トルコの首都アンカラにあるエセンボーア国際空港・国内線ターミナルにあるターキッシュエアラインズのラウンジを利用してみましたので、お伝えします。
エセンボーア国際空港
トルコの首都でありますが、国内線がメインの空港であり、約8割が国内線利用と言う事で国際食うと言う名前の割にはドメ感を強く感じます。
ターキッシュエアラインズの完全子会社であるLCCのA Jetの巨大なモックアップが飾られています。フルサービスキャリアがLCCを子会社として保有しているケースは大きいですが、往々にしてフルサービスのコーポレートカラーとは真逆のカラーリングになるケースが多いのですが、A Jetもブルーが貴重です。ターキッシュエアラインズは赤であります。
ラウンジレポート
国内線なので手荷物検査のみ通過してゲートに行きます。ただ、同ラウンジはゲートのあるフロアから1階にエスカレータで降りたところにあります。
入り口にLOUNGEと書いてあります。その下にSTAR ALLIANCE GOLDと書かれており、その下にトルコ語でic hat ozel yolcu salonuと書かれており、翻訳してみると国内線専用旅客ラウンジと言う意味であり、やはりラウンジのようです。
写真のように完全に閉じられて空間ではなく、すぐに撤去が出来そうなパーテションで区切られた場所がラウンジとなっています。
スカイトラックスから高い評価を得ているキャリアの割に国内線とは言えども随分、コンパクトでシンプルです。ターキッシュエアラインズのホームページを見ても、工事中とかいう情報もなく、これが正規のラウンジなのかと思ってしまいます。
調べてもあまり情報はないのですが、国内線のラウンジはエアサイドではなく、手荷物検査前にあるような情報もあり、この空間は急いでいる人用のエクスプレスラウンジのようなところなのかもしれません。実際にラウンジの奥にはバスゲートがあり、沖止めの飛行機に向かう人が沢山いたました。
そいう言う事であれば、羽田でもあり得るような形であります。まあ、沖止め比率が下がり、本館南がバスラウンジから近いのでこうしたことはしないでしょう。
朝と言う事もあってかサンドイッチなどのさっと食べられる軽い食事がメインでした。きちんと個別包装しているのが航空会社らしいと言うか、機内食と共有していると言う事かもしれませんが。
一応、ホットミールもありました。カロリーが高そうです。
ドリンクについてはアルコールはなく、ラウンジと名乗る割にはサービスはちょっとです。まあ、国内線でターキッシュエアラインズを利用する人は仕事利用と言うのが多いのでお酒を飲んでもいられないのが想定され、需要が少ないのでそういう結果かもしれません。
フルーツやケーキもあるので、この辺りでラウンジと言う感じが出てきて、一安心です。
生野菜(ミニトマトときゅうり)もありました。チーズもあり、朝食モードのようです。
コーヒーは充実していました。急ぎでさっと飲むとしても美味しくないとと言う事でしょうか。
出発案内を見ているとAJetの存在感があります。ターキッシュエアラインズは長距離国際線が主戦場のようにも感じてしまいます。
最後に
今回搭乗したイスタンブール行きのフライトは沖止めではなく、ボーディングブリッジありのゲートからの出発でした。バスラウンジ直結の同ラウンジはあまり意味がありませんでした。
エクスプレス仕様で落ち着かなかったので、ラウンジに入室して10分程で、アクセスできる別のラウンジに移動してみました。