クアラルンプール発券と言えば、日本人が利用する海外発券の代名詞ですが、新コロがやって来てからは何か薄れてしまったように感じますが、ビジネスクラスでも安いルートがありましたので、まとめてみました。
クアラルンプール発券で安い都市は
クアラルンプール発券で安い都市と言えば、東京行きや北米行きが安いといえます。ただし、プレミアムエコノミーや100%加算のエコノミーが主体であり、生ビジネスクラスは東京経由の沖縄往復をつけないとペイしないくらいであります。
日本以外で見てみると欧州などはあまり安くなく、日本人にしか熱くならないのかもしれません。
まれにクアラルンプール発券のデンパサール行きのSQのファーストがお手頃(単価的には×)であったりします。また、クアラルンプールを目的地とするとスカイチームのサウディアのビジネスクラスが9万円だったりします。
ターキッシュエアラインズ クアラルンプール=ヒューストン ビジネスクラス往復
以上のように日本または日本を経由するフライト以外のビジネスクラスを検索してみると結構おもろしい路線がありました。
最近はマニラやジャカルタ発の二大陸横断の北米行きは有名となり、クアラルンプール発券は地味なっていましたがそうでもありませんので、まとめてみました。
旅程
今回は夏休み時期となります。8月8日の23時過ぎにKLIAを出発します。イスタンブールには朝5時に到着し、9時間の乗り継ぎでヒューストンに向かいます。ヒューストンには8月9日の19時過ぎとなります。
ANAの羽田発クアラルンプール便を利用すると乗り継ぎ時間が17時間近くなるため、PCRという面倒な手続きが外れていれば、前日入厩して、ホテル修業でレイトチェックアウトという手もあります。
それが難しいようであれば、シンガポールまでANA便で行き、そこから敢えてLCCを使わずT1内で乗り継げば比較的短い時間で乗り継げるかもしれません。
イスタンブールでも入国しなければ陰性証明は不要であり、最終目的地のUSでのチェックだけとなりそうです。
復路は8月13日の21時前にジョージ・ブッシュ(パパ)・インターコンチネンタル空港を出発し、イスタンブールでの乗り継ぎは2時間弱となります。クアラルンプールには朝10時到着と羽田行きのANA便に適切な乗り継ぎ時間で行けそうです。
KLIA1の乗り継ぎカウンターは出発の2時間ぐらい前でないと出現しないため、オンラインチェックインを駆使して、ゴールデンラウンジになだれ込むというのができれ゛はベストのようです。
ちなみに今回の機材はKUL=ISTはA330、IST=IAHはB777-300ERであり、最新鋭のB787がないのは残念ですが、それでも結構いいシートと言えます。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアポイントは下記のとおりです。
運賃 約258,065円
予約クラス Jクラス(100%+400PP)
プレミアムポイント 24,788PP
PP単価 10.41円/PP
後ちょっとで9円台というところですが、ターキッシュエアラインズの100ビジネスの宿命かもしれません。そうは言っても約2.5万PP積算するのは驚異的であります。
何よりもANA便との接続がしやすいクアラルンプール発券ということで、旅程が組みやすいのが一番かもしれません。KLIAのターミナルのエアコンが寒すぎるのはかなりきついですが。
最後に
クアラルンプール発券と言えばANAとJALの独壇場で日本かアメリカ行きというのが定番でありましたが、アメリカ行きはアメリカ行きでもビジネスクラスで大西洋を渡っていくという選択肢ができ、面白いかもしれません。
今年の夏、緩和が十分となれば、絶対やってみたい修行ルートであります。