ドーハ・ハマド空港にあるプライオリティパスで利用できるアルマハラウンジを訪問してみましたので、お伝えします。
場所
ドーハ・ハマド空港のパスポートコントロールと手荷物検査を抜けた後のエアサイドにあります。パスポートコントロールから近いのでアクセスは良いのですが、同空港は巨大なのでゲートに行く時間は逆算しておかないといけません。ゲート番号まで確認要です。
エントランスは大きく、行列ができていないので、空いているかと思うと混んでいても良いですか?と言われてしまいます。ワンワールド・サファイアでもないので選択肢はないので相席覚悟で入ってみます。
そうする座るところがないくらいの混雑でした。ただ、冷静に見ると相席をしている人が多く、挨拶を交わさずとも空いている席に座ることが出来ました。ただ、あんまり空港ラウンジの優雅さはありません。
プライオリティパスとかはある程度の人だと海外だと持って当たり前なのかもしれません。服装からも割と旅慣れた人が多い印象です。
ラウンジ設備
仮眠できるチェアもありますが、すべて埋まっていました。ラウンジでは寝るより、吞むなのでガッカリではありませんが。
ラウンジ内にはトイレもシャワーもあります。トイレぐらいは良いですが、海外のホテルでないシャワーは海水浴場のようなものなのでよっぽど汗を流したいとかでないとなかなか利用する気にはなりません。
さすがカタール航空の本丸であり、ほぼQR運航便です。他のキャリアを探すのは難しいくらいです。
ソファの下には一斗缶みたいな銀ピカなケースの中にコンセントがありました。仰々しい感じであるのですが、ヨーロッパタイプでもユニバーサルタイプでもない現地のタイプのみでした。USBもなく、がっかりです。
シートエリアとフードエリアの間には不思議なオブジェと言うかモニュメントがあります。カブトガニみたいですが、本物の水が流れている噴水でもない装置であります。一番近いのはスーパー銭湯にある寝湯に近い感じであります。勘違いして服を脱いで寝る人もいるかもしれませんが、カタールは日本と同じく刑罰は重いので注意が必要です。
フードドリンク


さてフードとドリンクです。スイーツはプリンと甘いイチゴソースっぽいものが沢山ありました。プリンは結構人気のようでした。ソフトドリンクは缶のみでした。
お茶はグリーンティーもありました。海外のグリーンティーは日本の緑茶とは違い、ミントが効いていたりするものもあれば、海外でも出汁のような味わいのあるものもあり、最近は深酒した朝に興味があるのですが、ここは海外の人に受ける感じでした。
食事は軽食中心であります。普段、仕事中も忙しくてコンビニのサンドイッチで、休みで空港ラウンジにいてもサンドイッチと言うのは因果です。でも、そういう状況に陥らせていたり、それが好きな自分でもあります。
豆にゲル的などろどろとしたソースなのかよくわからないものがあります。海外に来るとこういうのが多いです。パンなどにつけて食べるものですが、あまり人気がないようです。
一方で、真ん中に二つだけ残ったのはパセリとトマトと言えばのタブレサラダがありました。イタリアンパセリでない、いわゆるパセリは苦手ですが、トマトと合わせてスパイシーなドレッシングで合わせているとパセリも整腸剤のように感じてしまい、手が伸びるところです。
野菜と豆しかないのかと言うとそういう事はありません。当然、味の濃いホットミールもあります。定番のパスタとペンネの小麦ものを味の濃いトマトソースであえたパスタが重鎮です。
肉はないのかと嘆くとそんなことはなく、みんな大好き鶏肉であります。ビーフじゃないのかと文句を言いつつも、ムネ肉もモモ肉も味付け濃く調理されていると食べてしまいます。プロテインとか言い訳をしてしまいます。
人によってはトリカワに背徳感を感じつつも、肉食獣だった遺伝子を呼び起こすかのようにむしゃぶりつく人もいます。
ラウンジも1時間もいると混雑度は夏の雨雲のように大きく変わるものです。アクセスした時は激込みでしたが、時間とともに空いてきて相席なしで座れる場所が空いてきました。無理に相席をしている必要性もないので、移動します。
今回はラマダン時期に同空港を利用しました。プライオリティパスのホームページではラマダン月間はアルコール飲料をご提供できません。と記載されていましたが、ラウンジではビールを飲んだり、ワインをグラスで飲んでいた人がいるのにフードエリアにはそうしたカウンターがないので、バックヤードから出てきたスタッフにワインは?と聞いてみます。
そうすると再びバックヤードに戻り、グラスとワインボトルを持って来てワインを注いでくれました。出国審査後と言う事もあり、治外法権だったのでしょうか。(そんなことはないですが)
中東と言ってもワン中東ではなく、国によってアルコールの対処は違うと言う事かもしれません。なんかホッとしました。
最後に
今回はドーハ・ハマド国際空港のプライオリティパスで利用できるラウンジを利用してみました。同空港はカタール航空の本拠地であり、ワンワールドでステイタスがあれば利用すること少ないラウンジでありますが、そうでない人にとっては、プライオリティパスで利用するのが多いのかもしれません。
それほど広くなく、最初は混雑していたりと第一印象は良くないですが、いれば都な感じでした。まあ、ワンワールド以外の利用での選択としては有りでしょう。さよなら。