパーもあるので便利であります。
エントランスからロビーへ
手荷物検査を受けて進むと下り坂の特徴的な通路があります。ヨルダンで最も有名且つ人気で世界遺産でもあるペトラ遺跡をイメージした通路です。ピンク過ぎてそういう地帯なのかと勘違いしてしまいます。
エレベータホールまで行くとかなり下るのか地下1階となっていました。
地下1階から6階まで上がるとフロントがあります。フロントはこじんまりとしています。隠れ家のような感じですが、ド派手な空間です。
レセプションからエレベータホールまでの動線はオープンラウンジとバーカウンターがあり、床はピカピカに磨き上げられていました。
エレベータ内もド派手であります。利用者が少ないのか、常に扉を開けたエレベータが待っていました。
各フロアのエレベータホールもかなり派手です。ただ、高級感はあるのでお金が掛かっている感じです。
クールコーナースイート
今回は30階建ての24階の角部屋にあるクールコーナースイートであります。スイートとしては下から2番目ぐらいのランクのようです。
コーナーだけあり、2面採光であります。共用部ほど派手ではありませんが、ルーム内もそれでもなかなか奇抜なデザインです。
ベッド手前にはバーカウンターがあります。デスクはないのでここで作業することとなります。チェアは脚が届くか届かないくらいなので、作業は意外と捗りました。
ベッドサイドにはソファもあります。まあ、あまり使う事はありませんでしたが。
テレビはインターネットテレビ対応なのでようつべが見られました。PCとの接続は優先のHDMI接続となります。ワイヤレスディスプレイ接続を試みましたが、違うフロアのテレビが出てきたので、やめました。
電源についてはユニバーサルタイプでUBS-A,Cがついているので便利でした。バーカウンターにもついているので便利でした。


アメニティについてはコーヒーと水以外は課金でした。ここらは他のホテルと同等であります。
コーヒーの間に隠れていますが、ソムリエナイフもありました。ラマダンでないとワインがかなり手に入る街、ヨルダンなのでしょう。
チタン会員向けのウェルカムアメニティはチョコレートでした。砂に見える部分も甘い味がしました。


コーナースイートとは言うもの、一つの部屋でつながったところにコーナーソファーがあり、2つ目のテレビがありました。なんちゃってスイートですが、部屋は広いので満足であります。
冷蔵庫は緩いミニバーとなっていました。いずれも課金される代物であります。
クローゼットは大きく、白一色であります。セーフティーボックスは小さく見ますが、ノートパソコンと一眼カメラが余裕で入りました。


スリッパなどのアメニティも揃っています。
トイレは広く、ビデ付きであります。新しいホテルだけあり、水流は良く、詰まるようなことはありませんでした。
ドデカなバスタブ
部屋も広いのですが、何よりも広いのがバスルームです。何やらバスタブが見えます。
バスルーム全景です。何だこれはと言うくらいのバスタブの大きさです。子供が遊ぶビニールプールより大きいのではないかと思います。床は滑りやすいので結構気をつかいました。
アメニティ類もちょっと良さそうなものでした。大人な香りでした。
洗面はスイートなのでボウルが2つあります。地味にミラーの裏に窓がありましたが、ブラインドいつも閉ざされているようでした。
バスアメニティもショッピングセンターで買わなくても済むくらいでした。エコ仕様なアメニティでした。
体重計もきちんとついていました。
ルームサービス
ルームサービスはQRコードをスマホで読み取って、メニューを選択するタイプとなっています。オーダーしてから10分くらいで来るのでなかなか便利なサービスです。
ラマダン時期もあり、軒並みワインショップは閉まっており、ショッピングセンターに行くとノンアルビールしかなく、物足りないのでワインをオーダーしてみました。ボトルワインはヨルダン産のヨルダンリバー(略してJR)銘柄でした。初日はソーヴィニヨンブランとしてみました。きちんとバケットにアイスを満タンに入れて持って来てくれました。


2日目はシャルドネ、最終日はロゼとしてみました。いずれも冷たくキリリと美味しいヨルダン産ワインでした。
窓からの景色


アンマン市内の中でも高台にあるタワーであり、24階からの景色はかなり良いものでした。車の音もクラクションは遠くに聞こえる感じでした。ラマダンでなければ写真左のジャンクションの先に先述のヨルダンリバーワインのお店がオープンしていたのですが、当然閉まっていました。
反対側からはヨルダンではオフィスと高級ショッピングセンターが見えます。ちょうど、高層ビルの下がショッピングセンターとなっています。また、近くには死海に行く1日1本のバスの発着場もあります。
ホテルの眼下に目を向けると、遺跡らしい保護されたエリアが見られました。ヨルダンも穴を掘れば、遺跡はたくさん出てきそうです。
フィットネス
フィットネスは7階にあります。夏場はデッキにも出ることができますが、冬場は出られませんでした。
フィットネスルームはその名のままのFITでした。あまりにシンプル過ぎて見つけるのに時間がかかってしまいました。


ランニングマシンだけでなく、筋トレマシンもあるので、肩こりなどスッキリして夜はグッスリと寝付けました。トレーナー付きレッスンをしていたので、地元会員もいるのでしょう。
クラブラウンジはない
VIPならぬ、WIPアクセスと記載されたカードを渡されます。事前情報ではラウンジがないので、これはと思いロビー階に行くと、ラウンジではなく、ロビーフロアでドリンクが2杯まで無料(初日のみ)と言う事でした。
バーカウンターもありますが、ロビー横の深いファーに腰かけて、佇みます。
と言う事でワインを2杯いただき、ルームに戻りました。クラブラウンジがあるとどうしても飲み過ぎてしまいますが、これぐらいが良いのかもしれません。
とは言え、先述のとおり、部屋に戻ってからボトルのワインを毎日、オーダーしてしまいましたが。
朝食
朝食会場はロビー階にあり、MESHと言う地中海料理がメインのレストランであります。こちらも派手ではありますが、食事をする場所なので暖かめな色で配色されています。


ラマダン時期の早朝と言う事もあり、ホールスタッフの方が利用者よりも多いくらいでした。サラダも西洋のものに加えて、現地のものがあったりと色々な種類があります。
新鮮なサラダが多くたくさん食べたのでお腹の調子も回復しました。


滞在中3日は野菜中心としたので、旅の終盤も快調であり、次の日の朝まで食べなくても良いくらいでした。このあたりは経費削減もできて良いです。
おそらくフィリピンから来ているスタッフがハーブティーを持って来てくれました。日本語を習っていると言う事で、日本語で書かれたカードを添えられていました。漢字もも普通に書いており、自分よりも達筆なのではと思うくらいでした。努力家のようでした。
最後に
今回はWアンマンに滞在してみました。Wらしいド派手なデザインでありますが、高級感もあり、設備は新しく快適であります。
今回はクールコーナースイートにアップグレードされ、広さも驚きましたが、何よりもバスタブの大きさに驚愕でした。お湯を張る時間は当然かかるのですが、ホテルを越えたバスタイムは異次元でした。
食事やルームサービスのレベルも高く、アンマンに再び行くなら滞在したいところです。