バーレーンのマナーマにあるシェラトン・バーレンに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
場所はマナーマにあり、バーレン国際空港からはUberで20分ぐらいの場所にあります。マナーマの中心地と言われるとどこかとなってしまいますが、同ホテルはかなり中心にあるようです。
ホテルは隣接と言うか直結しているシェラトンコンプレックスというショッピングモールがありました。ショッピングと言っても、ハイブランドばかりであり、最低10万円以上はかかりそうなところでした。
ショッピングモールとも直結しているホテルロビーは吹き抜けで開放的です。外観はモダンなガラス張りであり、最新のシェラトンらしさをそのまま象徴しています。
2階にはフィットネスがあります。設備は最新であり、宿泊客以外にも会員がいる本格的なところでした。シェラトンは世界中大体そういうものでありますが。
エグゼクティブ・スイート
今回はエグゼクティブ・スイートにアップグレードされ、7階の部屋に。エレベーターは3基と少ないですが、混んでいないので、ほぼ一人で利用でした。エレベーターホールも広く、豪華です。
今回は角部屋の719のエグゼクティブスイートでした。最近のホテルらしく、木材を多用しているエントランスでした。いいですね。
シェラトンとしては大規模ではなく、フロアだけ見ると日本のフェアフィールドぐらいの広さという感じです。それが故に静かであり、隠れ家的な感じもしました。
リビングルームは4つの椅子のあるダイニングテーブルがあり、かなり大きなカウチソファがある広々としたルームです。中東で地震とかないにも関わらず、筋交いが見える建物であります。このあたりはリニューアルの影響なのでしょうか。埼玉県庁よりはましですが。
スイートルームなので不必要なオブジェとかもあります。シェラトンで新しいと言うと鹿児島が比較対象になりますが、こちらの方が豪華で機能的であります。
窓からの景色も摩天楼とまでは行きませんが、遠くに海が見える景色です。ドーハとはまた違う景色であります。世界は色々と行って見ないと味わえない景色です。
スイートと言えばもう一つのトイレですが、ありました。ある程度、年季の入ったシェラトンだと国柄が出るものですが、新しすぎてどこの国にいるのかわからなくくらいでした。


アメニティに関してはクラブラウンジ利用前提もあり、シンプルでした。まあ、グラスとかはそこそこ高級でした。
冷蔵庫は空っぽであり、ミニバーはありませんでした。近くにコンビニとかもないので、買い出しをすることもなく、フリーの水を冷やすぐらいしか機能しませんでした。
チタン会員としてのウェルカムアメニティはフルーツとチョコレートでした。ラマダンフライトで貰った食べ物も有ったので、チョコレートは残してしまいました。
ルームサービスはスマホでオーダーできます。ラマダン時期であったため、アルコールはルームサービスのみであり、ワインフルボトルだと7,000円ぐらいしますが、フルボトルのワインを頼むと結構レスポンスは良く、冷たいワインが来ました。アルコールがフリーでない国はやはり高くつきます。
テレビはスマートテレビであり、単独でYouTubeなどが見れるので便利であります。通信回線も早いので、固まると言ったこともありませんでした。
コンセントについてはユニバーサルではなく、現地仕様であり、アダプタが必要です。また、スイートの宿命かもしれませんが、座る場所(ソファなど)からコンセントが遠いため、充電をして利用すると言った感じでした。
続いてはベッドルームです。よくある大きな扉で仕切られたベッドルームではなく、入り口とトイレとバスルームで完全に仕切られたベッドルームであり、廊下からの扉を閉めてしまうとかなりの静かさでした。いいですね。
ベッドルームからの景色はバーレーンのらしい建物が見える景色でした。最近の東京と同じく、メタルとガラスで造られた建物が多く、近年に再開発が急ピッチで進んでいるようです。
ベッドルームを逆から見てみました。落ち着いた部屋であり、リビングとも完全に隔離されるので、とても静かな空間でした。いつもはスイートのリビングで寝落ちて、朝を迎えるのですが、今回はベッドルームできっちりと熟睡しました。


アメニティに関してはシェラトン品質であります。何一つ不足はありませんでした。


ローカルなブランケットのようなものがありました。特段寒くもないので使用はしませんでしたが。
ベッドサイドにはUSBポートを備えた目覚ましとけいがありました。ただ、パソコンの充電のためにこれをコンセントから外してパソコン利用をしていました。
水回りです。アクセシブルルームと勘違いするような広さです。バスタブ、シャワー、トイレがそれぞれ独立しています。


水回りは新しいほど良いのですが、まさにそのとおりです。バーレーンにいるのかどこにいるのかわからないくらいの空間です。シェラトンが提供する新たなラグジュアリーを感じます。
バスタブは寝るようなタイプではなくモダンな深いタイプです。意外と幅は狭く感じました。二人ではちょっと厳しいと思います。


アメニティも十分であり、コンビニが近くになくても問題ありませんでした。新世代のシェラトンという感じです。
シェラトン・クラブ・ラウンジ
シェラトンクラブラウンジにアクセスしてみます。新世代のデザインなのか、扉は木製であります。人間はやはり木材に安心感を感じるのかもしれません。
ラウンジ自体はそれほど広くなく、50席ぐらいで満杯になるぐらいですが、ほとんど利用者はいませんでした。
フード・ドリンクエリアはこじんまりとしています。まあ、日本の同系列のクラブラウンジと比較すると遥かに豪華ではありますが。
ただ、ラマダン時期のため、ラウンジでのアルコール提供はなく、ソフトドリンクのみでした。個人的には罰ゲームでした。
お酒に合いそうな味の濃いつまみが多いのですが、それをサイダーや水で味わないといけないのは罰ゲームとしか感じませんでした。いつもはラウンジで眠くなる程、いるのですが、そそくさと退散でした。
ただ、ラウンジからの夜景は綺麗でした。マナーマのいい場所にあることが感じられます。
朝食
朝食はロビーと同じフロアの1階にあるWildです。野生と言う名前ですが、とてもモダンで綺麗にダイニングエリアです。配置的にはヒルトン長崎のような感じであります。甘い味噌汁は有りませんでしたが。
ホテルは新しい程、色々なフィードバックが反映されているのか、本当に心地よいところです。ここがバーレーンなのか東京なのか札幌なのかわからなくなるくらいグローバルです。


フードについてはローカルではありますが、ほぼヨーロッパな感じであります。利用しているゲストよりもスタッフの方が多いくらいでした。
フルーツとかも充実しており、旅先としては中東は砂漠しかないと思っていましたが、ラマダン時期以外は魅力的に感じました。日本人かと聞かれるのもかなり多いのも中東です。
日本でも海外でも、大体は同じものをピックアップしてしまうのですが、それが出来てしまう同ホテルであります。まあ、カレーや味噌汁は有りませんが、満足でした。
最後に
同ホテルは新しく開業したかと思いましたが、昔から建築物をリノベしたと言う事のようです。ただ、全然違い、新築ぐらいのコストはかかっているのではないでしょうか。
それもあり、新規のシェラトンと勘違いするぐらいの快適さです。個人的にはマリオット系ではおそらく、世界一のホテルな感じでした。