
ペンギンでさよならと言えば、界隈では周知の事実かもしれませんが、四半世紀の思いをつらつらと書いてました。
Suicaキャラクターのペンギンの卒業
東日本旅客鉄道(JR東日本)はスイカ・ルネサンスと言う事で色々変革することをリリースしています。
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241210_ho03.pdf
Suica の当たり前を超えます と言うがキーワードでありますが、食べる前に飲む by 田中邦衛みたいに思えますが、どうなんでしょうと感じてしまいます。
JR東日本の再開発は上野から大井町であり、この先、京急の川崎の再開発とか絡んでくるか不明ですが、後は将棋のカドの羽田空港を抑えての戦略にも感じます。このエリアにも住もうとしてもなかなか高くて、住めなくなっているのも現実ですが。つまらいないです。
まあ、高輪ゲートウェイシティは実験台なので高輪の地番を持つ人のための地元貢献と海側のタワマンのヤングママのガス抜き施設なのかもしれません。
そのように、最近はおそらく、観光で来た外様の高齢者と中高年のママ友と、ベビーカーを引いているママ(おそらくここが核かもしれませんが)、そんな感じで多いかもしれません。
高輪のルミネの構造としては原価率の高く、店舗面積が小さい香水店舗が多く、店舗面積の割に利益率とリピーター率が高いと感じます。消え物(レストラン、カフェ、食品店)は盛況のようですが、その他のアパレル店舗などは日が暮れた平日の夕方はなかなか厳しいのではないでしょうか。休日は行ったことはないのですが、そこでペイしているのかもしれませんが。

不思議と快適な空間でもありますが、ガッツリ食べたいとなると高輪ゲートウエイシティと外れた麻辣先生やなか卯の方が庶民的で良いかもしれません。
まあ、品川エリアでは今までにはない、買い物や街歩きが出来る場所なので、そういった意味ではできて良かったのかもしれません。品川駅はしょぼいですから。
ペンギンと話は外れましたが、JR東日本は今は古くて使われないものよりはこれから新しいもので設けようと言うのか強いようです。
マイラーとしては羽田空港に近い大井町は良いのですが、良い住まいの物件がないのは不思議です。蒲田だと。
ペンギンの思い出
就職してから交通系のカードと言えば、プリペイドの磁気カードくらいしかなく、プリペイドのバスカードとかで利用していましたが、その数年後にSuicaが出てきたのは結構、驚きで、新しもの好きの自分には速攻で利用を始めました。
この頃にはデビットカードの先駆けのような郵便局のキャッシュカードでコンビニで決済できるようなものも出た記憶があります。こちらは時代が早すぎたのかすぐに消えましたが。色々ですね、
ANAマイレージクラブの沼にハマるまでは決済はSuicaかEdy(当時はキャッシャレスはそれぐらいでしたが)であり、大してポイントも貯まらずに利用していました。そうして考えると比較的、時代は変わっていないようで結構、時代は変わっていますね。
昔は出掛ける時は財布を必ず持っていましたが、今はApple Watchだけで十分ですし、そうした決済でどこかのポイントが積算される時代でもあります。
まあ、先述の高輪ゲートウェイシティはJREの呪縛なのかクレカのタッチ決済ができないと言うパラドックスがあります。
さて、ペンギンの思い出としては、つまらないかもしれませんが、少しあります。
20年近く前、仕事が忙しいと言うかブラックと言うか連日で、日付が変わるぐらいまで仕事をしており、帰宅するのは大体、午前様でした。
家の前にあるコンビニ(スリーエフ)で当日夜に食べるものと翌朝の朝食を買うのが日課でした。スリーエフは大手のコンビニと違い、緩いのですが、職場と自宅との最短であり、よく利用していたものです。
当時からワンオペ問題なのか、そこの店舗は店長と言うかオーナーがいつもいるような店舗でした。店に入るといつもいると感じるくらいオーナーがいます。そうした年月が数年を過ぎていますが、世間話を一度もすることなく、過ぎていきます。仕事終わりの午前様で行っても大体、オーナーと言う事もありました。
とある夜、仕事終わりの冬の午前様にいつものように、その日の食事とドリンクを調達すべく、スリーエフに行き、ビール缶をヒックアップして、おでんを注文して決済をします。そうするとスリーエフとJREとキャンペーンなのかくじ引きがあります。もう深夜でもありますが、忠実にくじ引きは実行されます。
Suicaキャンペーンなのかペンギンキャラのグッズが多く当たるもののようでありました。
結構な賞なのかペンギン入りの時計(壁掛けの大きなクロック)が当たりました。数年来、世間話もしない店長兼オーナーも結構びっくりした表情で、いつもは見せない笑顔でした。まあ、会話はありませんでしたが。
個人的には自宅で壁掛け時計は利用しない(夜中にカチカチが気になる)のですが、なぜかクロック時計には縁があります。バンコク・スワンナプーム空港の免税店でお土産を買ったら、タイの国旗入りのクロック(置物時計)をもらったりしており、何か不思議です。
いずれも、自身の自宅には関係ないのですが、捨てるのは躊躇するので何気なく、帰省の際に実家に持ち帰っていました。その時は気づきませんでしたが、数年後に帰省すると母親の嫁入りとも言える箪笥の飾り棚にタイ国旗の時計と、ともにペンギンの時計が飾られているのを気づきました。
大して、親孝行もしていない息子が海外から持ってきたものを捨てずに飾っているのが何とも自責の念に駆られてしまいました。ペンギン廃止でこうしたほろ苦い思い出が思い出すほどペンギンはしみついていたのかもしれません。
最後に

Suicaのペンギンについては日常、大して意識していないのですが、終わるとなると過去のちょっとした個人的経験が想起され、何か寂しくなってしまいました。デザイン的には陳腐さもなく、他のICカードのキャラと比較(ないところもありますが)してもそのまま継続しても良さそうですが、時代なのでしょうか。
たしかに、年齢を考えるとそれまで続いたことモノがなくなり、自身の身分もそう感じます。墓参りが増える利も加齢であります。時代は移り変わるものなので致し方ないのですが、ペンギンにもアディオスと言うところで大団円なのですが、さらばてあります。そろそろ、自身の大団円も考えようか思う今日この頃、日比麻音子です。