
JWマリオット・ホテル・東京に行って見ましたのでお伝えします。
場所は高輪ゲートウェイシティ

JWマリオット東京は山手線の駅で一番歴史が浅い高輪ゲートウェイ駅に直結しています駅としては新しいですが、鉄道の歴史として日本の鉄道の創成期から存在している場所です。
3年半前に来た時は駅舎だけで周りには何もありませんでしたが、現在はものすごく変化しています。

もともとはJR東日本の主に東海道線や寝台特急車両を留置する車両基地でしたが、上野東京ラインの開業や寝台列車が少なくなったため、土地が余剰となり、余剰となったスペースを生かして再開発と言う事で生まれた場所です。
と言ってもまだまだ車両基地として機能しており、東海道新幹線も見られますし、唯一の定期寝台列車のサンライズ出雲が昼寝している姿が見えたりします。

高輪ゲートウェイシティは高輪ゲートウェイ駅直結であり、直結駅としては日本一近いと言っても言いぐらい改札が近いです。かなり土砂降りの雨の日でも傘いらずです。
港区・品川区エリアでマリオットヴォンボイのポイントが貯められ、ポイント泊ができるホテルは品川駅ではザ・プリンス さくらタワー東京、東京マリオットであり、白金高輪駅ではシェラトン都ホテル東京、虎ノ門ヒルズ駅では東京エディション虎ノ門、浜松町駅ではメズム東京がありますが、群を抜いての駅というか改札からの近さを誇っています。
ちなみに南改札の方がホテルエントランスには近く山手線だと1-3号車に乗った方が便利です。

高輪ゲートウェイシティは5つのビルで構成される予定であり、THE LINKPILLAR1 サウスとノースとTHE LINKPILLAR2とMoN Takanawaという隈研デザインの文化創造施設と、そして、レジデンスとなっています。
いずれも東日本旅客鉄道が家主であります。現在オープンしているのはTHE LINKPILLAR1 サウスとノースの2棟の一部であります。実感するのはその規模の大きさであり、JR東日本にとっては社運を賭けた再開発と言うのがわかります。

品川方面も再開発が進んでおり、東西を結ぶ環状第4号線(高輪区間)の跨線橋も見えてきてかなりできています。完成すれば天王洲アイル付近のタワーマンションから品川駅や都心へのアクセスが良くなることでしょう。
リニアが出来る前に品川は随分変わることでしょう。

THE LINKPILLAR1 サウスとノースです。ツインタワーになっていますが、都庁のように左右同じ大きさではなく、サウスの方が少し断面積は小さめでありますが、1階と地下にはコンベンションホール(マリオットとは関係なくJR東関連)があったりします。
同地は羽田空港に着陸ルートの一つでもあるため、虎ノ門ヒルズのような超高層ではないものの、建物大きさが壮観です。白金の高台から見ると良くわかります。

そして、この2つのタワーを繋ぐ部分には2025年9月中旬にNEWoMan TAKANAWAか開業するとのことです。約200店舗が入るとのことで、そんなに人が来るのかと思うくらいです。豊洲とか競合となるのでしょうか。

高輪ゲートウェイシティから第一京浜を渡り、山手側に行くと泉岳寺があります。大石内蔵助とゆかりの深い寺でもあります。
高輪ゲートウェイシティは泉岳寺駅からも近く、同シティの第一京浜側にはすでに六本木ヒルズの地下鉄の入り口のような施設は完成はしているのですが、地下鉄側の都合なのかオープンしていませんでした。現在は2回横断歩道の信号待ちが必要な感じでした。
泉岳寺駅は京急に直通しているので羽田空港と成田空港への一本で行きます。一番早い列車だと羽田までは18分となります。京急線は込んでいるのが難ではありますが。
JWマリオット・ホテル・東京

JWマリオット・ホテル・東京は一番品川駅寄りのTHE LINKPILLAR1 サウスに入っております。2階にはブルーボトルコーヒーが入っており、ベンチが多く座る場所を探すくらいコーヒーを飲んでいる人やサラリーマンが仕事をしていたりしました。

JWマリオット・ホテルへのアクセスは1階と2階であり、実際のホテルは23階から30階までとなています。

同ホテルホームページより
開業は2025年10月なので当然入れませんが、すでにエントランスの外観やサインはオープンとなっていました。上のイメージは1階のエントランスです。

同ホテルホームページより
上層階には屋内プールもできると言う事です。夕日が写っているので、白金側と思われます。富士山も見えるのかもしれませんね。

南風時の15:00から19:00まで羽田空港への着陸はいわゆる都心ルートとなることから、A滑走路とC滑走路に北側から着陸する飛行機が頻繁に見ることができます。2階でも773や772とか区別がつくくらいエンジン音が聞こえるので、30階からだとさらに迫力が増すことでしょう。

同ホテルホームページより
客室はモダンでラクシュアリーな雰囲気です。高層階と言う事もあり、静かに時間が流れていくことでしょう。タワーホテルではありますが、大きなビルなので想像以上に余裕を感じられそうです。
最後に

と言う事で、JWマリオット・ホテル・東京に行って見ましたが、開業していないのでエントランスまでと言う結果となりました。
最後に2025年11月の1泊のレートを調べてみました。開業間もないと言う事もありますが、14万円でした。シンガポールやデリー空港近くやアンカラのJWマリオットとは桁違いであります。ポイント泊については未だ出て来ないので、しばらくはなかかな手が届かない存在になりそうです。
着陸する飛行機を見ながらクラブラウンジで浴びるように飲んでみたいところです。
こんな場所に人が来るのかと高輪ゲートウェイ駅が出来た頃は思いましたが、今実際に行って見ると、噴水の周りには家族連れが多く、泉岳寺駅と品川駅側への動線にはビジネスマンが多い感じでしたので、街として今後、賑やかになりそうです。