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カタール航空 搭乗記 バーレーンへ。ラマダン時の振舞はすごい

ラマダンの時期にカタール航空でドーハからバーレーンまで移動してみましたので、お伝えします。

カタール航空 ドーハでのチェックイン

スカイトラックスのランキングでは近年、1位になったドーハ・ハマド国際空港はさすが1位と思うところがあり、羽田のようにこじんまりとしていなく、それでいて疲れなく、機能的な印象を受けました。

ちなみに空港に入る際には搭乗券または予約確認書(スマホ画面でOK)が必要でしたが、他の中東やアフリカのように入る時の荷物検査はありませんでした。

カタール航空のチェックインカウンターに行きます。本拠地なので、目的地別にカウンターは細分化されておらず、大括りに分けられていました。

とは言え、エコノミーなので行列ができており、ワンワールドステイタスはないので、並びます。新興国のLCCのチェックインカウンターでは30分はかかるようなところも10分でチェックインは済みました。このあたりの処理能力も世界トップクラスのキャリアと言う片鱗が見えます。

国の威信をかけて世界トップになった空港だけであり、豪華な空港です。モニュメントが多く、SNSに取り上げてもらう機会を提供している感じでした。それが認知度と満足感につながるのでしょう。

利権の食い物にされて利用者に還元が少ない国の空港も見習ってほしいところです。

ラマダン時期は人の移動も少なくなるようですが、空港内はイルミネーションに近い専用の飾りがありました。クリスマスとか正月とも違いますが、かなりに大事な時期なのでしょう。

中東に来ると白い着物のような衣装を着ている人が目立ちますが、この時期だけはほとんどいませんでした。

搭乗記

手荷物検査からもラウンジからも比較的近いC9ゲートでした。チャンギ空港でANA便に乗るよりははるかに歩く感じはありませんでした。サイネージが贅沢に使用されています。

今回のフライトは短距離と言う事でA320でした。ANA32Pを彷彿させます。時間通りに搭乗が始まり、ガラスの搭乗橋を歩いて行きます。砂嵐で汚れていそうですが、綺麗でした。

世界トップクラスのビジネスクラスも短距離線となると2-2配列の普通のリクライニングシートでした。まあ、座るわけではありませんが。

内装だけでなく、外装もスマートなDOHターミナルであります。ワンターミナルでつながっており、成田は見習うところが多いと感じてしまいました。

ドーハからバーレーンまでは91マイルとなかなかの近さであります。MMY-ISGが76マイルであり、ジェットで飛んでいるとあっという間であり、そんな感覚です。砂漠な国ですが、海は浅瀬が多いのか漆黒と言うよりは南国な雰囲気が漂います。

ラマダン期間のスペシャル

91マイルのフライトでどれだけ安定飛行があるのか不明ですが、使い捨てのウェットタオルが渡されます。この辺り、スカイトラックス品質ですね。

そうすると結婚式の引き出物までとは言えませんが、ずっしりと中身が入った紙バックが渡されます。バッグもラマダン仕様のスペシャルであり、新千歳空港にある北海道の地元のお土産店のようなパッケージです。このあたりも世界一らしいところです。

中身は到着後ホテルにて開封してみました。基本的には粉ものが多く、ブラウニーにおかず系味のパイが二つ、箱菓子のような二つの一つはデーツ(オタフクソースで有名な)に甘いお菓子でした。デーツはナツメヤシの実であり、干したもの(ドライフルーツ)はプルーンに大きさが似ています。なんとなく、ゲンゴロウとかそれまがいの虫やGを想起してしまいますが、ドライフルーツとしては程よい甘さでいい感じです。

これらは機内で食べても良いのですが、やはり時期的には持ち帰りと言う事なのでしょう。まあ、フライト時間が短いのでこういう結果ではありますが。

蓋し、ANAプレミアムクラスのOKA-ISGでもこれほどの盛り盛りはないので、エコノミークラスで、カタール航空が太っ腹なのかラマダン時期は特別還元なのか、その組み合わせなのか不明ですが、色々と搭乗していると色々な経験が出来るものです。

バーレーン到着

あっという間に着陸態勢となり、着陸です。バーレーン国際空港(BAH)に到着です。人名が空港名についていない空港のようです。最近は珍しいです。

ガルフエアの本拠地でもあります。首都のマナーマから7kmほど離れていると言う事ですが、もはや羽田よりも都心まで近い空港であり、便利であります。首都とそのほかの都市の境がわからない感じてす。

入国の際には、係員はヨーロッパのように不機嫌ではなく、陽気であります。(なんでヨーロッパの公務員はああのか、カバナンスとか考えてしまうくらいです)が、入国に必要な費用はオンタイムでクレジットカードで課金されました。まあ、スムーズでしたので良いのですが。

現在もとてもモダンでありますが、かつてはスカイトラックスで世界一になった空港でもあります。現在はドーハやマスカットなど近隣空港が続々とターミナルを新しくしているため目立ちませんがとても快適な空港でした。

スペックだけ見ると日本の7大空港(羽田、成田、関西、新千歳、中部、福岡、沖縄那覇)と比較すると規模は小さいものの、とても設備が整っており、清潔であり、日本の空港は過去形になりそうです。もともと、この分野で参考にされたのですら、復権して欲しいところです。

とは言え、日本の地方空港は規模が小さく、設備も古いのですが、海外の地方空港と比較すると日本品質を感じるところに活路があるのかもしれませんが。

この後はUberでホテルに向かいました。ピックアップポイントで少し躓きましたが、ドライバーの機転でスムーズでした。Uberは意外と人力が効いているのかもしれません。

ここまで中東の大きな街に寄り道してみましたが、砂漠のイメージと言うよりは普通に今の都市であります。長く暮らしてみると色々と問題は沸いてくるかもしれませんが、家と仕事場の往復でスーパーやコンビニぐらいしか寄らない生活だと東京もこうした街ともあまり変わらないのではと感じてしまいました。まあ、東京も過去には東京砂漠と唄われているので何とも言えませんが。

最後に

今回はラマダン時期にカタール航空に中東内フライトを利用してみました。数日前にまだラマダン時期ではない時に同キャリアの短距離フライトに搭乗しました。その時はエコノミーで短距離でも機内で食べるための食事がありました。

ラマダン時期は食事はないかと思うとテイクアウトが充実していると言うサプライズでした。エコノミーでこれほどのものが配られるのは日本にいるとサプライズであり、随分、長い斜陽な時期が続く日本とは違う感じでした。

まあ、日本でも元旦ライトではプレミアムクラスではおせちがあったりするので、普通席でも餅を配ったりと思いますが、餅だと喉に詰まらせると緊急着陸リスクがあり、なかなかできないのでしょう。

ただ、正月、盆は繁忙期でケイタリング工場での供給が間に合わないにしても春と秋の彼岸時期に普通席でもアンコものやテイクアウトでカップ彼岸ぞばとか出せば、それこそ、Inspiration of JAPANなのではないでしょうか。その時期の客室乗務員さんの負担は増えて、特別手当とか増えて決算に影響はあるものの、サステナブルと比較するとどうかわかりませんね。

今回体験した、カタール航空のラマダン時の振る舞いでそんなことを感じてしまいました。振る舞いは大事ですね。おしまい、獅子舞。

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